『再婚承認を要求します』のネタバレと感想です。今回は原作小説148話のストーリーについて紹介します。
前回エベリーが魔力を取り戻し、読者の多くがガッツポーズをしたのではないでしょうか。このままいけばエベリーは以前のような潤沢な魔力を取り戻せるかもしれませんね。
この先どうなるのでしょうか？続きを読んでみましょう。
目次
エベリーは魔力を取り戻し、一同はネックレスを調査する
調査中、事件が発生する
わずかとはいえ魔力を取り戻したエベリーは、大喜びして宮廷魔法使いにその旨を報告します。さらにその事実はソビエシュにも伝わり、一同は「例のネックレスのおかげで魔力が回復したのでは？」と推測して調査をすることにしました。
もしそうなら、エベリーの残りの魔力も取り戻せるでしょうから。
しかし調査中、事件が起きます。
ネックレスに手を伸ばした魔法使いが突然倒れて、さらに魔力を失ったのです。
魔力を喪失した彼はひどくショックを受けており、ソビエシュが慰めても絶望から抜け出せません。
そのためソビエシュは必ずや原因を究明してお前の魔力を取り戻してやると約束をし、その日以降ずっとこの事件の解明に取り組みました。
東大帝国の調査結果
調査の結果、今回の事件が『魔力減少現象』と関連がある可能性が高いという結論が出ます。
そこでソビエシュは例のネックレスの出所を調べるため、秘書をアカデミーに向かわせました。
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ナビエ視点｜母の秘密を知ってしまう
ハインリのためにケーキを作る
もうすぐハインリの誕生日なので、ナビエは彼のために手作りケーキを作ろうと考えます。
母親がいつも家族の誕生日にケーキを作ってくれたので、ハインリにもその美味しいケーキを食べさせてあげたいと思ったのです。
トロビー家の裏事情
しかしレシピ通りに作っても、全然美味しくなりません。そこで宮殿に滞在していた母親に相談したところ、彼女は冷ややかな顔で言いました。
「実はあのケーキ、シェフが作ったものなの」と。
相手が喜ぶ姿を見たいなら、美味しいケーキを手に入れて自分が作ったと言えばいい。手作りしたマズい物を食べさせるより、前者の方が喜ばれるだろう。
それが母親の主張であり、思いがけず真実を知ったナビエは衝撃を受けるのでした。
ストーリー補足｜魔力を失うのは死活問題という話
この世界の魔法事情
魔法使いにとって魔力を失うというのは死活問題のようです。魔法が使えない我々にも、なんとなく気持ちは分かりますよね。
王宮に仕えるレベルの魔法使いであれば今まで必死で魔法の勉強をしてきたはずで、それこそ人生の大半を魔法に捧げてきた人もいるでしょう。そんなある日、魔力を失ってその原因も不明となったらーーー
まあ絶望しますよね。
だからこそ今回登場した魔法使いはショックで気絶して、エベリーが魔力を失ったときもナビエに抱き着いて大泣きしていました。
私達の感覚で例えるなら将来有望なピアニストが指を痛めてピアノを弾けなくなったとか、サッカー選手が足を痛めて走れなくなるとか、そんな感じなのかもしれません
再婚承認を要求します・原作小説148話のネタバレと感想
ネタバレ感想
ナビエママは結果重視タイプですね。相手が喜んでくれるのが一番であり、そのためには嘘も必要という考え方なのでしょう。
この考え方は別に珍しくもないし、良い家庭を作るためには確かにこういう偽装工作(？)も必要なのかなと思います。
ただ管理人、この意見を聞いて震えました。
というのも管理人は真心を大事にしたいタイプで、特別な人には特別なものを贈りたいと思ってしまうタイプなのです。多分ナビエも、現状ではそう考えていたと思います。だって新婚夫婦ですから。
でも今回ママに「真心よりも大事なものがあるんだよ」と冷水をぶっかけられたので、かなり衝撃を受けたーーーというか反省しました。
いやそうですよね。真心を込めるのが正しいワケじゃないですよね・・・夫婦円満の秘訣を教えられた気がします。
