ピッコマで連載中の『ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~』。
最終回がどんな展開になるのか知りたい人は多いでしょう。カシスとの恋愛の行方、毒蝶による影響、シルビア争奪戦の結果など…結末が気になりますよね。
そこで今回は『ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~』の原作小説について、最終回までのストーリー概要をネタバレします。
海外サイトや某掲示板にてネタバレが投稿されていたので、その内容をまとめました。
目次
『ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜』の最終回ネタバレ
アグリチェの末路

カシスがアグリチェ家を脱走してから3年後。
大人になったロクサナは、父親・ラントを裏切り一族を没落させます。
その後、彼女はアグリチェ家を去り、当主の座は弟のジェレミーが引き継ぎました。
なお当主となったジェレミーは、一族を復興させるため尽力します。
彼はロクサナを恨んでおらず、むしろ「姉が戻ってきたいと思える家を作ろう」と考えました。

ロクサナの体は毒蝶に蝕まれるも…
ロクサナの体は毒蝶に蝕まれていたため、道中で瀕死になります。
しかしタイミングよくカシスと再会し、彼のもつ浄化能力によって治療されました。
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最終回のネタバレ
結局、ロクサナはアグリチェ家に戻ります。ジェレミーと共に、一族の人間を導くためです。
どれほどアグリチェを嫌っていようと、ジェレミーが大切な弟であることは変わりません。だから親睦会で彼と再会した時、ロクサナは「絶対に見捨てない」と告げました。
そして最後は、2人でアグリチェを再建していく…という結末になるようです。
なおロクサナとカシスは恋愛関係にあったものの、彼もまたペデリアン家へと戻りました。
そのため最終的には遠距離恋愛で終わります。ちなみにデオンは、最後までロクサナに服従したままです。
小説内のロクサナが悪女になった理由
原作におけるロクサナの人生

主人公のロクサナは、今でこそ毒蝶をあやつる猛者。兄弟の中でもトップ3に入る実力者です。
しかし原作のロクサナはそれほど強くなく、屋敷内には守ってくれる存在もいませんでした。
そのため幼少期に学んだ誘惑術(ハニートラップ?)を使い、容姿に頼りながら生きてきたようです。

そして結局、ロクサナは15歳のとき試験で不合格になります。
そのため本来なら、アシルのように処分される予定でしたが…母親・シエラが涙ながらにラントに懇願したので、彼女は生き延びる事ができました。
カシスに一目惚れした
原作のロクサナは、カシスに一目惚れします。
そして彼を”おもちゃ”として手に入れますが、この時すでにカシスの精神は崩壊しており人形のようでした。理由はお察しの通り、アグリチェの人間によって酷い折檻を受けたからです。
ロクサナは毎晩カシスに話しかけるものの、彼はかろうじて反応するだけでした。
カシスの死をきっかけに変貌する
そしてロクサナが不在の日、カシスは異母兄弟(アグリチェの誰か)により処分されてしまいます。
カシスの死をきっかけに、ロクサナは冷酷な人間になります。そして同時に、アグリチェを崩壊させようと目論み始めました。
ロクサナによる悪魔召還
その後、ロクサナは魔術を行って悪魔を召喚します。
そして「過去と未来を変えたい」という願いを叶えるために、代償として自分とアグリチェ全員の命を捧げました。
兄・アシルの悲しい末路
ロクサナの兄・アシルの遺体は、”人形術”に使用されました。
”人形術”とはベルティウム一族が使用する術で、人間のように精巧な人形を作ることができます(30話参照)
しかもロクサナは、人形となったアシルの姿を見てしまいます。
そのきっかけは、彼女のもとに届いた謎の招待状。手紙で指示された場所に向かうと、人形となったアシルがいた…という地獄のようなストーリーです。

原作小説には「外伝」がある
『ロクサナ』の原作小説には外伝があります。
この外伝では、本編後のストーリー・IFエンディング・幼少期のストーリーなどが見れます。
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【感想】結末について

この章では『ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~』の最終回までのストーリーについて、管理人の感想をまとめました。
原作のロクサナが不憫すぎる件
原作のロクサナが不憫すぎて、天を仰ぎました。
悪女という設定なのでてっきりド外道かと思っていましたが、あの子は悪女じゃなくて可哀想な子ですよ…
アグリチェに生まれたせいで悪事を強要され、兄・アシルを奪われ、カシスに一目惚れするも彼はもう壊れていて、しかも不在時にコロコロされたのですから。
悪魔召喚は良くない事ですが、アグリチェ側の人間は誰一人として彼女を責められないでしょう。
あと余談ですが、管理人はネタバレサイトで「ロクサナは毎夜カシスに話しかけるも、彼は感情のない人形のようだった」という文章を読んで、メンタルに大打撃を受けました。
ひたすら可哀想。
全体的な感想
全体的な感想ですが、管理人の想像よりもずっとテーマの深い作品でした。
ただの悪女転生かと思いきや、タイムリープという意外な設定が隠されていたり深読みできる部分があったりと見所の多い作品です。管理人こういうの好きです。
また、伏線をきちんと回収しつつ自然なラストに仕上げたのも好印象。
そもそもロクサナが生き延びるには、父親・ラントを失墜させるのが必須作業でした。
29話で「カシス死んだフリ作戦」を行った時点で、彼女にはそれしか選択肢が無かったように思えます。ラントを潰さなければ、カシスの生存がいつか露見してロクサナが処分されていたでしょうから。
そして強力な指導者を失えば、アグリチェが衰退するのは目に見えています。なおアグリチェを滅ぼさなかったのは、母・シエラとジェレミーがいたからでしょう。
そう考えると、ロクサナの行動は最善手だったのかなと思います。
管理人さんの感想を読む限りではストーリーの壮大さはなさそうです。むしろ単純すぎてロクサナが不便とも思えませんが
海外の漫画の限界なのかな。その伏線もありきたりです。ですが、キャラ萌えをしているので今後とも楽しく見守ろうと思います!!
ご期待に沿えず残念です。
私は最終回までのざっくりしたネタバレ読ませてもらって早く単話が読みたくなりましたー。
ゴリコさんのネタバレ考察はどれも楽しめるし、ありがたいですm(_ _)m
なななおさん、ありがとうございます!作品の魅力が少しでも伝わったのなら嬉しいです!
復讐とか、親族間の骨肉の争いとか、恋愛とか、超個人的な事情がメインテーマっぽい話を、壮大とか持ち上げてるの意味分かんないなと思いました。
アグリチェとやらが存在している意義が、世界を成り立たせている根幹=地球でいうオゾン層や、地中にあるマグマレベルで世界に必要不可欠で、アグリチェの有り様を変えると世界崩壊危機レベルになるとかの裏話があって、そっちを上手く押さえ込みながら、相手役のヒーローと恋愛しつつ、実の親兄弟と骨肉の権力争いする話とかなら、確かに『壮大』な話と言っていいと思いますけど……
そんな感じの事情もなく、ただの復讐ピカレスクロマン潭なら、『壮大』とは少し言い過ぎかと思いますよ?
何故ならば、主人公が復讐成し遂げても、指導者が変わっただけで、世は常に事もなしな結末に至るっぽいみたいですし?
だって、身近な例えで言えば、総理の名前変わっても、私らの生活、殆んど変更ないですやん?
そんな感じで、主人公の行いって、本当に壮大と称すべき行いですか?と、大変疑問に思いました。
ただ、かなり興味深い題材のお話なのは同意します。
>通りすがりさんへ
貴重なご意見ありがとうございます。
作者様がストーリーの随所にいれた仕掛けや設定に敬意を表して『壮大』という言葉を使ったのですが、ご理解を得られず残念です。
ただご指摘いただいた通り、壮大という言葉を使うと語弊がありそうなので、記事内の該当部分を変更しました。
ネタバレありがとうございます!!
凄く凄く気になっていて
けどなかなか進まなくて
モヤモヤしてたけど
最後がわかってよかったです
気になっていたことが
全てわかって安心しました
残念なのは
遠距離恋愛で終わってしまった事くらいですね
外伝で2人のイチャイチャが
見れたら幸せですが笑
凄く絵も綺麗で好きなお話だったので
ほんとに先が知れて嬉しいです
ありがとうございました!!
休載にそろそろ待ちきれず、ネタバレを読みに来ました、原作ネタバレありがとうございます。
カシスとロクサナの恋愛を見たくて漫画を読んでいたので、原作通り遠距離恋愛で終わってしまうとしたら、正直あっさりしすぎて悲しいです…。
でも、か弱いはずのロクサナが上位の強さになっていたり、精神崩壊しているはずのカシスが自我をしっかり保っていたり、一目惚れするはずのロクサナがそうではなかったり(少しぐらいは好きになってそうですが)、結構原作と違う部分も多いようなので漫画ではじっくりとカシスとの恋愛を描いて下さると期待しておきます笑
何しろ漫画の方のイラストが好きすぎるので気長に待とうと思います!
>豆大福さん
漫画版の独特なイラスト、素敵ですよね。連載再会が待ち遠しいです。
デオンは、どうなってしまったのでしょうか?
>カリナさん
申し訳ないのですが、デオンに関しては情報がなかったので掲載していません。
ただ生き延びてそうな気はしますよね。なにせデオンですから。