漫画『結婚商売』の57話のネタバレと感想です。
身を守るため剣術を習うことにしたビアンカ。しかし指導役はザカリーではなく軍部長のロベルでした。
彼女は果たして訓練に耐えられるのか、そもそもなぜ彼が指導役に選ばれたのか・・・ストーリーの続きを読んでみましょう。
ビアンカの剣術指導役に選ばれたのは、軍部長のロベルだった
ロベルによる剣術訓練がはじまる
その日からビアンカは、ロベルに剣術の指南を受ける事になりました。ロベルは模範的な剣術をふるう騎士であり、またビアンカとの身長差も少ないので師匠として最適だったのです。
が、しかし。
ビアンカは運動などろくにした事が無いので、思うように体を動かせません。
腹に力を入れろと言われても、それがどういう事なのか分からないのです。
ロベルが指南役に選ばらえた理由
ビアンカは訓練が終わった後、ロベルが迷惑しているだろうと思い「嫌なら指導役をやめても構いません」と告げますがー――
予想に反し、ロベルは望んでビアンカの指導役を引き受けたのだと答えます。
「…誤解しないでください、奥様。私が奥様の剣術指導を引き受けると、伯爵様に直接お願いしたのです」
引用元:結婚商売57話
その言葉にビアンカは、トーナメント中のロベルの姿を思い出しました。
あのとき彼は、ビアンカに無礼を働いたジャコブに激怒していたものの、結局のところ雪辱を果たせず怪我をして帰還しました。
そのため彼女は、ロベルは罪悪感ゆえに指南役を引き受けたのだろう…と考えました。
訓練後、ビアンカは予期せぬ人物と遭遇する
茂みに誰かが隠れていた
そして結局、ビアンカはこれからもロベルに剣術の指南を頼むことにします。それを遠回しに伝えると、彼は嬉しそうに微笑みますがーーー
その時、茂みの方からガサガサと音が聞こえます。
警戒したロベルが茂みを覗いてみると、そこにはセリーヌ令嬢(51話でビアンカを貶めた貴族令嬢)が隠れていました。しかも彼女は、なぜか町娘のような服装をして焦った顔をしています。
さらにその時、すぐ傍で「あら、いらっしゃったんですね」と声がしたので視線を向けてみるとーーー
なぜかそこには、町娘の恰好をしたオデリー王女が立っていました
まとめ|結婚商売57話のネタバレと感想
結婚商売57話のおさらい
今回から剣術修行をはじめたビアンカ。今はへっぴり腰ですが、ロベルがきっちり指導してくれているので案外上達するかもしれませんね。
そもそもの話、ビアンカの実家は武芸に秀でた家系です。実父のグスタフはともかく、兄のジョアシャンはああ見えて剣術に秀でていますから。トーナメントの時も、その実力をいかんなく発揮していましたし。
つまり血筋でいえば、ビアンカも女剣豪として頭角を現す可能性は十分にあるのです。
ジャコブの刺客に襲われても、物理的に撃退する伯爵夫人・・・見てみたいですね!
ネタバレ感想
セリーヌは52話にて、早とちりでビアンカを侮辱した貴族令嬢です。
本来なら罰を受けて首都に立ち入り禁止となるはずでしたが、オデリー王女が気を遣ってくれたので王女付きの侍女として働くことになりました。
しかし今回、なぜかセリーヌは町娘の恰好をしていました。しかもオデリー王女まで同じような格好です。
2人はいったい何をしているのか謎ですね。
個人的には、オデリー王女は庭園づくりが趣味でセリーヌもそれに付き合わされているのかな?と思いました。
セリーヌは貴族令嬢なので今まで土いじりをした事がなく、ギブアップして途中で逃げ出した・・・とかそんな状態なら、ラストのあの状況にも納得がいきます。
剣を習うんですね!伯爵様ではなく、ロベルに!これでジャコブに対抗できますかね、ビアンカ!!
コメントありがとうございます!男女の力の差はあれど、不意をつけばワンチャンどうにかなるかもしれません。
グスタフはビアンカの母親の名前ではないですか…?
グスタフはビアンカの実父のはずですが、当サイトに誤表記があったという事でしょうか?もしそうであれば、お手数ですが該当箇所を教えていただけると幸いです。