漫画『義家族に執着されています』の56話のネタバレと感想です。
ペレシャティは前回のラストで、寝室にてテルデオと鉢合わせました。仮とはいえ夫婦なので一緒のベッドで寝ていますが、この後どうなるのでしょうか?
目次
ペレシャティは寝室のベッドにて、テルデオと鉢合わせる
ベッドで夫と鉢合わせた結果
ベッドの中にテルデオがいたので、ペレシャティは驚きます。
以前「一緒に寝よう」と言ったのは彼女自身ですが、いつも彼より先に寝ていたので改めて驚いたのです。
するとその時テルデオがどこかに行こうとしたので、ペレシャティは『私が追い出したみたい!」と焦りますがーーー
彼は湯たんぽを持ってすぐに戻ってきます。どうやら生理痛を心配したらしく、彼女をベッドに寝かせるとお腹に湯たんぽを乗せて温めてくれました。
ラピレオン家の女性陣は、月経でとても苦労していた
ラピレオン家の月経事情
それから3日後、ペレシャティが執務室で仕事をしていると医師のフィニアスが訪問します。そして彼は、この間伝えそびれた件について説明しました。
- 3日前に生理痛の話をしたが、あの質問にはあまり意味がなかった。
- 呪いについてはほぼ解明されていないので、生理痛の原因が呪いかどうかはフィニアスにも分からない。
- けれどペレシャティについては過労が主な原因と思われるので、経過観察をした方がいい。
なおペレシャティはこの時、同席していた女医にラピレオン家の女性の月経事情について質問します。
すると女医は、ラピレオン家の女性は生理痛と発作の時期がかぶらないよう薬で月経周期を遅らせていると教えてくれました。
そして出産になるとさらに危険になりますが、フィニアスによれば出産は母子ともに無事なケースが多いそう。
その話を聞いたペレシャティは意外に思いました。このような疑問について、部外者である自分に話してくれるとは思っていなかったのです。
セルフィウス視点|相変わらずペレシャティの件で悩む
サボり少年の助言
セルフィウスはここ最近ずっと荒れていて、アカデミーにいる時も口調が少し荒っぽくなっていました。
そのためサボり少年は、以前のイジメ事件を引きずっているのだろうかと心配して2人きりのときに話を切り出しますがーーー
セルフィウスにとって今問題なのは、ペレシャティをいかにしてラピレオン家に縛り付けるかという事。それこそ「僕があと10歳年上なら…!」と苦悶の表情を浮かべるほどです。
するとサボり少年は事情を察したのか、それなら彼女の気を引くようなものを探してみてはどうかと提案しますが・・・
セルフィウスの憂いは晴れず、ひとまず迎えに来たペレシャティに会いに行くのでした。
まとめ|義家族に執着されています56話のネタバレと感想
56話のネタバレ感想|地獄のような月経事情
56話では、ラピレオン家の生々しい生理事情が判明しましたね。
ラピレオン家の女性は、生理と発作の時期がかぶるケースがあるそう。つまり生理痛と発作の痛みがダブルで襲ってくる訳で・・・
この状況、考えるまでもなく地獄ですね。女性読者の皆さんはよくお分かりだと思います。
現在はフィニアスの薬によって月経周期をずらせるそうですが、薬が無かった時期の女性陣ーーーつまりセルシアやグローリアはさぞ大変な思いをしたでしょう。
仮に生理痛が軽かったとしても、生理による出血と発作による吐血で大量の血が失われます。そうなると貧血どころの話ではありません。
そう考えるとフィニアス様様ですね。今回は彼の有能さが分かるストーリーでした。
補足|ラピレオン家の出産
呪いがある時点で、ラピレオン家における出産は命がけだと分かります。フィニアスによれば危険性の割に死亡率は低いとの事ですが、それでも半分くらいは死に至るそうです。
そのためセルフィウスが生まれた時も、一族のみんなが心配していたのだとか。