漫画『結婚商売』の56話のネタバレと感想です。
ビアンカは悩んだあげく「ジャコブ第二王子を亡き者にしてほしい」とザカリーにお願いしました。かなり物騒な発言ですが、彼は何と答えるのでしょうか?
ストーリーの続きを読んでみましょう。
ジャコブを亡き者に!ビアンカがお願いした結果
ザカリーの答えは?
ビアンカがお願いすると、ザカリーはすぐに了解しました。彼もジャコブを邪魔だと思っていたので、殺気立った表情をしながら早速実行に移そうとしますがーーー
今そんな事をしたら、ザカリーは王族を殺害した罪で投獄されるでしょう。
そのためビアンカは必死で彼を引き止めて、戦争が起こったときに敵軍の仕業に見せかけて処分するよう言い聞かせました。
なおザカリーは妻の提案が不服らしく、今すぐジャコブを処分したいと言います。
しかしビアンカが「あなたが捕まったら、こうして一緒に過ごせないでしょう」と甘えてみせると、結局のところ妻に従うのでした。
もう1つのお願い
またこの時ビアンカは、ザカリーに剣術を教えてほしいと頼みます。
今回のような被害に遭わないように、そしていつか誰かを守らなければいけない時のために、自分には力が必要だと考えたのです。
翌日から剣術の稽古をはじめる
後日、ビアンカは剣術を習うためザカリーと一緒に庭に向かいます。しかし“剣術の先生”を見るや否や、ビックリして目を見開きました。
というのもザカリーが教えてくれると思っていたのに、指南役は軍部長のロベルだったのです。
補足|イボンヌは怪我が治るまで療養することに
療養中のイボンヌについて
ジャコブにどつかれて気絶した後、イボンヌはベッドに運ばれてきちんと手当を受けました(ちなみにガスパルは付きっ切りで看病していた様子)
なおイボンヌは翌朝目覚めたとき、泣きながらビアンカの安否を心配しています。
彼女もまた自分の無力さを痛感したらしく、ビアンカがお見舞いに来た時は「奥様を最後まで守ってあげられなくて申し訳ない」と謝罪していました。
結婚商売56話のネタバレと感想|ビアンカの例の発言について
結婚商売56話のネタバレと感想
アルノー夫妻はジャコブへの殺意がMAXですね。相手は王族だというのに、2人とも(特にザカリーは)ジャコブの処分について全く躊躇していません。
正直なところ管理人は、ビアンカが「あの男を××して!」と言い出した時点て断られると思っていました。ザカリーが妻をたしなめて、それでこの話は終わりだと思っていたのですがーーー
予想に反し、彼はビアンカの提案を即了承しました。止めるどころか今すぐ実行に移そうとするのだから、よほどご立腹だったのでしょうね。
56話はいろいろな意味で予想を裏切られた回でした。
考察|ザカリーが過激な理由について
ビアンカは56話で物騒な事ばかり言っていましたが、状況を考えれば仕方が無いのかなと思います。
このままだとジャコブは彼女だけでなく周囲の人まで傷つけ、さらに将来は自国を売るのですから。今ここで始末したいと思うのも無理からぬことです。
しかしその一方で、ザカリーの方は「妻が危険にさらされる」という理由だけで動いています。
普通はそれだけの理由で王族を処分しようとは思わないでしょう。逆に言えば、ザカリーはそれだけ妻を大事にしているという事ですね。
彼が怒るのは分かりますが、ジャコブとビアンカを引き離すだけなら護衛を強化するなり今回の事件を公にするなりすればいい話ですから。他にも対策方法はあります。
それでもジャコブを今すぐ処分しようとするのは、妻を愛するあまり恋愛脳になっているからでしょう。