漫画『結婚商売』の131話~132話のネタバレと感想を紹介します。
ブランシェ令嬢とデートすることになったソヴール。彼は持ち前の優しさと明るさで、頑なな彼女の心を少しずつ解きほぐしていきます。そして一方、ロベル組は何やら不穏な雰囲気ですが、この先どうなるのでしょうか?
結婚商売131話の概要|謎の令嬢・エバの正体とは?
エバは〇〇の娘だと名乗る
ソヴールたちが楽しくデートしている間、ロベル&エバ組はチェスで勝負します。そして勝者となったロベルは、褒美としてエバに正体を明かすよう言いますがーーー彼女の言葉を聞き、目を見開きました。
というのもエバは敵国・アラゴンの公爵家の一人娘だと名乗り、さらにロベルにプロポーズしたからです。
「エヴァンジェリン・ノーサンバーランド。私の名前です。アラゴン国ノーサンバーランド公爵家の唯一の娘です。私と結婚する人はノーサンバーランド公爵位を得ることになります」
「公爵位をかけてあなたにプロポーズしたら、受け取ってくれますか?ロベル卿」
引用元:結婚商売131話エバの台詞
結婚商売132話の概要|ソヴールは令嬢に告白!結果はどうなる?
エバの嘘とロベルの尋問
しかしエバの話は妙でした。ノーサンバーランド公爵家は、後継者がいないため王家に爵位を返上したからです。
それを指摘するとエバは嘲笑を浮かべたので、ロベルは気分が悪くなります。
結局、エバは何者なのか?そう問いただすも彼女は不敵に笑うばかりで、肝心なことは何も答えず去るのでした。
ノーサンバーランド公爵家のはなし
エバの真意は不明ですが、この縁談に“意図”があるのは明白。
なお帰還したソヴールによれば、彼もブランシェに縁談を断られたそう。しかし話を聞くに、彼女はソヴールが嫌で断ったのではなく何か事情があるようです。
「ソヴール卿。あなたはとても優しくて、気遣いできる上に面白かったです。あなたは本当に、本当に良い人だから······この件にはもう、関与しない方が良いでしょう。ごめんなさい」
引用元:引用元:結婚商売132話
報告を受けたビアンカは、今回の縁談について軍部長たちと話し合いますがーーーこの時ザカリーから【ノーサンバーランド公爵家】について衝撃的な事実を聞かされます。
というのもこの家系の後継者は、かつて逆賊・ジャコブと通じていたのです。
- ノーサンバーランド公爵家の後継者は、聖職者になることを選んだ
- ゆえに公爵家は王家に爵位を返却した
- その後継者こそがアナクレト教皇。
- アナクレト教皇は昔、逆賊ジャコブとアラゴン王女との婚姻を取り持った
ビアンカ、裏事情に気付く
そしてビアンカはある可能性に気付きます。もしかすると今回の見合いは自分のために仕組まれたお芝居かもしれない……と推理したのです。
「あなたたちには申し訳ないけれど、この見合いは私が知っておくことのために作られた・・・お芝居かもしれない」
ネタバレ感想と見どころ|ソヴールの百面相がおすすめ
131話の感想|大号泣するソヴールが見れます!
ソヴール組はデートの最中、演劇を見に行きました。この演劇はいわゆる悲恋もので、内容は『王子が貧しい娘に恋をしたが、彼は隣国の姫と結婚しなければならない。また娘はラストで命を落とす』というストーリー。
なおソヴールはこの演劇を見て号泣していました。もともと感情豊かな人ですが、涙もろい部分もあるようです。きっと感情移入してしまうタイプなのでしょう。
ちなみにブランシェ令嬢の方は冷静に観劇していました。温度差…!
補足|伏線か?演劇の気になるセリフ
なお演劇のワンシーンで、伏線っぽい台詞がありました。そのセリフがこちら↓
「心から愛する人と共にいられない地位というのは、どんな姿の貧乏人よりも、みすぼらしい」
引用元:結婚商売131話
ブランシェはこの台詞を復唱していたので、恐らく今後のストーリーに関わってくると思われます。演劇などで今後のストーリーを示唆する手法は、マンガだとよく見られるやり方ですから。
132話の感想
ソヴールはブランシェ令嬢のことを随分と気に入っていました。だからこそデートの終わり際に、彼女を「できればもう一度会いたい」と誘っていました。彼によれば、ブランシェ令嬢は性格がロベルに似ているそう。だからこそ話していて気持ちがラクだったのだとか。
もちろんブランシェ令嬢は、ロベルト違って小言何て言いませんけどね。多分、2人は雰囲気が似ているのでしょう。
だから令嬢にフラれた時、ソヴールは一瞬だけ暗い表情をしていました。陽気な彼にしては珍しく、お先真っ暗という感じの表情で・・・ソヴールのあんな表情、見たくなかった(泣
管理人、ソヴールにはいつも元気でいて欲しいんですよ。一生楽しいことだけ経験して、美味しいものをいっぱい食べて人生を謳歌してほしい。