マンガ『悪女皇后の専属侍女』には原作小説があり、全196話で完結しています。主人公・パレサとその主人である皇后が、敵に立ち向かう姿がカッコいい作品です。
この記事では原作の最終回について、軽いネタバレを交えながら感想をまとめました。パレサと皇后が最後にどうなるのか知りたい人は読んでみて下さい。
悪女皇后の専属侍女・序盤のおさらい
皇后の過去|悪女と呼ばれた理由
主人公・パレサは”悪女皇后”の専属メイドとして皇后宮に派遣されます。しかし実際に会ってみると、皇后は気難しい猫のような性格。悪女と呼ばれるような人物ではありません。
そして専属メイドとして過ごしているうちに、パレサは皇后が被害者だと知ります。彼女は皇帝の妹・ニシアナの策略により、いじめられ権力を奪われた皇后だったのです。悪女という噂も、ニシアナが意図的に流したものでした(15話参照)
パレサと皇太子の恋愛事情
パレサは皇后に忠誠を誓い、失われた権力を取り戻そうとします。その過程で皇太子に魅かれ、彼もまたパレサの真っすぐな性格に魅かれますがーーー
彼女にとって一番大切なのは使命を果たすこと。つまり皇后を守ることであり、恋愛に現を抜かしている余裕はありません。ゆえに皇太子から愛の告白をされても断ってしまいました(32話参照)
原作小説の最終回はどうなる?ストーリー概要
原作小説のストーリー
『悪女皇后の専属侍女』原作小説の最終回では、主人公・パレサは皇太子と結ばれ、皇后も権力を取り戻します。
パレサと皇后にはいろいろな苦難が降りかかるも、最後はハッピーエンドになるので安心してお読みください。
そもそも韓国発のマンガでこの手のストーリーだと、主人公たちが救われて悪役が処罰されるのが王道。ほとんどの作品はこのパターンです。
ただし『パレサと皇太子がどういう形で結ばれるのか』などストーリーの詳細については本記事では言えません。最近はネタバレに関する規制が強まっているため、紹介できるのはここまでです。
どうしても詳細を知りたい人は、本記事3章を参考にしてみてください。
マンガの最終回はどうなる?
原作小説の最終回は上記で説明したとおりですが、マンガ版では展開が変わる可能性があります。
というのも『悪女皇后の専属侍女』を手掛ける『Antstudio』は、別作品にてストーリーをリメイクしているから。正確に言うと脚色したのは別の方ですが、Antstudioはその作品にて作画を担当していました。
こういった例があるので、もしかすると原作小説とマンガは別物になるかもしれません。
ノベル版を読めるサイトについて
原作小説を読む方法
最終回のストーリーをもっと詳しく知りたい人は、別記事『悪女皇后の専属侍女・ネタバレ感想まとめ』をお読みください。
5章に原作小説を読む方法をまとめたので、そちらが参考になります。
ネタバレあり感想|自分らしく幸せをつかむ話
パレサは完璧な幸せをつかむ
『悪女皇后の専属侍女』のストーリーを簡単に説明すると、見下されていた皇后が権力を取り戻すため奮闘し、主人公のパレサがそれを傍で支えるーーーという内容です。
しかし個人的には、ただの下剋上ものではなく他の楽しさもあると思っています。
女性ゆえの強さ・成長過程・あるがままに生きることの素晴らしさ。そういった部分も描かれた作品という印象を受けました。
それこそパレサの場合、騎士の本分を果たすため自分の恋心を消そうとするシーンがあります。皇太子の妻を選ぶパーティーが開かれたときも『自分はメイドだから、彼の隣に立つ資格はない。部不相応だ』的なセリフを言っていましたし。
そんなパレサが、最終的には〇〇になって皇太子から深い愛情を注がれて、騎士としても女性としても幸せを手に入れて。最後には素直な気持ちを伝えることができてーーー
パレサは自分らしい方法で、完璧な幸せを掴めたんだろうなと思います。
そしてもう1人の主役であるエリカ皇后。彼女は最初、何もできない”お飾りの皇后”でしたが、終盤では権力を取り戻すだけでなく自分1人で立てるようになりました。それこそ最後の方では彼女を苦しめていたものから開放されて、より彼女らしくなれた気がします。
その他にもパレサの影響を受けて精神的に成長(独立?)したキャラクターもいますし、そういった成長過程が楽しめるのも本作の魅力の1つだと思いました。