【悪女皇后の専属侍女】11話~14話ネタバレあり感想|パレサVS皇太子

ストーリー概要

マンガ『悪女皇后の専属侍女』の11話~14話のネタバレあり感想です。

前回のラストシーンで、皇太子は突然パレサを攻撃しました。しかも特殊能力の”権能”を使った攻撃なので、一般人であれば大怪我をするでしょう。果たしてパレサは無事なのでしょうか?

⇒『悪女皇后の専属侍女』ネタバレ一覧はこちら

11~12話の概要|皇太子はパレサを怪しんで攻撃する

パレサ、スパイ疑惑をかけられる

実のところパレサはデュナミス王国の出身であり、武力を支配する『剣の権能』を使えます。

しかし彼女はその権能を隠したまま、なぜか皇宮でメイドとして働いている……というのが現状。

皇太子は調査によりその事実を知り、パレサのことをデュナミス王国のスパイだと勘ぐります。ゆえに自らの権能を使って、パレサの実力を試したのです。

白うさ
『身元不明の田舎娘』ってだけなら見逃されただろうけど、これは確かに怪しすぎる。
ひよこ
パレサは無実だけど、皇太子視点だとこう考えるのは妥当なのかな?

すると案の定、パレサはいとも簡単にツタを引きちぎります。調査結果のとおり、やはり彼女は権能の所持者だったのです。

「剣の権能」の所有者

皇太子はパレサにスパイ疑惑を持っており、素性を明らかにしたあとで解雇すべきだと主張しますがーーー

一方でパレサは、呆れてため息をつきました。

確かに彼女はデュナミス王国の出身であり「剣の権能」の祝福を受けています。皇族ではないけれど、パレサはその強い意志と実力から「権能の所有者」として選ばれたのです。

しかし「剣の権能」を持つものには使命が与えられ、それを破れば能力が衰えます。

つまりパレサは悪い事ができないし、スパイだなんてあり得ないのです。

ひよこ
「剣の権能」を持つ人は、国民を守る義務を負う。もしその使命に背けば権能を失う。そういう事だね。
白うさ
なんか難しい設定がでてきたなぁ。

補足|パレサの過去

パレサは元々、デュナミス王国の次期女王となるリベラに仕えており「ヴェローナ・ナイト」と呼ばれていました。

リベラは国の実質的な支配者で、国王すら頭を下げるほど。しかし人を道具のように使う性格であるため、パレサはそこから逃げ出したそう。

13話の概要|専属メイドを続けるための条件とは?

皇太子は条件を出す

自分が堂々と亡命すれば大問題になるので、今は素性を隠してメイドとして働いている……というのがパレサの話。それを聞いた皇太子は納得して謝罪しますがーーー

やはり皇后の専属メイドとして働かせるのは懸念がある様子。そのため彼は、パレサに以下の条件を出しました。

皇太子の出した条件
  • 今後もメイドとして働きたいなら、皇后にも正直に事情を話すこと
  • 権能に関しては使わないと約束するなら、隠し通してもいい

そこでパレサはある日、自分がデュナミス王国出身であることを皇后に打ち明けますがーーー

皇后はそのことを既に知っていたため、興味無さそうにします。というのもパレサには他国特有のなまりがあるため、最初から気付いていたそう。

また皇后はこのとき寂しげに『パレサがスパイだなんてあり得ない。私から盗める情報なんてないんだから』と呟くのでした。

14話の概要|皇帝と皇后のイチャイチャを見せられる

ラブラブな皇帝夫妻

ハート

皇帝は仕事のため長らく不在でしたが、久しぶりに皇宮に帰ってきます。

なお皇后は皇帝に会うとすぐに態度を変えて、かわいらしく振る舞います。皇帝もそんな彼女にメロメロで、2人が相思相愛なのは明白です。

なおパレサはそんな2人を見て、鳥肌が立つのでした。

白うさ
皇后が珍しく幸せそう!旦那とラブラブ!
ひよこ
旦那さんは良い人っぽいね。でも皇后って社交界で見下されてるし、なんか裏がありそうな……

翌日、皇后はなぜか荒れていた

翌日、皇帝が再び仕事に出かけると、皇后はまた不機嫌になって部屋に引きこもります。さらに皇后は部屋の中で暴れているらしく、メイドたちはみんな近づこうとしません。

白うさ
メイドが誰も部屋に入ろうとしないね。皇后が心配じゃないのかな?
ひよこ
逆に言えば、メイドは全員信用されていないんだろうね。だから皇后は部屋に入れない。

しかしそんな中、パレサだけは平然と皇后の部屋に入ります。すると皇后は、ヒステリックに怒鳴りながら家具を投げつけてきますがーーー彼女の瞳からは、涙が流れています。

だからパレサは「なぜ悲しんでいるのか教えてほしい」と慰めると、皇后は少しだけ落ち着いてパレサを見つめるのでした。

『…本当に変な娘。人の心が読めるみたい。あなたのような娘が…もっと早く私のもとに現れてくれてたら……』

引用元:『悪女皇后の専属侍女』14話

⇒悪女皇后の専属侍女15話ネタバレはこちら

悪女皇后の専属侍女・ネタバレあり感想

ストーリーのおさらい

パレサは舞踏会に参加する前「あの人に見つかったらヤバイ」的なセリフを言っていました。そして13話を読むに、それはデュナミス王国の皇太女・リベラの事なのでしょう。

元々リベラに仕えていたのに逃げ出したから、彼女に見つかったらシバかれると思い恐れていた……という解釈で合っているはず。多分。

14話のネタバレ感想|皇帝は良い人か?

皇帝は良い人っぽいですし、皇后ともラブラブです。

なお皇帝がしばらく城を留守にしていたのは、各地で自然災害が起こったから権能で抑えに行っていたのだそう。ちゃんと国王としての役割を果たしているのですね。

しかし皇后が周囲から見下されているのも事実。皇帝がそれを知らないはずないので、何か理由があって黙認していると思われます。

早い話が、皇帝は皇后がひどい目に遭っているのに放置しているワケですよ。

それがどういった理由からなのか分かりませんが、皇帝は一概に“いい人”とは言えないのかもしれません。

11~12話のネタバレ感想|正義感の強いパレサ

最初から知っていましたが、パレサはとても正義感が強い子ですね。前回、スリを追いかけてこらしめた時も「お前らみたいな奴らは嫌い」と言っていました。

そして11話~12話では、彼女がその正義感と信念の強さゆえに『剣の権能』の祝福を受けていることが判明します。

マンガを読んだところ、この力は血縁に関係なく、意志の強い人間が授かるのだそう。言い換えれば、意志の強さを神様に認められた人間なのです。

この事からもパレサが素直で芯の強い女性だと分かりますね。

⇒悪女皇后の専属侍女15話ネタバレはこちら

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