ピッコマで連載中の『悪女は砂時計をひっくり返す』46話~47話のネタバレ感想です。感想と一緒に、ストーリーも簡単に紹介します。
前回は、アース視点での物語が描かれましたね。正史とは違い、王室はアリアのおかげで難を免れました。
そして今後、アースは”新興勢力”の集会にも参加するようですが…この先、彼らはどうなるのでしょうか?
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46話のネタバレ
アリアは新勢力の集会へと参加する

最近になって、財力をつけ始めた新勢力。平民&下級貴族で構成される彼らの集会に、アリアも招待されます(44話参照)
集会場に来たアリアは、さっそく夫人や男爵と挨拶を交わしますが…
集会場には、なんとアースの姿もありました。
会場で鉢合わせて、目が点になるアリア。それは彼も同じで、なぜここにいるのかと互いに驚きます。

集会でアースと鉢合わせる
アースはすぐに平静になり、参加者たちの前で自己紹介を済ませますが…
この展開に、アリアはただ混乱します。
アースの正体がルイだとすれば、彼の財力に説明がつきません。あの大量のプレゼントを用意するほどの財力は、彼に無いのですから。
アリアはどういうことだとアースを睨みますが、彼は目をそらすばかり。
またこの時アリアは、思いがけずアースの正体を知ってしまい意気消沈しました。


夫人に促され、自己紹介をするアリア。
参加者は「なぜ伯爵家の令嬢がいるのか?」とザワザワしますが、そこは夫人がフォローします。夫人は、アリアが聡明なので招待したのだと説明してくれました。
アースが提案する計画とは?
そんな中アースは、やはり目を合わせてくれません。
だからアリアは会議がはじまると同時に、彼に仕掛けました。彼の事業計画について、詳しく説明してほしいと言ったのです。
アリアが見た計画書は粗末なものだったので、きっと答えられないだろうと考えたのです。

アリアの提案に、アースはにやりと笑います。
そして計画書を持って立ち上がると、晴れやかな笑顔で「私は学校を作りたいのです」と答えました。
その返答に、アリアは呆然とします。
47話のネタバレ
アースは学校のメリットを解説する
アースが提案したのは、身分と年齢に関係なく入学が可能な学校。それは既存の概念を打ち砕くものでした。
しかもこの話は、アリアが事前に見た計画書とは全く違う内容だったのです。


”学校”の話を聞いた参加者たちは、それは事業として価値があるのかと問いかけます。するとアースは、学校のメリットを次のように説明しました。
- 首都に学校を作れば、平民でも事業などに必要な知識を覚えられる
- 学校に投資することで人材を育てられる
- 権力欲に染まっていない純粋な”人材”を得られる
ただし人材を育成するなら、長期的な計画になるでしょう。そもそも平民は生きていくだけで精一杯。学費を払えないのは明らかです。
こんな雲をつかむような事業には、誰も投資しないでしょう。
アリアがデメリットについて指摘すると、アースは微笑みながら「勤労奨学金などの制度を用意する」と答えます。
さらに彼は、必要資金もすでに用意しているようです。
アースがその旨を説明すれば、参加者たちもなるほどと興味を示してくれました。
集会後、2人は散歩に出かけるが…
集会後。
アリアが帰ろうとすると、アースに散歩へと誘われます。いろいろ話があるので静かな場所に行こうと言われ、彼女はその誘いを受け入れますが…
街中を歩いていたのに、気が付くとなぜか森の中に移動していました。アリアの目の前には、小さな別荘が佇んでいます。


この事態に、アリアは激怒します。彼はいつもアリアを騙すので、とうとう我慢できなくなったのです。
これ以上騙そうとするなら、あなたをどう受け止めるべきかわからない。アリアが悲し気にそう告げれば、アースは神妙な顔をしました。
アースの能力
別荘の中へと案内され、アースと2人きりでお茶を飲むアリア。
彼は珍しく真剣な顔で、自分のことについて語りました。
森の中まで移動できたのは、アースの一族がもつ特殊能力。遠方まですぐに移動できるそうです。
また彼は、集会で名乗った名前(ルイ)は本名でないことも説明しました。
普通の人が聞けば、いかにも混乱する話ですが…アリアは全く動じずに、彼の話を聞き続けます。


突拍子もない話にも狼狽えず、それどころか状況をすぐ理解するアリア。
その様子を見たアースは笑みを浮かべ、ついに「自分の正体は皇太子だ」と告白しました。
アースはついに自身の正体を明かす
アースの正体は皇太子。
その事実を、アリアはすぐさま理解します。そして同時に、今までアースに働いた無礼の数々を思い出し、心の中で悲鳴をあげました。
そして彼女は立ち上がると、どんよりした表情で深々と謝罪をしました。


『悪女は砂時計をひっくり返す』46~47話の感想
47話の感想①

ついにアースが正体を明かしましたね。ご存じのとおり、彼はこの国の皇太子。次期国王です。
この事実を知ったアリアは、当然ながら顔を青くしました。47話のラストでは、ひたすら(心の中で)悲鳴をあげていました。
今までの無礼な言動を思い出し、自己嫌悪します。皇太子相手に生意気なことを散々言ったので、慌てるのも無理はありません。
本来なら、アリアは貴族なので皇太子の顔を知っているはずですが…
前世での皇太子は、とにかく影が薄かったのです。だからアリアも、今までずっとアース=皇太子だと気づきませんでした。
というか、そもそも皇太子が自分に会いにくるなんて予想できません。
47話の感想②
アースが皇太子だと判明したからには、今後アリアは国政に関わりそうですね。あと、彼の提案する”学校の設立”にも一役買うのでしょう。
もしかすると、アリアが皇后まで出世する…なんて展開もあり得そうです。今の段階で、アースは彼女の事をとても気に入っていますから。
皇后アリアが誕生するかもしれません。
管理人さま
更新していただきありがとうございます
アリアとアースの行く末がとても気になります。
私的には恋の話で盛り上がってほしいところですが、どうなるんでしょうね。
これからも更新を楽しみにしております。
よろしくお願いいたします。