ピッコマで連載中の『悪女は砂時計をひっくり返す』の28話～29話ネタバレ感想です。
今回のストーリーでは、エマの過去が判明。そしてオスカーの姉も登場し、事態はあらぬ方向へと進んでいきます。
アリアはこの先の困難を、どうやって乗り越えていくのでしょうか？考察を交えつつ、ストーリーを紹介します。
28話のネタバレ
エマの過去
エマには昔、夫がいました。
しかし夫は、莫大な借金をして自殺。エマがどれだけ働いても借金は減らず、ストレスに耐えられなくなった彼女は、お腹の中にいた子供も失いました。
そんな時、ロースチェント夫人(ミエールの母親)から「これから娘が生まれるので、専属侍女を探していたの」と声を掛けられますが…
ロースチェント夫人は、ミエールを生んですぐに死亡。それ以来エマは、ミエールを我が子のように育ててきました。
必ず幸せにすると、心に誓いながら。
ミエールはフレデリック嬢と手を組む
ミエールはプレデリック家（オスカーの実家）を訪れ、イシースとお茶を楽しんでいました。
イシースはプレデリック家の長女であり、この家の実質的な権力者。
鋭敏かつ狡猾な性格で、周囲からの信頼も厚く、すでに皇太子妃になると噂されるほど。
そして彼女は、ミエールを気に入っています。ミエールは身分・礼儀・容姿のどれを取っても十分で、さらに相手の望むように振る舞うことに長けているからです。
お茶会の最中、そこにオスカーも呼ばれます。ミエールとオスカーの仲を取り持つため、イシースが呼びつけたのです。
イシースが結婚を匂わせる発言をすると、ミエールは顔を赤くして喜びました。
イシースの計画
お茶会が終わった後、イシースはオスカーを叱ります。
彼女はミエールから「オスカーとの関係が上手くいっていない」と相談され、静かに怒っていたのです。
貴族が力をつけるためにも、2人の結婚は必要なもの。そのため以前から、ミエールとの関係を大切にするようオスカーに念押ししていました。
さらに彼女は、売春婦の娘(＝アリア)が気になるの？と問い詰めます。
その言葉に、わかりやすく狼狽えるオスカー。その反応を見たイシースは…
オスカーの頬をビンタしました。
そして遠回しに、妙な真似をしたらアリアを排除すると脅しました。
オスカーからの手紙
ある日、アリアの元にオスカーからの手紙が届きます。
アニーは大喜びで、きっと彼はアリアに関心があるのだと興奮しますが…
手紙に書かれたのは、卒業が近いので今後は手紙を送れないという別れの言葉でした。
29話のネタバレ
イシースの脅威
オスカーからの手紙を読み、絶句するアリア。
そして様子がおかしいと気づいたジェシー＆アニーは、すぐさまアリアを介抱します。
その後アリアは、アニーの情報により”ミエールとイシースが手を組んだ”と知ります。
そしてこの話を聞いて、ようやくアリアは”オスカーから別れを告げられた理由”を理解しました。
アリアは今まで「オスカーの心を奪えばいい」と思っていましたが、実際は違います。
実質的な権力であるイシースをどうにかしないと、問題は解決しないのです。
恐らく、過去にオスカーとミエールと結婚をすることになったのも、彼女が指示したからでしょう。
どうしようもない状況に、アリアは体を丸めながら呻きます。
アリアは落込み、1人で悲しむ
その日の夜。
アリアはベッドの上にうつ伏せになり、枕に顔をうずめます。そして1人で落ち込んでいました。
私はどうすればいいのだろう。オスカーには文通をやめないでと手紙を送ったものの、良い返事がくるとは思えない…
また処刑されるかもと不安を抱えながら、アリアは嗚咽しました。
『悪女は砂時計をひっくり返す』28～29話の感想
28話の感想
28話では、エマの過去が明らかになりましたね。
エマは夫も子供も亡くし、さらに借金まみれで苦労していたようです。随分な苦労人ですね。
そんな経緯があったから、ミエールのことを実の娘同然に思っていて、幸せになってほしいと願っているのでしょう。
アリアに対して敵意をむき出しなのは、ミエールはへの愛情が根本にあるから。アリアがいる限り、ミエールは幸せになれないと思っているのかもしれません。
もしかすると、ミエール以上にアリアへの殺意が強いのかもしれませんね。
29話感想
オスカーの姉は、とても強く狡猾な女性ですね。
姉をどうにかしないと、アリアがどれだけオスカーを誘惑しても徒労に終わるでしょう。そしてアリアもその事実を知り、落ち込んでいる様子。
この状況からどうやってアリアが逆転するのか、展開が気になりますね。
どうにかしてオスカーを手に入れるのか…ストーリー的には、アス（正体は皇太子？）とアリアがくっつく可能性もあるので、どっちに転ぶのか楽しみです。
まとめの続きが楽しみです^_^
コメントありがとうございます！ちょっとずつ更新していくのでお待ちくださいね。