『結婚商売』に登場するセリーヌ令嬢。彼女はヴォルネ子爵家の一人娘で、最初はいじわるな令嬢として登場しました。
しかしストーリー中盤以降はオデリーの侍女として誠実に働き、また外伝では立派に成長した姿も見せています。サブキャラながらも、彼女が好きな読者は多いのではないでしょうか?
そこで本記事ではセリーヌの設定を紹介しつつ、その後どうなったのか詳細をまとめました。
セリーヌの人物像|元々はいじわるな令嬢だった
セリーヌとは?

セリーヌはヴォルネ子爵家の一人娘。
初登場時はカトリーヌ(ダボビル伯爵夫人)の取り巻きで、いわゆる悪役令嬢ポジションでした。しかし”とある事件”(次項参照)がきっかけで、オデリー王女の専属侍女として働くようになります。
本編での登場シーン|断罪イベントまでの流れ
パーティー中、ビアンカを侮辱する
セリーヌは最初のころビアンカを敵視し、友人と一緒に陰口を叩いていました。
さらに彼女の行動はエスカレートし、皇室でパーティーが行われたときは「アルノー伯爵夫人は、夫に目を向ける侍女に嫉妬して殴って追い出したのです!」と大声で侮辱します。
もちろんビアンカはそんな事をしていませんが、セリーヌはアント(※)が流したデマを鵜呑みにした結果このような愚行を犯しました。
アルノー領を追い出されたメイド。ビアンカを逆恨みしており、困らせるためにデマを流した。
アントの嘘に騙され、失態をさらす
結局のところ、アントから聞いた話はすべて嘘だったと判明します。ビアンカの鼻を明かすつもりだったのに、間違っていたのは自分の方だと知ったセリーヌは顔を青くします。
さらにこの騒ぎが起こったのは、皇室主催のパーティー中。しかも他国の貴賓がいる席だったので、国王はセリーヌに『首都への訪問禁止』の罰を与えます。これは婚前の貴族令嬢にとって非常に重い罰であり、彼女もその父親も慌てますがーーー
この時、オデリー王女が救いの手を差し伸べます。セリーヌが今後過ちを犯さないよう、自分の侍女として再教育したいと申し出たのです。
ビアンカもこの措置に納得したため、セリーヌは罰を免れて侍女として働くようになりました。
断罪イベント後は真面目に働く
その後セリーヌは、オデリーの専属侍女として真面目に働きます。マンガ版ではオデリーと共に王宮の庭を手入れする姿がたびたび描かれ、顔つきも穏やかになりました。全体的に毒気が抜けた印象を受けます。
オデリーのもとで過ごした結果、彼女はいい意味で変わったのでしょう。
外伝|オデリーの侍女として成長した姿が描かれる
外伝でのセリーヌ
セリーヌは子爵家の一人娘なので本来家を継ぐべきですが、彼女はそれを辞退し、外伝でもオデリーの侍女として働いています。
なお家を継がなかった理由については「自分の器を知っているから」との事。
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父親との訣別
『結婚商売』の外伝では、セリーヌのもとに父親・ヴォルネ子爵が会いに来て「オデリー女王に私の優秀さを伝えなさい」と頼むシーンがあります。
オデリーが女王に即位したから、子爵は自分を売り込みにきたのです。
しかしセリーヌは子爵がオデリーを見下していると気付いたため、彼を城から追い出しました。つまり父親と決別し、オデリーを選んだのです。
結婚商売・考察|なぜ彼女は更生できたのか?
セリーヌが改心した理由

初期のセリーヌはテンプレどおりの悪役令嬢でしたが、断罪イベント以降は人が変わったように毒気が抜けました。与えられた恩赦にきちんと感謝し、またオデリーのもとで”淑女がどうあるべきか”を素直に学んだのでしょう。
この点についてはセリーヌ自身の努力に加え、オデリーが正しく導いたのも大きかったのかなと思います。
そもそも人間って、そう簡単に変われないものです。ビアンカだって人生2回目に突入した後、浪費癖が治っていませんでしたから。
特にセリーヌの場合は、父親も母親もアレで……まあ要するに環境が良くありませんでした。いくら反省したとて、性格や考え方を急に変えるのは難しかったはず。
それでも彼女が人間として大きく成長できたのは、傍に指導してくれる人がいたからーーーつまりオデリーの影響が大きかったからだと思われます。
オデリーはセリーヌを引き取るとき「侍女として教育する」的なことを言っていたので、その約束を守ったのでしょう。その結果、彼女は本当の意味で反省し、自分を見つめ直せたのかもしれません。
そもそもセリーヌは実父と縁を切ってまでオデリーを選んだのだから、そこには深い信頼と忠誠心があるはずです。
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