漫画『皇帝の子供を隠す方法』の60話のネタバレと感想です。
前回、アステルの元に兄・フリッツから手紙が届きました。レストン公爵は昨夜、テオールに刺客を送ったに違いない。それに気づいた彼は急いで事情を伝えたのです。
とはいえアステルは現状動けず、このままではテオールの身は危険なまま。動けるのはフリッツのみですが今後どうなるのでしょうか?
回想|フリッツは父の策略に気付き、妹に手紙を送る
フリッツ視点の回想

レストン公爵の策略に気づいたフリッツは、監視を騙して公爵の寝室に忍び込みます。すると寝室には秘密通路があったので、そこを通ると急いでアステルに事情を報せに行きました。


その後、フリッツは馬を盗んで敷地内から脱走します。何としてでも父と皇帝より先にテオールを見つけなければならない!と必死だったのです。
誘拐されたテオールは、現在ある人物と行動していた
テオールの現状
その頃、テオールはある港町にいました。町娘の恰好をしたマリアン(※)に手を引かれ、”ある場所”に連れて行かれる途中だったのです。


なぜマリアンがテオールと一緒にいるのか?それは少し前に、彼女が“手紙”を読んだことが原因でした。
回想|マリアンの事情
マリアンは事件の後、修道院で過ごしていました。しかしある日フローリンから手紙が送られてきて、そこには次のように書かれていたのです。
- テオールはアステルの実子なので、誘拐して人質にする予定である
- だからマリアンには運び役をしてほしい
- 修道女の代役はフローリンが準備する
- つまり子供の誘拐に協力しろという話
手紙を読んだマリアンは恐怖します。いくらアステルが気に喰わないとはいえ、こんな事をしでかせば修道院に閉じこめられる程度では済まないでしょう。
しかし家族からの軽蔑の視線を思い出したマリアンは、結局その指示に従うのでした。
テオールの引き渡し
そして約束の日。
マリアンは指定された場所に向かうと、伝令役の男から「指定された場所に連れて行くように」と大きな袋を渡されますがーーー
男が去った後、マリアンは袋の中にいるテオールを見て腰を抜かしました。なぜなら彼の瞳は、皇族の証である赤い色だったからです。
まとめ|皇帝の子供を隠す方法・60話のネタバレと感想
60話の補足|マリアンの現在について

マリアンは罰を受けた後、修道院送りになりシスターとして過ごしていました。
綺麗だったブロンドの髪をバッサリ切り、黒い修道服に身を包み……あれだけ華やかな女性だったのに、今ではその面影がすっかり消えたように見えます。
ただ性根の悪さだけは治っていないらしく、今でもアステルを逆恨みしています。
ネタバレ感想|誘拐に加担した理由
マリアンは一度やらかしているので、今度罪を犯したら後がありません。修道院ではなく冷たい牢の中で過ごすことになるかもしれないし、最悪ショケーもあり得ます。
フローリンは恐らくそれを理解していながら、姉に『運び役』を頼んだのでしょう。完全に捨て駒。
こんな危険な依頼、マリアンは絶対に受けてはいけません。それは彼女自身も分かっています。
しかし家族に失望されることを恐れた彼女は、結局この依頼を受けてしまいます。役立たずの烙印を再び押されるのが怖かったのでしょう。
傍から見れば愚かな選択ですが、管理人はマリアンの気持ちが分かるので複雑な気持ちになりました・・・
そもそも彼女は甘やかされて育った子なので、家族に見放されるのがトラウマになったのかもしれません。