漫画『義家族に執着されています』の69話~70話のネタバレと感想です。
前回テルデオの体調は回復したものの、屋敷内が後継者問題でもめるわタチの悪い皇室大臣が訊ねてくるわで散々なストーリーでしたね。
続きはどうなるのでしょうか?ストーリーの続きをまとめました。
69話|セルフィウスが友達の家に招待される
ドドレアの正体を探った結果
その日の夜、ペレシャティとテルデオは第4皇女・ドドレアについて話し合いました。
元々テルデオの結婚相手は幼い第7皇女だったのに、なぜドドレアに変更されたのか。思えば奇妙なことばかりです。
そこで彼は『ドドレアもラピレオンの毒によって回帰したのでは?』と仮定して調査を進めていましたがーーー
結局のところ、彼女に妙な点はありませんでした。
またテルデオは『回帰』の話を聞いた時から、ずっと他の事例を探してきたそう。
ペレシャティのように回帰した人たちは、自身の死を避けようと妙な行動を取るはず。そこでラピレオン傍系の管理者たちに、挙動の怪しい人がいないか調査させているそうですがーーー
話の途中で、セルフィウスが部屋にやって来ます。そして彼は緊張した面持ちで、2人に話を切り出しました。
というのも友人のマーヴィン(※)が自宅に招待してくれたので、ペレシャティたちも一緒に来て欲しいと言うのです。
マーヴィンの家に招待される
(セルフィウスが友達に招待されるなんて!)
ペレシャティは嬉しさ半分・緊張半分でオーティス子爵邸を訪れます。実際に話してみると夫妻はとても良い人たちで、温かく迎え入れてくれます。
またティータイムを終えて屋敷を出る際、オーティス子爵夫人は「最近は新聞もあなたの味方ですから、裁判のことはあまり気にしないで下さいね」と優しい言葉をかけてくれるのでした。
70話|新聞にペレシャティの記事が掲載される
奇妙な新聞記事を発見する
ラピレオン邸に戻った後、ペレシャティは新聞を読みながら深刻な顔をしました。というのも新聞には彼女にまつわる記事が掲載されていたのです。
- ローウェン・ザハルト伯爵の殺害容疑裁判が開かれ、彼は病死ではなく計画的に殺害されたことが証明された。
- 容疑者のリリアンには修道院での労働35年の刑が言い渡される。また彼女は伯爵家の姓を剥奪された。
- この裁判により、ペレシャティが権力のために平騎士の恋人を捨てたという過去の号外報道を訂正しなければならない。
- 彼女は父親の死に疑問を持ち、継母から逃れるためにテルデオとの結婚を急いだという意見が有力である。
- ペレシャティは数ヶ月前、チャリティーオークションの収益を神殿所属保育園に寄付した。
記事の最後には『ギザ・アス』という記者名が書かれています。
この記者は以前発行された号外でペレシャティの悪口を書いていたくせに、今回はやたらと好意的な記事を書いてくれたのです。
(一体どういう心境の変化なのかしら?そもそもこの記者は誰?)
あれこれ考えながら、彼女はひとまずテルデオのもとに向かいます。
裁判の時リリアンに弁護士を付けたのはドドレア皇女だったので、彼女が送られる修道院もきっと皇女の管轄でしょう。そして義妹のレイナはまだ皇女の侍女をしているので注意しなければと思ったのです。
記者の正体
廊下を歩いている途中、アデウスに声をかけられます。どうやら彼はテルデオに呼び出されたようですがーーーーこの時、驚きの事実が判明します。
というのもペレシャティの記事を書いた『ギザ・アス』という記事は、アデウスだったのです。
義家族に執着されています|今回のネタバレと感想
69話のネタバレと感想
今回、セルフィウスがお友達の家に招待されました!
普通の子供なら珍しくもなんともない話ですが、隔離されて育ったセルフィウスには初めての経験です。
これが彼にとってどれほど嬉しい事なのか、イラスト担当の方がうまく表現してくれたのでぜひマンガ版をご覧ください。
セルフィウスの台詞自体は少ないのですが、表情が本当にもう子供らしくて・・・初めての招待に照れたり、でも屋敷を訪問するときはワクワクしたり。表情1つ1つが素晴らしかったです。
最近、親目線?で彼を見ていたので子供らしく笑ってくれるだけで嬉しい。
補足①ドドレアの謎
69話の冒頭ではドドレアが怪しいという話が出ていましたね。しかし結局のところ、彼女に不審な点はないようです。
奇妙な言動が多いものの、ラピレオン家の毒で復活したという線はこの段階でほぼ消えました。
70話のネタバレと感想
なんとアデウスは新聞記者でした。
今回ペレシャティを擁護する記事を書いたのも彼で、また以前号外で『権力のために平騎士の恋人を捨てた女』と書いたのも彼。
そして70話では、そのことがテルデオにばれて呼び出されたようです。
ちなみに彼の意見が180度変わった理由ですが、単純にペレシャティとの接点が増えたからでしょう。
最初は客観的な情報から悪女呼ばわりしてしまったけれど、実際に会って優しい人だと知ったため過去の記事を訂正したいのかな…と思います。
補足②口の軽いメイドの末路
以前ペレシャティの陰口を言って処分されたメイドがいましたが、やはり彼女たちは厳しい処罰を受けたようです。
グローリアによれば「秘密保持反則条項による低レベルの処分を下す」との事らしく、その他にも別途給与なし・住居保証の剥奪・監視を付けるなどの罰を与えられました。