ピッコマの漫画『外科医エリーゼ』のネタバレ感想です。本編の84話~86話までのストーリーについてまとめています。
今回も引き続き、エリーゼとリンデン王子の逃亡生活が描かれます。そしてタイトルの通り、ついにルイの追っ手が2人に追いつきます。この先どうなるのか、ストーリーの続きを読んでみましょう!
84話~85話の概要|前世のように再び恋に落ちる
逃走中、仲を深める2人
前回に引き続き、エリーゼと王子は逃走中。雪が積もったウクラ山脈を進んでいきます。
そして道中、食料調達のために王子が鳥を捕まえて調理するのですが…ここで王子は料理下手という事実が判明しました。鳥を焼いただけなのに、なぜか非常にマズイ焼き鳥が完成したのです。
「さすがにコレは不味すぎる!」と思ったエリーゼは、焼き鳥を再調理します。王子が持ってきた調味料を借りて、少し味を整えればーーーあら不思議!おいしい焼き鳥の完成です。
エリーゼのおいしい料理を食べて、王子も感心します。
そして「私にも料理のやり方を教えてほしい。ロンドに戻ったら料理を習って、毎日そなたに料理を作ってやる」と甘々セリフを言うので、エリーゼは思わず顔を赤らめました。
・・・
仲睦まじい様子で、逃走劇をつづける2人。夜は洞窟で寄り添いながら眠り、いつしか笑顔で会話をするようになっていました。
迫る敵兵。その中にいたのは…
エリーゼと王子は、その日もウクラ山脈を歩いていました。しかし途中で、王子はピタッと足を止めます。敵の気配に気づいたようです。
王子は物陰に隠れつつ気配のする方向を望遠鏡で確認すると、そこにはルイ・ニコラスの姿がありました。
ルイ・ニコラスの右腕は切り落とされ、包帯でぐるぐるに巻かれています。見るからに負傷している様子ですが、それでも自らエリーゼたちを追ってきたのです。
追手はすぐ近くまで迫っています。エリーゼと王子がここで捕まれば、今までの努力は水の泡。2人は走って逃げようとしますが…
その先には、敵兵が待ち伏せしていました。
敵兵は2人を見つけるなり、ガンガンと銃を発砲します。敵兵の会話から、生け捕りではなく射殺するよう指示を受けているとわかります。
エリーゼを銃弾から守りつつ、王子は能力をつかって再び逃走しようとします。しかし敵兵も必死で、2人を逃がすまいと発砲を続けました。
86話の概要|リンデン王子だけでも逃がそうとする
あなただけでも逃げて!
王子は能力を使って反撃し、敵がひるんだ隙に姿を隠します。しかし、能力を使った反動で再び体調を崩しました。
ゴホゴホと咳をし、さらに吐血する王子。その苦しそうな様子を見て、エリーゼはとうとう耐えられなくなり叫びました。
「殿下だけでも逃げてください。殿下一人ならここを抜けられます。殿下が怪我をすることも、辛い思いをすることも、死ぬかもしれない今の状況も、全てが嫌なのです」
引用元:外科医エリーゼ
なりふり構わず、自分の気持ちを吐露するエリーゼ。そこに、敵の重々しい声が聞こえました。敵軍の”三騎士”にあたる実力者が来てしまったのです。
それでも王子は剣を振りかざし、三騎士と兵士たちを相手に戦います。さらに残りの体力が少ないため、王子は危険な技を使って一度に全員を攻撃しました。
身代わり
王子は敵を全員倒したものの、能力を使いすぎたために吐血して倒れます。エリーゼはすぐさま駆け寄り、王子を抱き起しますが…
敵兵の中の1人はまだ生きており、王子めがけて銃を撃ちます。
しかしその瞬間、敵兵に気付いたエリーゼが王子に覆いかぶさります。彼を守るため、身代わりとなって銃に撃たれたのです。
エリーゼが撃たれる
森の中、バンっと響く銃声。エリーゼは右肩を撃たれ、そこから大量の血を流します。王子はエリーゼを抱きしめて必死に呼びかけると、彼女は青い顔をしながら懸命に何かを伝えようとします。
「リンデン。あなたにお伝えしたいことが…私は…あなたを…」
しかし途中まで言いかけて、エリーゼは意識を手放しました。
外科医エリーゼ・今回のネタバレ感想
ネタバレ感想|リンデンの身代わりになる
エリーゼは王子をかばって銃で撃たれました。そして84話~86話にかけて、彼女は実質リンデンに愛の告白をしています。
特に86話では「あなたが辛いのも悲しむのも見たくない」と、自分の気持ちを素直に伝えていました。純愛ですね。
とはいえ現状、エリーゼはかなり危険な状態です。これほど血が流れれば無事ではいられないでしょう。早急に病院かどこかで手当てをしないと命に関わります。
次回予想
主人公が絶体絶命の危機なので、そろそろ他の味方が助けにくるのでは?と思います。それこそミハイルとか。彼もエリーゼを助けるために脱走しているので、そろそろ競う。
というか展開的に、誰かしらが駆け付けないとおかしい。
せっかくエリーゼと王子は想いが通じあって両想いになれたのに、ここでお別れするのはあまりに悲しすぎますから。主人公補正で何とか生き残ってほしいところ。