ピッコマで連載中の漫画『外科医エリーゼ』のネタバレ感想です。今回は68話から69話までのストーリーについてまとめています。
部屋で王子と遭遇したエリーゼは、これからどうなるのでしょうか?少女マンガのような展開になってきましたが、2人の関係が進展するのか?感想と一緒に、ネタバレを見ていきましょう!
68話|リンデン王子の謝罪とエリーゼの本心
リンデン王子の謝罪
エリーゼはソファーで寝ると言って動きません。すると王子は腰掛けていたベッドから立ち上がり、エリーゼを抱き上げてベッドへと連れて行きました。
王子はエリーゼをベッドに下ろすと、自身もその隣に座ります。そして「この間は怒鳴ってしまい悪かった」と本心を話し始めたのです。
手榴弾の摘出手術をする直前、王子は危険な手術はするなと怒鳴っていました。けれど、それはエリーゼが心配だから怒ってしまったのだと、はじめて本心を話してくれたのです。
王子の話を聞き、エリーゼも自分の気持ちを伝えます。
本当は手術が怖かったこと。死ぬかもしれないと思ったこと。そして、手術後に王子から「よくやった」と言われて心が楽になったこと。素直な気持ちを、そのまま話しました。
エリーゼ、悪夢にうなされる
話が終わった後、エリーゼは先に眠ってしまいます。王子はその様子を見ながら、男の前でよく眠れるなと思案しますが・・・・途中でエリーゼがうなされている事に気づきます。
死なないで。お願い。助けて。
苦しそうな顔で、物騒な言葉を呟くエリーゼ。それを見た王子は、眠るエリーゼをそっと抱きしめました。
敵陣営はそのころ怪しげな動きをしていた
一方、その頃の敵軍。
敵の兵士たちが怪しげな動きをしていました。敵の参謀であるルイが、捕虜をつかって非道な作戦を企んでいるのです。しかしルイの作戦に気づく人は、誰もいないのでした。
69話|前世と同じように王子のことを意識してしまう
エリーゼの謹慎が終了
エリーゼの謹慎期間がようやく終わり、再び病院での仕事がはじまります。
謹慎理由はグレアムや看護師たちにも伝わっていて、エリーゼは「あまりに無謀だ」と説教されてしまいました。
病院へと復帰したエリーゼは、どこかボーッとした様子。壁に頭をぶつけることもあり、ジェイ(同僚の看護師)から過労の心配をされます。
ジェイは口に出さなかったものの、内心では「エリーゼは何かに追われるように仕事をしているようだ」と感じていました。
結論から言えば、ジェイの予想は当たっていました。というのも、エリーゼは王子のことが気になって仕事に集中できずにいたのです。
前世では冷たかった王子が、今では別人のように優しい。そのせいで、エリーゼは再び王子に惹かれていたのです。
しかし、王子への恋心はエリーゼにとって恐怖でした。前世のように王子に惹かれ、また同じことを繰り返すのではないか。そのことがエリーゼを苦しめていたのです。
ミハイルの風邪
翌日、病院にミハイルが来院します。ミハイルは風邪をひいたようで、検査してみると熱が39度3分もありました。
常人よりずっと強いオーラナイトがこれほど体調を崩すのは妙ですが、この時、エリーゼは原因に気づきませんでした。
異変が発生する
ひとまずミハイルを入院させたものの、翌日には彼の看病をしていたジェイも発熱してしまいます。ミハイルもジェイも、高熱と咳で苦しんでいる様子。
ここでようやく、エリーゼは何か重要なことを見逃していると気づいたのです。
外科医エリーゼ|今回のネタバレ感想とストーリー補足
ネタバレ感想|エリーゼの悪夢
68話でエリーゼはうなされていました。多分、1回目の人生で処刑されたときの夢を見ていたのでしょうね。
自分のせいで家族が犠牲になった時のことを思い出して「死なないで。助けて」と呟いていたのかなと。多分この先もずっと、彼女の後悔は消えないのでしょう。
そしてどれだけ医者として人々に尽くしても、エリーゼは悪女皇后だったときの自分を許せない気がします。これだけ責任感が強く、自分を追い詰めてでも人助けをしようとする子ですから。
さらに今のエリーゼは、リンデンへの恋心にも怯えています。
さぞ怖いでしょうね。悪女皇后になってしまった原因は、そもそもリンデンへの恋心が原因ですから。今どれだけ改心して人に尽くそうと、また同じ過ちを犯すかもしれない。それは彼女にとってまさしく恐怖のはず。