『悪女が恋に落ちた時』のネタバレと感想です。87話のストーリーを紹介します。
塔の責任者であるシオンと協力を結び、ルペルシャは皇女宮に戻ります。そしてユジンやカインたちにも、バヌス家の悪事を打ち明けますがーーー
彼らはどんな反応をするのでしょうか?続きを読んでみましょう。
目次
バヌス家とルペルシャの関係を知り、ユジンとヘレイスは絶句する
ルペルシャは真相を打ち明ける

シオンの協力を取り付けた後、ルペルシャは彼を連れて皇女宮に戻ります。
そしてユジンやヘレイスたちを部屋に集めると、バヌス家のおぞましい野望について打ち明けました。
「私の母方の家族は世界を支配するために、数多くの帝国民を実験体として不法に元素魔法使いを作っています。そして私が患っているラファエリス病で、永遠の命を得ようとしています」
引用元:悪女が恋に落ちた時87話
真相を聞かされたユジンとヘレイスは言葉を失い、予めそれを知っていたダニエルとカインは耐えるように俯きます。


なお塔の魔法使いたちは、昔からバヌス家の目的を知っていたものの黙認していたそう。
しかし今は協力関係を結んだので、ルペルシャは改めて宣言しました。
「私たちのやることは1つ。バヌス家を倒します」
皆はルペルシャの身を案じて止めようとするが、彼女は引かなかった
皇室を頼れない理由
バヌス家を倒す言うルペルシャ。しかしそれは危険極まりない行為なので、ユジンとヘレイスは彼女を止めようとします。
それこそ帝国の脅威になるような者なら、皇室に助けを求めればいいと進言しますがーーー
皇太子である兄・ラビロフにこの話をすれば、彼の性格上、バヌス家を滅ぼすため戦争を起こすかもしれません。


だからこそルペルシャは、人々を救うため自分たちが動くべきだと説得しました。
みんなに”最後のお願い”をする
実のところルペルシャは、バヌス家と直接対決をするのが危険だと理解しています。それでも『本物のルペルシャ』が帰ってきた時、幸せな世界で暮らせるように準備をしておきたいのです。
だから彼女はみんなに頭を下げて「私の無茶なお願いを最後に一度だけ聞き入れてください」とお願いするとーーー
真っ先に応じてくれたのはヘレイスでした。続けてダニエル・ユジン・カインたちも最後まで一緒についていくと約束してくれます。
その答えを聞いた彼女は、涙を流しながら皆にお礼を言うのでした。
『悪女が恋に落ちた時』87話のネタバレと感想
ネタバレ感想①なぜ非現実的な話を信じたのか?

ルペルシャは87話で、みんなに大まかな事情を打ち明けました。
バヌス家の野望云々については信じがたい話なので、管理人は読み進めながら「誰か1人くらいは疑いそう」と心配していましたがーーー
意外にも皆あっさり信じてくれましたね。他でもないルペルシャの話なので、最初は疑っていたヘレイスも信じてくれたようです。
普通なら鼻で笑われてもおかしくない内容ですが、それでも受け入れてもらえたのは主人公の人柄のおかげでしょう。つまり人徳ですね。
ネタバレ感想②ルペルシャは地獄産
今回の話は、男性キャラにとって相当キツイものだったと思われます。なにせ彼らの大好きなルペルシャが、悪魔的な実験の被害者だったのですから。
ただでさえ不治の病にかかって大変なのに、そのうえ身内のせいで地獄のような環境に置かれていた・・・
そんな現実を聞かされて、多分みんな泣きたくなるくらい辛かったはずです。もしこの場にエマがいたら、ショックで気絶していたかもしれませんね。
本編の中盤あたりでヘレイスが「なんでリシャばかり重荷を背負わなきゃならないんだ!」的なセリフを言っていましたが、まさにこの台詞に87話の全てが集約されているイメージです。