マンガ版『悪女が恋に落ちた時』のネタバレ感想です。65話のストーリーについて、ネタバレと感想を紹介します。
前回アリエルは、なぜかルペルシャのことを気にしていました。悪女だと罵るくせに、彼女のことが頭から離れないようです。
今後はどうなるのでしょうか?ストーリーを簡潔にまとめました。
会場へと戻ったルペルシャは、貴族たちに挨拶をして回る
ガイルから注意された結果

ガイルから人前に出るよう注意されたものの、ルペルシャは貴族文化に慣れていないため舞踏会でどう振る舞うべきかわかりません。
そこで無難に、適当に話をしながら複数のグループをあちこち移動することにします。
またついでに、困っている人がいれば助けてあげようとも考えました。
貴族たちは今回もルペルシャの噂をするが…
首都の貴族たちは噂に明るいため、今回の舞踏会でもルペルシャにまつわる話をします。しかしその内容は、これまでの皇女のイメージとはかなり違うものでした。
- 困っている令嬢を助けたらしい
- 老若男女の差別なく会話を交わして、その上ずっと微笑を浮かべていたそう
その噂を聞いたある貴婦人は、どうせデマだろうと疑いますが・・・
その時、目の前でルペルシャが令嬢を助けているシーンを目撃します。
ドレスの裾を踏んで転びそうになった令嬢を、ルペルシャが支えていたのです。それを見た貴婦人はとても驚き、また他の貴族たちも『まるで別人になったみたい…』と感心しました。


舞踏会の最中、アリエルが衝撃的なセリフを放つ
アリエルが放った、衝撃的なセリフ
会場内で、ルペルシャがダニエルと話している時。
そう遠くない位置から、アリエルがこちらを見つめていることに気付きます。
しかも彼女がこちらに近づいてくるので、ルペルシャは慌てました。というのも先ほどの件について濡れ衣を着せられるのでは……と警戒したのです。
しかし予想に反し、アリエルは瞳をキラキラと輝かせながら言いました。
「あの、殿下…さっき私を助けてくれましたね」
アリエルは頬を染めて俯きなが、もじもじと何かを伝えようとします。しかし関わるとろくな事がないので、ルペルシャはわざと冷たい態度を取りました。こうすれば彼女はきっと泣いて逃げ出すと思ったのです。
が、しかし。
アリエルは泣くどころか「私は先ほど、殿下の美しさに慌てて逃げてしまったのです!」と力いっぱいに主張しはじめました。
アリエルの態度が急変する
予想外のセリフに混乱するルペルシャ。その一方でアリエルは、お構いなしに熱い想いを語ります。
「今やっとわかりました!殿下が助けてくださった瞬間、私は光を見た気がしました。令嬢たちが私を侮辱した時、唯一、殿下が私を救ってくださったのですから!」
引用元:悪女が恋に落ちた時


アリエルの主張を聞き、ルペルシャは困った顔をします。
加害者として追い込まれるよりはマシですが、アリエルには近づきたくないのです。
なぜならラビロフが嫉妬するかもしれませんし、ユジンやカインたちが原作のように危険に陥るかもしれませんから。
そのためルペルシャは、もう一度冷たい態度を取ることにします。腕を組んでアリエルを見下すような形で「いい加減泣き止んだらどうです?みっともない」と言い放ちました。
『悪女が恋に落ちた時』65話のネタバレと感想
65話のおさらい|アリエルの態度が急変する

アリエルは前回まで、ルペルシャの悪口を言ったり責任転嫁したりと酷いことばかりしていました。
しかし65話ではアリエルの態度が一変し、急にルペルシャのことを褒め称えます。
裏があるワケではなく、純粋に慕っている様です。64話でルペルシャの手を振り払ったのも、ただ驚いただけとの事。
とはいえアリエルと親しくすれば、ラビロフの嫉妬を買うかもしれません。
そうなっては今までの苦労が水の泡。そのためルペルシャは、彼女にわざと冷たくあたって自分から引き離そうとします。実際はそれほど怒っていませんが、懐かれても困るので冷たい態度を取り続けたのです。
65話のネタバレ感想|アリエルの態
今回、アリエルの態度が急変しましたね。一体何が起きたのか、ルペルシャ大好きっこに変身しました。泣きわめくよりはマシな状況ですが・・・
皆様、お気づきでしょうか。
アリエルは一度も「ごめんなさい」と言っていません。自分の行動について言い訳するだけで、ルペルシャへの非礼を一度も詫びていないのです。
アリエル、君そういう所だよ。
とはいえルペルシャに指摘されたのだから、次回あたりで最低限の謝罪はするかも…いやわかりませんね。アリエルですから。