漫画『義家族に執着されています』の71話のネタバレと感想です。
新聞を読んだペレシャティは『ギザ・アス』という記者を警戒しますが、その正体はなんとアデウスでした。つまり彼は、例の記事を書いたためテルデオに呼び出されたのです。
この先どうなるのでしょうか?ストーリーの続きをまとめました。
アデウスは記者として、ラピレオン家の情報を集めていた
前妻の話を聞かされる
アデウスは記者であり、彼がパーティーによく顔を出すのは情報収集のためだそう。
さらに彼はラピレオン家への関心が高いらしく、聞かれてもいないのにテルデオの前妻の話をしました。
- テルデオは皇帝の最側近として高い地位を持つが、今まではほぼ領地から出てこなかった。
- けれど今回は、なぜか首都に長期滞在している。
- 以前テルデオの前妻と会ったが、その人が妙な事を言っていた。
- 前妻は3年前にテルデオに求婚したが、結婚後は離れに住まわされて放置されたそう。
- そのため前妻は離婚を決意し、地元に戻ってからは社交界にも顔を出さなくなった。
アデウスは前妻の件について情報を集めたいようです。
しかしペレシャティはこの話を聞いて不快になり「あなたは人の私生活をみんなに話してるの?」と拒絶の色を見せます。
すると彼は冷や汗をたらし、ペレシャティはそれ以上何も言わずにその場を去るのでした。
テルデオに状況を尋ねる
ペレシャティはその後テルデオに会いに行き、なぜアデウスを呼んだのか質問します。というのも戦争による領土拡大の件などで非難されているのでは…と心配したのです。
するとテルデオは、アデウスとは協力関係にあるから心配いらないと説明します。
そもそも例の記事は彼の意志によって書かれたのではなく、皇太女の仕業である可能性が高いそう。皇太女の立場はまだ不安定なので、このように公論化させて皇室反対派をあぶり出そうとしているのだろう…と彼は語ります。
するとペレシャティは事情を話してくれたことにお礼を言い、またレイナの件については叔父や友達に頼もうと考えるのでした。
義家族に執着されています71話のネタバレと補足|テルデオの優しい嘘
71話のストーリー補足
テルデオは例の記事について、皇太女が根回ししたのだろうと説明しています。またこの時、アデウスとは協力関係にあるので心配しなくても大丈夫だと言っていました。
しかし実のところ、テルデオが彼を呼び出したのはペレシャティを守るためのようです。
71話の中盤あたりにテルデオとアデウスの会話シーン(回想)が描かれていたので、重要なセリフを一部引用します。
「君が何を得ようとしているのかは見当がつくが、こんな風に大公妃を利用しようとするのはやめろ」
「彼女は関係ない。こちらが何も知らないと思うな。お前の背後にいる人物にそう伝えろ」
引用元:義家族に執着されています71話
これらのセリフから、アデウスは何かを望んでいてペレシャティを利用したと分かります。
テルデオは彼の狙いや黒幕について見当が付いているので、ペレシャティを巻き込まないように警告しました。
ちなみに彼女に真実を伝えなかったのは、心配させないよう気遣ったからだと思われます。父親の件でただでさえ消耗しているのに、これ以上心労を増やすのは可哀想だと考えたのでしょう。
つまりテルデオなりの愛情表現ですね。
ネタバレ感想|レイナの件について
ペレシャティは義妹レイナの動向を警戒しますが、結局のところテルデオには話しませんでした。叔父か友人に相談しようと考えているようです。
この行動が吉と出るか凶と出るか、今後の見どころになりそうですね。テルデオに相談しなかったせいで、レイナがとんでもない行動に出る可能性もありますから。
ストーリーを読み解くうえで分岐点の1つになるかもしれません。