漫画『義家族に執着されています』の67話のネタバレと感想です。
前回のストーリーでは、テルデオがドドレア皇女を嫌う理由が明らかになりましたね。心に傷を負った彼にペレシャティはどう接するのでしょうか?続きをまとめました。
テルデオが目を覚ましたので、ペレシャティは介抱する
テルデオは3日ぶりに目覚める
ペレシャティは離れにいるテルデオのお見舞いに行きます。すると彼がベッドから転がり落ちていたので、すぐさま介抱してから医師のフィニアスを呼びに行きますがーーー
再び離れに戻ると、彼は病み上がりなのに仕事をしているではありませんか。しかも青白い顔をして、彼女が止めても作業机から離れようとしません。
するとその時、テルデオは疲労のため鼻血が出てしまいます。
さらに一足遅れて到着したフィニアスはその様子を見て激怒し、テルデオを強制的に休ませて食事をとらせるのでした。
2人きりの空間で、彼に正直な気持ちを伝える
2人は正直な気持ちを伝えあう
フィニアスが帰った後、怒られたテルデオはベッドで安静にします。なおペレシャティはベッドのふちに腰掛けて、怪我はないかと心配するも彼は何も答えません。
そのため彼女は『テルデオが女性恐怖症』という話を思い出し、「近すぎましたか?」と距離を取ろうとしますがーーー
テルデオはそれを否定しました。彼女が嫌なわけではなく、不便な思いをさせていることが申し訳ないようです。
その落ち込んだ表情を見たペレシャティは何とも言えない気持ちになり、あなたが嫌いなのではありません…と自分の正直な気持ちを伝えます。
「あなたが嫌いなのではありません。自分の事だけで手いっぱいで、あなたにどう接するべきか分からなかったんです。だから…そんな風にしなくても大丈夫です」
引用元:義家族に執着されています67話
そして彼を安心させるように微笑むと、今日は安静にするよう告げるのでした。
1冊の本を
翌日、ペレシャティは彼のために急ぎの書類を離れに持ち込みます。そして一緒に仕事をしますが、このとき1冊の本を見つけてページをめくってみるとーーー
その瞬間、真っ赤な顔をしたテルデオに本を奪い取られてしまいました。
まとめ|義家族に執着されています67話のネタバレと感想
67話補足|テルデオの女性恐怖症について
テルデオは女性に対して嫌悪感(恐怖感?)を抱いていますが、ペレシャティ相手には今までそんな素振りを見せませんでした。
唯一冷たかったのは初日くらいで、それ以来はずっと彼女を尊重して大切にしています。だからこそペレシャティは、今まで彼が女嫌いだと気付きませんでした。
67話のテルデオは少々ぶっきらぼうな印象を受けましたが、それはあくまで彼女への接し方が分からなかったから。心の中では相変わらずペレシャティを心配していたと思われます。
67話のネタバレ感想
結局のところ、ペレシャティはテルデオのことを許しました。
少し前までは恨んで楽になりたい的なことを言っていましたが、旅行中に気持ちを整理して落ち着いたようですね。
そもそも彼女は優しいので、テルデオの落ち込んだ表情を見たら責められなかったのかもしれません。
今回の好きなシーン
今回のテルデオは困ったような表情が多めで幼い印象を受けました。
『どうしよう…』みたいな顔が多くて可愛いので、テルデオ好きな人はマンガ版をぜひ読んでみてください!