漫画『義家族に執着されています』の33話のネタバレと感想です。
前回はテルデオの祖母・グローリアが登場し、さらにラピレオン家の血を流出させた犯人も明らかになりました。
そして今回は、犯人を尋問するシーンから始まります。犯人はなぜこのような凶行に走ったのか、ストーリーを読んでみましょう。
テルデオ視点|血を流出させた犯人・ジェンを尋問する
犯人はなぜ血を流出させたのか?


ラピレオン家の一室にて、白い髪の中年男が拘束されています。彼こそが血を流出させた犯人であり、名をジェンと言います。
そして彼の前に立っているテルデオは、無表情でジェンを尋問しました。
「ずいぶん前に離婚されたお前に、あの年頃の子供がいるとはどういうことだ?」
しかしジェンは悪びれもせず、私生児など珍しくないでしょうと鼻で笑うだけ。そのふざけた態度にグローリアは激怒しました。
「家門の禁忌を破っておいて、そのふてぶてしい態度は何!?あの子供の血を売っていたことも否定するつもり!?」
するとジェンはうすく笑い、自分はただラピレオン家の偉大さを思い知らせたかっただけだと説明します。
自分たちの血はほかの毒とは違い、たった数滴で痕跡も残さず人を殺せる。だから誰もがラピレオン家を敬い恐れるように、毒のことは隠さずにむしろ公表すべきだ。
そんな狂った思想を、ジェンはさも素晴らしいことのように語ったのです。
狂った言い分を聞き、テルデオは静かに怒る
ジェンの話を聞いたテルデオはさすがに怒り、それだけのために幼い子供にあんなマネをしたのか?とジェンを問い詰めます。
そもそも毒のことが公になれば、ラピレオン家は悪魔と呼ばれて家門全員が滅ぼされる可能性もあるのです。
しかしジェンは考えを改めません。それどころか開き直り、ラピレオン家は短命な者が多いのだから短い間だけでも優越感を持ちたいと思うのは当然だろうと語ります。
さらに彼はテルデオに向って「お前だって自分の妻に、毒が効かないことを証明するため血で実験したんじゃないのか?」と反論します。
するとテルデオは目を見開き、呆然と立ち尽くしますがーーー
その時、グローリアがどんっ!と机を叩いてジェンの言葉を遮ります。そして彼に、子供の血をどこに渡したか洗いざらい白状するよう迫りました。
ペレシャティ視点|セルフィウスと共に、被害者の少女に会いに行く
被害者の少女の容態
今回の事件で保護された例の少女は、ラピレオン家に来てからもう数日が経つのにまだ名前すら分かっていません。
仕方のないことですが、ラピレオン家の人々をかなり警戒しているようです。
セルフィウスは少女のために一肌脱ぐ
そんなある日のこと。
ペレシャティが夜に廊下を歩いていると、少女のいる部屋の前でセルフィウスを見つけます。おまけに彼は、なぜか猫のお面を付けているではありませんか。
そこで理由を聞いてみると、セルフィウスは少女を怖がらせないように顔を隠して会いに来たそう。というのも少女がラピレオン家の特徴である赤い瞳を恐れていることに気付いたのです。
そこでお面を付けてみたものの前がよく見えないので、セルフィウスはペレシャティにも一緒に来て欲しいと言います。
彼女はそんな彼を優しい子だな…と思いながら、その手を取って少女のいる部屋へと誘導してあげました。


お面をつけて少女と面会をする
少女のいる部屋に入ると、セルフィウスは明るく挨拶をします。
「僕はセルフィウス!」
すると少女は驚いたのかとっさに布団で顔を隠すも、おずおずと顔を出しながら“アイレット”という名前を教えてくれます。
セルフィウスの作戦が見事に成功したので、2人は顔を見合わせながら喜ぶのでした。
まとめ|義家族に執着されています33話のネタバレと感想
33話のネタバレ感想とストーリー解説

流出事件の犯人は、ジェンという中年男性でした。
33話の冒頭では彼を尋問するシーンが描かれていますが、グローリアはものすごく激怒しています。信頼していた相手に裏切られたワケですから、彼女の怒りは相当なものでしょう。
けれどジェンは、自分のしたことを全く後悔していません。ラピレオン家の毒はすばらしい効果を持っているのだから有効活用すべき。そして人々から敬われ恐れられるべき。彼はそう思っているようです。
そのためなら我が子だろうと平気で傷つけるのだから、かなりの危険思想ですね。
ただしテルデオやグローリアの言葉を聞いていると、ジェンは元々は人格者だったのかな…という印象です。そんな人がなぜ凶行に走ったのか謎ですが、その辺については今後明らかになるのでしょうか。