漫画『義家族に執着されています』の123話のネタバレと感想です。
ドドレアは罪を隠蔽し、被害者のフリを続けています。皇室もそれに加担し、貴族のほとんども彼女の言い分を信じるという……なんとも異様な状況ですね。
しかし今回、ドドレアに天罰が下ります。彼女に何があったのか、ストーリーを簡単に紹介します。
義家族に執着されています123話のストーリー
ドドレアの寝室に〇〇が現れる
夜中、ドドレアの寝室にテルデオが姿を現します。
こんな時間にどうしたのかと尋ねれば、彼は『ドドレアはラピレオン家の呪いと関係が深い』と気づいて話を聞きに来たそう。さらに彼は、なぜ今まで黙っていたんだ?と淡々と質問します。
すると彼女は事情をすんなり話しました。
- ドドレアは血の呪いについて詳しい
- しかし彼女は↑をテルデオには伝えていない
- 証拠がないので信用されないと思ったそう
- そもそも一年前の彼女は、今ほど権力がなかった
あなたの望みを叶えてあげる
さらにドドレアは、自分は“力”を取り戻したのでテルデオの望みを叶えられると言います。それこそラピレオン家の呪いも解けるそうですがーーー
代償として、ペレシャティを差し出すよう要求しました。
「代わりに…大公妃を私にちょうだい。あなたが連れて行った彼女。そうすれば呪いを解いてあげる。実益を考えてみて。女一人で家族みんなを手に入れることができるの。わずか一年少しの縁だけ諦めれば良いのだから、その方がずっと得でしょう?」
引用元:義家族に執着されています123話
しかしその提案は、テルデオを激怒させるには十分で。彼はドドレアを拘束し、何度も自分の血を飲ませて痛めつけました。
補足|最後のシーンの意味は?悲運のドドレア姫
ドドレアは何者?
この場を借りて、ドドレアについて簡単に補足しておきます。
ドドレアは病弱なため、若くして命を落とすはずでした。しかし彼女は奇跡的に回復し、その後は性格がガラッと変わりました。元侍女の話によれば”まるで別人”との事。
そしてテルデオは123話にて、彼女を痛めつけて無理やり話を聞き出します。その結果、分かった情報がこちら↓
- 今のドドレアの体には、別の誰かが入っている
- 体はドドレアだが精神が違う
- 彼女にラピレオン家の血を飲ませても、何度でも復活する
123話のポイント
あの女性はドドレア本人ではない。では一体誰なのか?なぜテルデオに執着するのか?分からない事だらけですね。
ただ1つ言えるのは、本物のドドレアは自分の体を奪われたという事です。まさに悲運のお姫様。
ネタバレあり感想|逆効果だよ!禁句を口にした皇女
ネタバレ感想|ドドレアそれは逆効果だよ!
ドドレアはテルデオのことを愛しているという割に、彼のことを何も分かっていない気がします。とくに内面を全く理解していない印象。
ペレシャティに危害を加えたとき彼があれほど怒っていた(それこそドドレアの騎士を片っ端から処分した)のに、その愛情の深さも執着心も全く理解していません。
他人の感情が全く分からないのでしょうか。
感想という名のフォロー
今回テルデオは残酷な事をしていますが、この点についてフォローさせてください。
まずドドレアは呪術のためにラピレオン家の血を集めて、多くの人を犠牲にしています。しかも罪をつぐなわず被害者のフリをする始末。つまり同情の余地がないのです。
そもそも彼女相手に下出に出ようものなら、テルデオはきっと条件を出されるでしょう。さらに今までの経験から、彼女とまともな会話ができないことも分かっています。
極めつけが前回の事件。ペレシャティをあんな目に遭わされて、もはや我慢する必要はない……と彼は思ったのかもしれません。