漫画『結婚商売』138話のネタバレと感想を紹介します。
今回は皆さんお待ちかね、ジョセフが恋をした理由について描かれます。彼は最初からルーシーへの好感度MAXでしたが、何がきっかけで惚れたのでしょうか?
結婚商売138話|ジョセフが一目惚れした理由とは?
ジョセフの回想
ジョセフに話を聞いたところ、彼は田舎から首都に出てくるとき山で遭難したそう。しかし遭難中、ルーシーの”歌声”に命を救われたのです。
- 数カ月前、ジョセフは遭難して死にかけた
- その時、美しい歌声が聞こえる
- 歌を頼りに歩いて行くと、アルノー軍の駐屯地があった
- なお歌の正体は、ルーシーの子守歌だった
2回目の告白
ジョセフの想いは、恋情というより信仰心に近いそう。ルーシーがその話に驚くと、彼は改めて自分の恋心を伝えました。
「ルーシーさんが私に恋愛的な興味がないと知っていますが……これだけは必ず伝えたかったのです。私はあなたを慕っています」
引用元:結婚商売138話
ビアンカ、恋愛相談にのる
ルーシーは夜、ビアンカに相談しました。ジョセフから特別扱いされて嬉しいはずなのに、なぜか恐ろしく感じるのです。それはきっと、相手の心変わりがどれほど怖いか身をもって知っているからでしょう。
さらに過去の経験のせいで、ルーシーは自分に愛される資格があるのか分からないと言いますがーーー
その瞬間、ビアンカは激怒しました。こんなに善良でかわいい子が、あの最低な元旦那のせいで苦しむなど許せません。だから彼女はルーシーの手を包み込むと、私はいつもあなたの味方だからね。と優しく語りかけるのでした。
かつて自分が、イボンヌにそうして貰ったように。
ネタバレ感想|早く結婚しちゃえよ!と言いたくなる
ネタバレ感想①すべて元旦那のせい
苦しい環境から解放されても、トラウマは中々消えないものです。現にルーシーは元旦那のせいで新しい愛を掴めずにいます。
ほんの少し手を伸ばせば新しい幸せが手に入るのに、悩ましいですね。もう何もかも元旦那のせい。多分、読者の皆様も同じ気持ちだと思います。
そしてこの場面ではビアンカもブチ切れました。激怒しすぎて、持っていたワイングラスを握りつぶすほどに(笑
ちなみに↑の時のビアンカ、前回アレクサンドラが怒ったときの表情にそっくりです。さすが親子。絵師様が意図して描いたのかも。
ネタバレ感想②今回の名言
138話でビアンカは、ルーシーに自分の恋愛経験について語っています。
ビアンカも恋愛面で苦労しているため、回帰した当初は恋愛そのものを敬遠していました。とくに元愛人のフェルナンには酷い目に遭わされましたから。一種のトラウマでしょう。
しかし結局のところザカリーへの想いは消せず、彼女はまた恋に落ちます。今まで大変なことの方が多かったけれど、ビアンカは138話後半で「ザカリーを愛したすべての瞬間が幸せだった」と語っています。
「どんな苦しい状況下でも、私はザカリーを愛したすべての瞬間が幸せだったと信じてる」
引用元:結婚商売138話ビアンカの台詞
ビアンカにとって愛情と幸せは表裏一体。だからこそルーシーが本当に愛を望むなら、頑張ってほしいと思ったのかもしれません。