『義家族に執着されています』103話のネタバレあり感想｜プロローグ再来

漫画『義家族に執着されています』の103話のネタバレと感想です。

今回ついに、プロローグの“あの場面”が描かれます。パーティー会場でペレシャティが、ラピレオン家の人々に取り囲まれてタジタジになるあのシーンです（笑

なぜあんな展開になったのか、その理由が本話でわかります！

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義家族に執着されています103話のストーリー概要

ペレシャティ保護計画

近々行われる建国祭に参加するため、ラピレオン家の直系（祖母・グローリアや姉・セルシアたち）は首都に集まります。

そして彼らは屋敷に到着するなり、ペレシャティが大公妃だと宣伝するための作戦会議をはじめました。

ペレシャティを守るために、直系が全員で動き出したね。みんな忙しいだろうに。

確かに建国祭なら、たくさんの貴族が参加するだろうけど…‥でも“紹介”って、何をするんだろうね？

なおこの計画をペレシャティに伝えたところ彼女は困り果てますが、結局のところグローリアに押し切られて承諾するのでした。

プロローグ再来

そして建国祭の当日。ペレシャティは何が起きるのか分からないままパーティーに参加し、会場で談笑しているとーーー

公衆の面前だというのに突然テルデオに抱きしめられ、さらに愛の言葉まで告げられたため彼女は困惑します。

あの不器用なテルデオが…！なんか変な物でも食べた？

多分、これがラピレオン家の“作戦”なんだよ。がんばって演技してるっぽい。

さらにその時、セルフィウスが駆け寄ってきてテルデオを止めに入り、続けてグローリアたちが現れてペレシャティを取り囲みます。

そのため彼女はひどく混乱するも、貴族たちは仲睦まじいラピレオン家に盛大な拍手を送るのでした。

あ、これ知ってる！プロローグのあのシーンだよ！

あのシーンの裏側には、こんな事情があったんだね。ようやく話が繋がった。

補足｜裏ではアクシデントが起こっていた

舞台の裏側｜ラピレオン家視点のはなし

ラピレオン家の直系たちは、全員でパーティー会場に突入(？)して貴族たちを驚かせる予定でした。こうすれば皆が注目して『ペレシャティは大公家に庇護されている』とストレートに宣伝できると思ったのでしょう。

しかし、その計画に狂いが生じます。

というのもセルフィウスはこの時はじめて『両親がすでに交際している』という事実を聞かされたため、悔しくなって計画にない動きをしてしまったのです。なお該当シーンの彼の台詞はこちら↓

「2人がすでに交際しているですって？最近妙だったのもそのせいですか？なぜ今になって話をしたんですか？その件の最初の発案者は私なのに。なぜ私はいつも家族の一員として扱われないのですか？」

引用元：義家族に執着されています103話

前回の感想でも触れましたが、いろいろ納得できなかったのでしょうね。

しかも彼はこの時、ペレシャティがテルデオに抱き着かれて困惑している姿を発見します。だから彼女を助けるため会場に1人で突入し、セルシアたちもそれを追いかけてーーー後は本編のとおりです。

結果的に計画は成功しましたが、裏ではいろいろとアクシデントがありました。

⇒『義家族に執着されています』104話のネタバレはこちら

ネタバレ感想｜テルデオがすごく頑張った話

実は演技中、プルプル震えていた

テルデオは今回、がんばって慣れない演技をしていました。

それこそ会場でペレシャティを抱き締めたとき、彼はスラスラと甘ったるい言葉を口にしていましたが、実のところ腕が震えていました。

ペレシャティはそんな彼の態度に気付いたから、混乱しながらも何も言えなかったようです。

またパーティー会場に来る前も、テルデオは緊張しすぎて震えていました。ポーカーフェイスを装っているものの、内心ビクビクしていたのかもしれませんね。テルデオお疲れ様・・・！

演技練習中のテルデオについて

なお103話では、演技を練習するテルデオの姿も描かれています（笑

しかも彼、身内に監修されながらセリフを覚えさせられたり笑顔の練習をさせられたり……いやあ、苦行だったでしょうね。

ちなみに練習中はモルトン子爵も同席していましたが、彼は冷静に「このセリフは無理があるのでは？」とツッコミを入れていました。テルデオ、本当にお疲れ様！

⇒『義家族に執着されています』104話のネタバレはこちら