漫画『皇帝の子供を隠す方法』の76話のネタバレと感想です。
前回はテオールとマリアンのほのぼのした様子が描かれました。しかし今回はレストン公爵のせいでまたひと悶着起こります。一体彼は何を企んでいるのか、ストーリーの続きを読んでみましょう。
なぜかレストン公爵から茶葉が届く
レストン公爵から茶葉をもらう
アステルが皇后業務をこなしていると侍女がお茶を持ってきました。
侍女によれば、レストン公爵から茶葉が送られたため入れたそうですがーーー侍女はなぜか居心地悪そうな様子で、そそくさと執務室を出ていくのでした。
お茶を飲んだ後、アステルに異変が起こる
その後、アステルは頭がぼうっとしてきます。
まるで薬を飲み間違えたような感覚がしたので、まさかと思ってティーポットの中身を調べると、中には見たことのない薬草が入っていました。
・・・
どんどん体調が悪くなっていき、まさか父に毒草を盛られたのだろうか…とアステルは焦ります。
しかし人を呼ぼうにも、帝国では医療に薬草を使いません。だから自力で対処しなければと、本を引っ張り出して薬草の効果を調べますがーーー
目当てのページを見つけると同時に、彼女は意識を失いました。
アステルが倒れた原因は?公爵の狙い
レストン公爵の目的
その後、気絶したアステルはベッドに運ばれて医者の診察を受けます。執務室に立ち寄ったカイゼンが、彼女を見つけるや否や慌てて運んでくれたのです。
なお医者によれば、彼女が飲んだのは“アンジェリカ”という薬草。妊娠を促す効果があるものの、使い方を間違えると高熱に苦しむそうです。
そして諸事情を知ったカイゼンは考えます。
恐らくレストン公爵は、アステルを妊娠させたくて薬草を送り付けたのだろう…と。
そして彼は難しい顔をしながら、側室を娶る気などないのにと呟きますがーーー
その時ちょうどアステルが目を覚まし、高熱に苦しみながらも「なぜ側室を作らないのですか?」と尋ねました。
まとめ|皇帝の子供を隠す方法・76話のネタバレと感想
76話のネタバレ感想①
今回はヒヤヒヤする展開でしたね。レストン公爵がついに、我が身かわいさに娘まで始末するのかと焦りました。
現状、アステルは兄と手を組んでレストン公爵を探っているため、それらがバレて兄妹まとめて始末されるのかも……とゾッとしました。
76話のネタバレ感想②
レストン公爵の狙いは娘の妊娠でしたが、何にせよ欲深い人ですよね。既にテオールという後継者がいるのに、その”予備”を欲しがるのですから。
ダフネ王女という側室候補が現れたから、彼が焦るのも分かりますが・・・当然のように人が物扱いされていて嫌な気持ちになります。
アステルはこういう打算まみれの環境に子供を巻き込みたくなかったから、必死で逃げ回っていたのでしょうね。
とはいえテオールが成長したら、いずれこの環境に慣れてしまうのでしょう。そう思うとやはり複雑ですし、ストーリーが進めば進むほどアステルの親心に同調してしまいます。