【結婚商売・キャラ解説】ザカリーがいかに愛妻家でいい旦那かひたすら語っていく

結婚商売・ザカリー

『結婚商売』に登場するザカリー。妻・ビアンカをこの上なく大切にする愛妻家で、女性読者から見ても理想的な夫だと言えるでしょう。

そこで本記事では、タイトルのとおりザカリーの魅力をまとめました。記事前半ではプロフィールと生い立ちを紹介し、後半では彼の格好良さをひたすら綴っています。

当初の予定ではザカリーのキャラクター紹介記事になるはずでしたが、気付いたらオタクがザカリーを宣伝するだけの長文記事になっていました。修正しようが迷いましたが、せっかくなのでこのまま公開します。

キャラクター解説|ザカリーのプロフィール

プロフィール

ザカリー公式配布画像
  • 名前:ザカリー・ド・アルノー
  • 年齢:31歳(1話時点)
  • 地位:伯爵
  • 所属:アルノー領
  • 出身:ウィグ子爵家の次男

ザカリーはセブラン国王の忠実な臣下で、第一王子・ゴティエの腹心。戦争でたくさん活躍したため英雄として国民から好かれています。

なお戦場での活躍から『鉄血の伯爵』『セブランの黒狼』と呼ばれており、セブランの国民にとっては頼もしい存在。しかしその一方で敵軍には恐れられています。

なお顔立ちが整っているので女性人気も高く、首都でトーナメント(天下一武〇会のようなもの)が行われたときは客席の令嬢たちが黄色い声をあげていました。

ひよこ
英雄でイケメンで金持ちの31歳。しかも浮気しない。
白うさ
ヤバいね。すごい良物件。

アルノーの優しき領主

戦場では負けなしの英雄ですが、普段の彼はとても優しく誠実な性格です。

心も広いためアルノーの領民たちに慕われており、実際に彼が領主になってから苦労の多いアルノー領は安定期に入りました。

誠実で倹約家

ザカリーは戦場でたくさん稼いでいますが、倹約家で誠実な性格のため自分にはお金をかけません。

服装にもその性格が現れており、首都に行く時ですら野暮ったい服を着て行こうとしていました(ただしビアンカが彼の服をすべて処分したので未遂に終わりました)

しかし一方で、ビアンカが欲しがるものは何でも買い与えています。

とくに連載初期は、”結婚商売”の商品となった妻にできるだけ良い暮らしをさせてあげたいと考えていたようです。

『妻が欲しがるものは何でも用意するように。ブランシュフォールで誰よりも大事に育てられてきたのに、結婚と同時に全てを置いてきたのだから保証はしてあげないと』
引用元:結婚商売1話

白うさ
ザカリーみたいな旦那に養われたい。切実に。
ひよこ
夢を見ちゃダメだよ。現実を見ようね。

関連:【キャラ解説・ソヴール編】普段はアレだが、実は有能なイケメン男

生い立ち|結婚商売のため幼女と夫婦になる

兄に実家を追い出される

ザカリーは兄のウィグ子爵に実家を追い出されたため、16歳のときから単身で戦場を駆け回り、男爵位を手に入れました(7話参照

結婚商売をした理由

ザカリーは戦で功を立てたため、その働きからブランシュフォール伯爵(ビアンカの実父)の目に留まります。そしてある日、ゴティエ第一王子の腹心になってほしいと頼まれました。

当時のザカリーは新米で男爵になったばかりなので1度はこの提案を断るも、ブランシュフォール伯爵が熱心に勧誘するので最終的には承諾。

そして両家の結びつきを強くするため『結婚商売』をして、幼いビアンカと夫婦になりました。

4つの魅力|愛妻家で誠実!甲斐性ありすぎなスパダリ

その1・一途で浮気をしない

解説

ザカリーはこの時代では珍しく、とても一途で妻を大事にする男性です。

ビアンカ以外の女性には目を向けないし手を出すなど以ての外。ずっと妻だけを大切にしてきました。

以前ソヴールたちが側室を持ってはどうかと提案した時も、激怒して断固拒否したほど。その一途さについて45話では次のように語られていました。

「伯爵様は決して後ろめたいことは何もなさっていませんでした。不愛想に見えてずっと夫人お一人だけを大切にされてきた方です」
引用元:結婚商売45話

その2・妻をどこまでも労わる

連載初期のザカリーはビアンカとの子作りに否定的でしたが、それは妻に興味がないからではなく早期出産のリスクを恐れたからです。

彼の母親は若くして出産で亡くなったため、ビアンカを同じ目に遭わせてはいけないと手を出さずに我慢していたのです。

前世でも2人が一晩を共にしたのは、ビアンカが20歳を過ぎたころでした。つまり彼は結婚してからの11年間、ずっと浮気もせず我慢し続けたのです。

あれほど美形で女性からも人気があるのに、妻以外には一切興味なし。まさに鋼の精神。彼の忍耐力は相当なものだと言えます。

関連:【結婚商売考察】ジャコブはなぜビアンカに異常なほど執着した?

その3・情欲すら理性で抑え込む

連載初期のザカリーは素っ気ない態度が多いものの、実はとっくの前にビアンカを女性として見ていました。気付かないうちに美しくなった彼女を見て、そういう気持ちになった事もあったようです。

しかし先ほど説明した出産リスクの他、彼はビアンカに罪悪感を抱いていたため手を出せずにいました。

彼視点だとビアンカは、望んでもいないのにどこの誰かも知らない男の所有物になってしまった少女。そのような子に愛情を持ってはいけないと自分に言い聞かせて、気持ちを押さえつけてきたのです(46話参照

その4・妻のために遺言状を作る

ザカリーは自分に万が一のことがあってもビアンカを守れるよう、遺言状を作っています。その内容は以下のとおり。

  • 子供がいない状態でザカリーが死んだら、アルノーの領地と財産は全てビアンカの実家であるブランシュフォール家に帰属する
  • またビアンカとザカリーの婚姻関係は無効になり、ビアンカをブランシュフォールに送り返す

参照元:結婚商売・66話

ビアンカが屋敷で一人取り残されることがないように夫婦関係を解消し、また生活に不自由しないよう財産を全て譲る。彼は遺言状にそのように記載しています。

もちろん生きている間は妻を手放さないけれど、万が一に備えてきちんと準備していました(ただし後に、遺言状のことがビアンカにばれて怒られますが…)

感想|こんなに誠実なのに浮気を疑われた件について

浮気騒動のシーンを読み返して思ったこと

ザカリーはとても一途で、本当にビアンカしか見ていません。美形で誠実で浮気をしない理想的な旦那だと言えます。

しかしこれほどの良物件なのに、残念ながら連載初期のビアンカにはその良さが伝わっていませんでした。

ザカリーは昔から彼女に「不愛想で怖い」と思われており、また戦場から戻ったときは血の匂いがするからと近づくことすら拒まれ、おまけに成長してからは情婦がいると勘違いされる始末。

彼はやましい事など1つもしていませんし、そもそも浮気なんて器用なことは出来ません。女性にお世辞一つ言うのも慣れていない人ですから。

だというのに本編6話では愛人疑惑をかけられ、ビアンカに一方的に疑われてしまったのです。だからこそ、このときの彼のキレっぷりは相当なものでした。

白うさ
よく考えたらザカリーがすごく不憫。
ひよこ
当時は何でこんなに激怒するのか不思議だったけど、今考えたら当然だよね。これは怒るのも無理ない。

今まで大事にしてきた妻がくだらないデマで傷つけられたこともあり、さぞ腹立たしかったでしょうね。

ザカリーのそういう性格を理解したうえでマンガ版を最初から読み直すと、また違った面白さがあるのかなと思います。

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2件のコメント

こんにちは。
去年の12月に初めてメールを送らさせて頂いて
2回目になります。
お久しぶりです。
でも、サイトは毎週かかさず拝見しています。
私の火曜日の日課になっています。

今回はザカリーについて、まとめてくださって
ありがとうございます。
ザカリー大好きです。
最近全くときめく人がいなくて、それで久々にときめいたのがザカリーでした。
すべてにおいて、ザカリーいいですよね~
だから、神様もビアンカに託されたのだと思います。
すみません(>_<)
私も熱く語ってしましました。
これからも毎週楽しみにしています。

ねこさん、こんにちは!
趣味に走った記事を読んでいただいて有難うございます。ザカリーは本当にいいい男ですよね。同意してくれる方がいて嬉しいです!

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