マンガ版『再婚承認を要求します』のネタバレと感想です。129話のストーリーを紹介します。
前回ナビエとハインリは正式に夫婦となり、2人は共に夜を過ごしました。特にハインリは幸福感に満たされていますが……その一方で、現状に絶望している人もいるようです。
幸せの絶頂にいるハインリと、現状に絶望するソビエシュ
ソビエシュ視点|前妻に未練タラタラ
その頃ソビエシュは、客室で1人飲んだくれていました。
ナビエが他の男と結婚したことに耐えられず、やりきれない想いを酒でごまかしていたのです。
そして酔いつぶれたソビエシュは、ナビエの幻覚を見ます。果てにはその幻覚を追いかけてベランダから身を乗り出すので、駆け付けた部下は慌てて彼を押さえつけるのでした。
ナビエ視点|現夫と幸せな時間を過ごす
翌朝、ナビエがベッドで目を覚ますと目の前には幸せそうな表情のハインリがいました。おまけに彼は恥ずかしい台詞を言いながらしきりに甘えるので、ナビエはいたたまれない気持になります。
またこのとき彼女は、赤ちゃんが生まれるといいですね…と本音をこぼします。後継者を産むことは国にとって重要なので、気にせずにいられないようです。
すると彼女の気持ちを察したのか、ハインリは心配はいらないと説明します。
というのも今2人がいるベッドは魔石で作られており、その効力により非魔法使いの体を元気にしてくれるのです。
この方法なら、ナビエはきっと健康な子供を産めるでしょう。
そして彼はナビエが安心できるよう、優しい言葉をかけるのでした。
再婚承認を要求します・129話のストーリー補足
魔法のベッドと特殊効果のはなし
ナビエはクッキー事件(再婚承認・76話参照)のせいで、子供が産めない体になってしまいました。
しかしハインリによれば、西大帝国に伝わる『魔法のベッド』で寝ることにより健康体になるとの事。正確には魔法使いであるハインリと一緒に寝ることで魔力が循環して、ナビエの体に良い影響を与えるのだとか。魔法って便利ですね!
この辺は少し内容が難しいですが、ひとまずナビエの不妊が治って健康な赤ちゃんを産めるという点だけ覚えておけば大丈夫かなと思います。
ネタバレと感想|ソビエシュそれは身勝手すぎるよ
ネタバレ感想①それは自業自得だよ
ソビエシュは今もナビエを愛していて、彼女が他の男と結婚するという事実に納得できません。
そして129話冒頭では、辛さを紛らわせるため酒を飲んで酔っ払って、仕舞にはナビエの幻覚を見てベランダから落ちそうになるという醜態をさらしていました。
普段の彼は堂々とした国王なので、こんな姿を見るとつい同情したくなりますがーーー結局は自業自得なんですよね。
ソビエシュが側室を作ったとき、ナビエも同じように傷ついて泣いたのですから。
ネタバレ感想②ラスタ視点のはなし
今回ソビエシュが荒れ狂っていましたが、この騒ぎはラスタの耳にも届きます。
酔っ払った彼はベランダで元妻の名前を連呼するものだから、ラスタの部屋までその声が聞こえてしまったのです。
その結果、ラスタは当然ながら焦ります。彼が今もなお前妻に未練タラタラなら、1年後には「全部ラスタのせいだ!」と言って捨てられるかも…と危惧したのです。
ソビエシュは1年間皇后として耐えれば一生ラスタを捨てないと約束してくれましたが、この状況下でそれを信じるほど楽天的にはなれません。
ただでさえ闇落ちしてエルギ公爵以外は誰も信頼できない状態なので、彼女はこのシーンでとても辛そうな顔をしていました。