漫画『義家族に執着されています』の44話のネタバレと感想です。
前回ペレシャティとテルデオは、皇太子が主催する舞踏会に出席しました。そして彼女は、駙馬(ふば)に誘われて城内を案内されますがーーー
あの後どうなったのでしょうか?ストーリーの続きを読んでみましょう。
目次
ダリアの駙馬は、ペレシャティに城内を案内する
駙馬との会話
ペレシャティはダリアの駙馬(ふば・貴人の娘婿)に城内を案内してもらいますが、その途中で「大公妃殿下!」と呼び止められました。
声の主は、ペレシャティと仲のいい友人の1人。実は今日、友人たちと会う約束をしていたのです。
すると駙馬は事情を察したらしく、一通り見終わったのでここらで案内は終わりにしようかと提案します。
ぺレシャティは彼の気遣いに感謝しつつ、お礼を言ってから他の友人たちが待つ部屋へと向かいました。
3人の友人と再会した後、福祉事業について相談する
福祉事業にまつわる相談
久しぶりに3人の友人と会えたので、ペレシャティは嬉しそうに笑います。なにせ最近は友人と会うのも難しい状況でしたから。
そして客間でワインを飲みながら談笑している最中、友人の1人が仕事の話ーーペレシャティが計画している福祉事業についてーーを切り出しました。
「そういえば、ペレシャティが送ってくれた計画案を読んだわよ。正直…実現する可能性は低いと思う。あなたの叔父さんの立場では、兄の遺志に逆らうのが嫌で言わなかっただろうけど…
収益が期待できないし、皇室ではそのような事業はあまり後押ししてくれないじゃない」
引用元:義家族に執着されています44話
というのもこの国では福祉事業への制裁がひどく、同じ投資金で鉱山採掘権を買い取った方がいいと言われるほどです。
また他の友人も、大公妃であるペレシャティがこのような事業をすれば皇室と対立することになるかもしれない…と指摘しました。
するとその時、友人は「どうしてもやりたいなら、オークションなんかどう?」と提案します。それを聞いたペレシャティは浮かない顔をしながらも、考えてみる…と返事をするのでした。
バルコニーに移動すると、アデウス・フォーツンと再会する
周囲から見た大公夫妻
その後、ペレシャティと友人3人はバルコニーで引き続き会話を楽しみます。
このとき友人たちは、会場で最初にペレシャティを見つけた時あまりに旦那と仲睦まじいので話しかけるのを躊躇した…と話しました。それこそ友人の1人は、まるで絵画みたいだったと評するほどに。
―――ただしペレシャティからすれば、全くそんな事はないのですが。
アデウスとの再会
するとそこに、アデウス・フォーツン(誘拐事件のときに知り合った青年)が訪れます。彼はペレシャティの友人と親交があり、ちょうど見かけたので挨拶をしに来たそう。
またこの時、その友人はアデウスにも事業について相談してみてはどうかと提案しますがーーー
ペレシャティは、むしろ自分が恩返しをする側だからと遠慮します。すると彼は少し悩んでから言いました。
「恩返しですか?うーん。そうおっしゃるなら…大公閣下に会ったときの話を聞きたいです」
それを聞いたペレシャティは困惑します。なぜ急にそんな話を聞きたがるのか、彼の考えが理解できなかったのです。
しかし友人たちも瞳をキラキラさせて話を聞きたがるので、彼女は仕方がなくテルデオとの馴れ初めを語りました。
「惚れたからです。父の遺産問題で会ったとき…彼が私の顔が…好みだって…」
もちろんこれは嘘ですが、真実は言えないので嘘を並べ立てます。すると皆はその話に興味津々で、とくにアデウスはもっと具体的に聞かせて欲しいとせがみました。
なぜこんなに問い詰めるのしら…とペレシャティが困惑していると、そこに使用人が迎えに来ます。使用人によれば、どうやらテルデオが彼女を呼んでいるそうです。
義家族に執着されています44話|ネタバレ感想および補足
44話のネタバレ感想|皇太子・ダリアとその駙馬について
皇太子のダリアは気の強そうな女性で、その駙馬(お婿さん)は美しい男性です。それこそペレシャティが美人だなと思うほどに顔が整っています。
また駙馬は人当たりがよく気が利いて、ペレシャティの友人が登場したときも「この辺で案内を終わりにしましょうか」と配慮してくれました。
彼の立場を考えれば、むしろ友人が身を引くのが正しいのですけどね。けれど彼は、文句すら言わずに気遣ってくれたのです。
そのため現状では、駙馬“美人だし気が利くいい人”という印象です(もしかしたら裏の顔があるのかもしれませんが…)
ネタバレ感想②ダリアって女性なんですね!
実は管理人、最初ダリアのことを男性だと思っていました。
しかし前回のストーリーを読んで、ようやくダリアが女性だと気付きました。よくよく考えれば、ダリアって女性名ですよね・・・
けれど韓国マンガにおける皇太子はほとんどが男性で、おまけに駙馬は髪が長く中世的な外見です。そのせいもあり管理人は勘違いをしていました。
もしかしたら管理人と同じ勘違いをしている人がいるかもしれないので、念のため弁解と説明をした次第です。