漫画『義家族に執着されています』の43話のネタバレと感想です。現状、ラピレオン家はやや混乱気味です。特にセルフィウスや使用人・ダニエルは、1年後にペレシャティが出て行くと知って落ち込んでいます。
この先どうなるのでしょうか?ストーリーの続きを読んでみましょう。
ラピレオン家の人々と食事をするも、気まずい雰囲気が流れる
とある日の夕食シーン

ペレシャティはいつものように、ラピレオン家の人々と夕食を取ります。しかしあんな事があった後なので食卓には気まずい雰囲気が流れていました。
するとその時、セルシアがふと口を開きます。
「そういえば今度、皇太女殿下のパーティーに参加するそうね。メイドに聞いたわよ」
しかしペレシャティは曖昧な笑みを浮かべて、まだ決定したワケではないので…と言葉をにごします。
というのも皇太女が主催する舞踏会となれば、テルデオも参加する必要があります。しかし彼は社交界が嫌いなので、話を切り出せずにいたのです。
するとその時、グローリアが「それならテオも一緒に行かなければならないね」と言うと、テルデオは困った顔をしながらも素直に返事をします。
てっきり嫌がると思っていたのに、彼がすんなり参加表明をしたのでペレシャティは目を丸くしました。


ペレシャティとテルデオは、皇太女・ダリアの舞踏会に参加する
2人は舞踏会に参加する
そして数日後、ペレシャティとテルデオは舞踏会に参加します。
なお会場には貴族の子供たちも来ており、それを見た彼女はふとセルフィウスのことを思い出しました。
するとその時、年若い男女2人が目の前に現れてテルデオに挨拶をします。
しかし彼は返事もせずに無表情でその場を通り過ぎたので、ペレシャティは冷や汗をたらしながらも、返事はした方がいいとのでは…と心配します。
するとテルデオは「分かった」とすんなり承諾したので、彼女はまたもや目を丸くしました。


そしてダンスの時間がはじまる
そうこうしているうちに、会場に美しい音楽が流れてダンスの時間が始まります。するとテルデオはすっと手を差し出し、ペレシャティをダンスに誘いますがーーー
いざ踊って見ると、やはりテルデオはダンスが下手でした。基本的な動きはできるもののステップが硬いのです。
それでも不慣れな彼が一緒にダンスをしてくれたので、彼女の顔には笑みが浮かんでいました。
皇太女・ダリアとの会話
2人がダンスを終えて一休みしていると、そこに皇太女・ダリアと駙馬(貴人の娘婿)が現れました。
「はてさて、珍しい光景だな。大公が踊るなんて。お前が愛妻家になったという噂は嘘ではないようだ」
引用元:義家族に執着されています43話
皇太女・ダリアはどこか含みのある目をしています。またこの時、駙馬が宮殿を案内したいと言うのでペレシャティは笑顔で付いて行きました。
・・・
そして一方、ダリアは「私たちも行くぞ」とテルデオに声をかけますがーーー
テルデオは先ほどからペレシャティの方ばかり見つめていて、彼女が去った後もずっと視線をそちらに向けています。
それを見たダリアは「ほう?」と顔を歪めました。
まとめ|義家族に執着されています43話のネタバレと感想
43話のネタバレと感想|健気な男・テルデオ

43話のテルデオがあまりに健気で、管理人は思わずほっこりしました。
基本的に彼は、不愛想だし社交界に顔を出さない人です。なのに今回はペレシャティのために苦手な舞踏会に参加し、おまけにダンスの練習までしていたようです。健気な男ですよ本当に。
そして彼の気持ちは、少なからずペレシャティに通じたようです。
テルデオのダンスはお世辞にも上手いとは言えず、ステップは固いし明らかに不慣れ。それでも自分のために舞踏会に参加してくれたのだから、ペレシャティはやはり嬉しく思ったようです。
ただし困ったことに、彼女は自分に向けられた好意に気付いていません。「彼は申し訳ないと思っているから、ここまでしてくれるのね」とズレたことを考えています。
いや違うんだよ、そうじゃないんだよ…!