漫画『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』の45話のネタバレと感想です。
サビナの体調が回復したことで、アリアは彼女とも親交を持てるようになりました。そして今回、バレンタイン邸に神聖帝国・ガルシアから神官が来訪します。
彼らの目的は何なのでしょうか?ストーリーの続きをまとめました。
>『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』ネタバレ全話はこちら
バレンタイン邸に、イドゥン教の神官たちが来訪する
ダナからの連絡
「今日、大神殿から神官が来ますよ」
ダナからその連絡を聞き、アリアは目を丸くしました。
バレンタイン邸に来訪するのは『エデン教』の神官たち。 なおエデン教は神聖帝国・ガルシアで信仰されている唯一の宗教です。
アリアはなぜ神官が来るのかわからず不思議に思うも、どうせ大した事ではないと思い気にしていませんでした。
その日の夜。
アリアは自室で眠っていましたが、どこからか口論する声が聞こえたので目を覚まします。そして声のする部屋を見つけると、扉の前に立って会話を盗み聞きしました。
神官たちの会話を盗み聞きする
会話を盗み聞きしたところ、どうやらガルシアから来た神官たちが秘密の話をしているようです。
なお彼らは、神官の中から誰をバレンタイン邸に送るかでもめていました。
「ガルシアの大切な人材をバレンタインに送るなんて」
「仕方ないでしょう。世の中には闇があってこそ光も存在するのですから」
アリアはそんなルールがあるなど今まで知りませんでした。とはいえバレンタインに関する情報はほとんどが極秘なので、知らないのも無理はありません。
すると神官たちは盗み聞きされているとも知らず、バレンタインに見習いを送れば悪に染まって罪を犯して堕落するに違いない!と断言します。
またこのとき彼らは『天使の名前を持った騎士見習い』の話をしますがーーーそのセリフを聞くや否や、アリアは”ガブリエル”のことを思い出して顔色を変えました。
アリアは当時のことをまだ鮮明に覚えていたので、体を震わせます。
さらに神官たちは、その騎士見習いをバレンタイン邸に送ると言い出しました。
というのも彼は『最も低い場所』の出身であり発現した神聖力も不安定なため、その子供ならバレンタイン邸に送ってもいいだろうと結論を出したのです。
神聖帝国・ガルシアとバレンタイン家の関係性とは?
アリアは情報を整理する
神官たちが部屋から出た後、アリアは情報を整理します。
まず神聖帝国・ガルシアから『天使の名前を持つ誰か』が研修生として来るのは確かです。
神官たちは気が向かない様子ですが、規則なのかバレンタインに神聖力を持つ子供を派遣しなければならないようです。そしてアリアは廊下で立ち尽くしながら考えました。
ガルシアはなぜ見習いを派遣するのか。そして神官が言っていた『闇があってこそ光もある』とはどういう意味なのかーーー
難しい顔をして考え込むアリア。するとその時、何をしてるんだ?とロイドに話しかけられました。
⇒『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』46話のネタバレはこちら
【まとめ】セイレン45話のおさらいとネタバレ感想
45話の概要とネタバレ感想
『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』の45話では、新しい情報がたくさん出てきましたね。以下、簡単に今回の内容をおさらいします。
- バレンタイン邸に神官が訪れる。
- 神聖帝国・ガルシアから、定期的にバレンタイン邸に人材を送る必要がある。
- しかし神官は②を快く思っていない。
- それどころかバレンタイン邸に送った人は悪事を覚えて堕落すると思っている。
- そこで『天使の名前を持つ騎士見習い』に白羽の矢が立つ。出身や能力的な問題から捨て駒にされる。
- ただしその騎士は、前世で謀反を起したガブリエルである可能性が高い。彼は粛清と称し、前世で大勢の人を手にかけた。
神官たちの言う『天使の名前を持つ騎士見習い』は、アリアの予想どおりガブリエルを指しています。
そしてガブリエルは、アリアが『東側の端の村』で出会った銀髪の騎士見習いと同一人物です。今後、アリアはあの子と再会することになるのでしょう。
ガブリエルは今のところ優しくて正義感にあふれた少年なのに、前世では非道な騎士に成り下がっていました。つまり今世でも、そうなる可能性が高いのです。
アリアが軌道修正してあげられればいいのですが・・・あまり接点がない分、上手くいくのか微妙なところですね。
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