この記事では『再婚承認を要求します』117話のネタバレと感想を紹介しています。
前回、ソビエシュは再びナビエのもとを訪れました。そして他の男の妻にならないでくれと懇願し、さらに偶然通りがかったハインリはその会話を立ち聞きしてしまいます。
あの後どうなったのでしょうか?ストーリーの続きを見てみましょう。
会話を立ち聞きした後、ハインリは憂鬱な気持ちになる
憂鬱なハインリ
結局のところハインリは、あの時ナビエの声がよく聞こえませんでした。
しかし西王国に戻った後も、ナビエが何と答えたのか気になり憂鬱な気持ちで過ごします。
(クイーンは何と答えたのだろうか。どうせなら最後まで全部聞いておけばよかった)
ハインリは窓枠に腰掛けて、足をブラブラさせながら空を見上げます。
あの2人は夫婦として破綻していても、幼い頃から一緒に過ごしていたため兄妹のような情が残っている可能性があります。
そのためナビエがもう一度ソビエシュに機会を与えるかもしれない…と不安になったのです。
ナビエからの呼び出しに
午前中、ずっと落ち込んでいたハインリ。
しかしその後、ナビエが呼んでいるという連絡を聞くや否や、上機嫌で彼女の元へと向かいます。
さらにナビエが小さな手編みのセーター(鳥になったときに着るための服)をくれたので、彼は大喜びしました。
またこの時、ナビエは椅子に腰かけると「クイーンに変身したら、私が直接その服を着せてあげますよ」と言って自分の太ももをポンポンと叩きます。
その言葉にハインリは喜色満面になり、すぐさま鳥に変身するとセーターを咥えてナビエの膝元に飛んで行きました。
ナビエに可愛がられて、すっかり上機嫌になる
可愛い夫
ナビエと幸せなひと時を過ごした後、ハインリは小躍りしながら廊下を歩きます。
(クイーンは俺を可愛がってくれる♪俺は可愛いクイーンの夫♪)
しかしこの時、ハインリはあることに気付きます。というのも『夫』が可愛いという状況に危機感を覚えたのです。
そしてハインリは、後ろを付いて来ていたマッケナに質問します。
「俺の普段のイメージはどんな感じだ?」
マッケナは急にどうしたんだと思いながらも、軽率な現実主義者だと答えます。するとハインリはため息をつき、心底困ったという顔で悩みだしました。
(クイーンと結婚したら、初夜だけは必ず行わなければならないのに…私はクイーンの手に触れているだけで幸せだが、もし失敗したら2回目の夜は来ないかもしれない)
要するに彼は、こんな調子で初夜を無事に終えられるか不安になったのです。
そして自分が完璧な夫ではないと知られたら、ナビエに失望されるかもしれない…と再び憂鬱な気持ちになりました。
『再婚承認を要求します』117話のネタバレと感想
117話のおさらい
というわけで117話はハインリ回でした。ひたすらナビエのことを考えて落ち込んだり喜んだりを繰り返し、忙しい(?)状況です。
ナビエに可愛がられて一時は回復するものの、その後は「夫が可愛い」という状況に危機感を覚えて再び落ち込みます。
どうやら彼は、何でも完璧にこなせる夫じゃないとナビエに失望されるかもしれないと思っているようです。
またハインリには『遊び人』という噂があるので、そのことも彼の不安に拍車をかけます。
遊び人=そっち方面に慣れている=ナビエからの期待値(?)も高いはず…という結論にたどり着いてしまったのです。
その結果ハインリは、夜のあれそれをスマートに行わないと2度目はないかもしれないと不安になります。それこそ117話の最後のシーンでは、絶望的なため息をつくほど落ち込みました。
117話のネタバレ感想|考えすぎだよハインリ!
ハインリの気持ちも多少は分かります。
確かに夫婦となるとそっち方面も大事ですし、とりわけハインリのように若い男性だとそういう考え方になりがちなのかもしれません。
こちらの記事で考察していますが、多分ハインリの年齢は20歳くらいなので、この悩みは普通と言えば普通なのでしょう。
さすがに1回でも失敗したら失望されるというのは考えすぎですが、これも若さゆえなのかな…と年寄りくさい感想を持ちました。
いつもありがとうございます。
ハインリかわいすぎでしょう。
そして可愛いだけじゃダメなんだと気づく可愛さも。
前回落ち込んでしまいましたが、ハインリのいいところは
ナビエ様を絶対に責めたてないってことですよね。
これがソビエシュならそなたはやっぱり前の男がいいのか?とか
ぐじぐじぐじぐじねちねちねちねち責めたててナビエ様を痛めつけることでしょう。
ハインリはナビエ様のこととなると情緒不安定には陥りますが
基本ナビエ様至上主義で絶対に傷つけたりしないんですよね。
好きな人に触れてるだけで幸せな純情青年が大人になる瞬間を
漫画でもどうか原作通りに描いて欲しいものです。
>紅茶さん
コメントありがとうございます!今回のハインリすごく可愛いですよね。ニヤニヤしながら読みました笑
純情青年が大人になる瞬間、私も今から楽しみです。