『義家族に執着されています』12話~13話のネタバレと感想|継母たちに迫られ、ペレシャティは困惑する

義家族に執着されていますネタバレ

漫画『義家族に執着されています』の12話~13話のネタバレと感想です。

継母の渾身の演技により、ペレシャティは自分が正しいのか分からなくなります。そして全てが勘違いなのでは…と前提から疑い始めますが、この先どうなるのでしょうか?

無事に継母たちを追い払えるのか、続きを読んでみましょう。

>『義家族に執着されています』ネタバレ全話はこちら

12話|継母とレイナは、ペレシャティを心配するフリをする

継母たちは”良い家族”のフリをする

義家族に執着されていますネタバレ

侍女たちが零れた紅茶を片付けた後。継母とレイナはさも心配そうな様子で、ペレシャティの悪い噂が流れていると話しました。

というのも社交界では、ペレシャティが伯爵家の遺産を独り占めするために継母たちを追い出したと噂になっているのです。

その理由は、彼女が本来行うべき手順を飛ばして大公と結婚したから。そのため結納をすれば噂は収まるだろうと、継母たちは提案しました。

ひよこ
私たちはこんなにあなたを心配しているのよ!とアピールしてるんだね。
白うさ
うわぁ白々しい…

またこの時レイナは、自分たちを伯爵家の母屋に入れてほしいとお願いします。それだけでなく、シーフがまだペレシャティを忘れられないようだと罪悪感を煽るようなことまで言うのです。

その話を聞いていたペレシャティは次第に顔色が悪くなり、どうすればいいのか分からなくなります。そして混乱のあまり『いっそお金を渡して帰らせ、その後でもう一度考えようか?』と考え始めますがーーー

その時、扉の方から声が聞こえました。

「誰が誰を忘れられないって?」

声のする方に視線を向けると、そこにはセルフィウスが立っていました。

セルフィウスが助けに入る

セルフィウスは険しい顔をしながら、金銭ではなく大公の権威が目的か?と指摘して継母たちを黙らせます。また彼はペレシャティのすぐ傍に来て、顔色が悪いと心配します。

その結果、味方が増えたおかげかペレシャティは気持ちを立て直し、継母とレイナを帰らせました。

・・・

継母たちが帰った後。

ペレシャティはセルフィウスにお礼を言うと、彼は少し照れながらも彼女を部屋まで送ると言います。

そして2人で廊下を歩きながら、ペレシャティは考えました。

(継母たちといると息が苦しかったのに、今はまた平気になるなんて。本当に狂ったみたいだけど…いくら考えても、過去に戻ったのは夢じゃないみたい)

するとその時、セルフィウスは彼女を気遣って近々行われる祭典について話題を出しました。

祭典とは?
  • カスター帝国では毎春、祭典が開かれる
  • 今回の祭典は、前回の戦争において最大の貢献者だった大公と、皇帝を讃える目的で開かれる
  • 今年の祭典は去年より盛大なものになる予定
  • なお前世でのペレシャティはこの祭典をシーフと楽しんだ

しかし話を聞けば、セルフィウスはこの祭典について否定的なようです。

というのも戦争孤児が多いのに、随分前に終わった戦争を祝う意味があるのだろうかと疑問を持っていたのです。

ひよこ
この子、本当にしっかりしてるね。
白うさ
これでまだ8歳だから驚きだよ。

とはいえ大公家から皇帝への不満が出るのは良くないこと。そのためペレシャティは、セルフィウスの部屋について話題をそらします。

すると彼はもじもじしながら「部屋を見てみますか?それと、これからはセルフィと呼んでもいいですよ」と言うので、ペレシャティは嬉しそうに『セルフィ』と呼んで彼の頭をなでてあげました。

祭典への想い

そして再び廊下を歩きながら、ペレシャティは祭典へと思いを馳せます。

テルデオがただ戦勝を祝うためだけに祭典に出るはずないので、彼には別の意図があるのだろう…と考えたのです。

また前世でのペレシャティは、祭典の最終日に命を落としています。つまり彼女にとっても、この祭典は意味のあるものなのです。

13話|テルデオは皇帝からの警告を思い出す

テルデオとモルトンの会話

女王の王冠

その日の夜。執務室にいたテルデオは、皇帝に言われた言葉を思い出していました。

というのも皇帝に会ったとき、信頼を裏切るなと警告されたのです。

そして補佐官のモルトンに「皇帝は根を絶やす予定だから祭典後もしばらく首都に留まる」と話します。

白うさ
根を絶やすって何のことだろうね?
ひよこ
今は分からないけど、根絶やし=敵を一層するみたいなイメージはある。

またこの時テルデオは、ペレシャティはどうしているかと尋ねます。モルトンはその質問を意外に思いながらも、彼女はしっかり実務を学び仕事をこなしていると答えました。

そしてモルトンは同時に、午前中にペレシャティの元家族が訪問したことを伝えます。するとテルデオは今後元家族の出入りを禁止するように命じ、寝室へと向かいました。

・・・

暗い廊下を歩きながら、テルデオは憂鬱そうな顔で窓の外を見つめます。降りしきる雨が、彼の目には兵士たちに降り注ぐ矢のように見えたのです。

モルトンの話によれば、テルデオは寝つきが悪いそう。またこのシーンでは、テルデオの顔にくっきりと隈がありました。

寝室に入ると、妻が悪夢にうなされていた

寝室に入ると、ペレシャティがソファの上で眠っていました。しかもまた悪夢にうなされているので、テルデオは彼女を抱き上げてベッドへと移動させてやりますがーーー

布団をかけてやった、その時。

ペレシャティは眠ったまま、助けて…と泣きながら手を伸ばします。そこでテルデオは少しためらいながらも、彼女の腹に触れて安心させるように言いました。

「…ここでは誰も君に手をだせない。安心して眠れ」

そして彼女の眠りが穏やかになると、部屋を去って行きました。

⇒『義家族に執着されています』14話のネタバレはこちら

義家族に執着されていますネタバレ感想|今回のMVPについて

12話のネタバレ感想|今回のMVPはセルフィウス

ネタバレ感想

セルフィウスは12話のMVPでしたね。颯爽と現れてペレシャティを救出しました。

状況をすぐに理解して相手の痛いところを的確につき、さらにペレシャティを気遣うという紳士っぷり。

これでまだ8歳なので、成長したら多分とんでもないイケメンになるでしょう。ある意味で末恐ろしい。

13話のネタバレ感想|皇帝が黒幕か?

13話は不穏なストーリーでした。まだ謎だらけですが、今回行われる春の祭典には裏の目的がある様子。

テルデオ曰く「皇帝は根を絶やす目的」らしく、見たところ皇帝に反対する勢力を片付ける計画のようです。

なおテルデオは何らかの約束により、皇帝に縛られています。

またテルデオは母国を勝利に導いた功労者ですが、本編の描写を見たところ戦争を厭っていることがわかります。それこそ空から降り注ぐ雨を見て、戦場で降り注いだ矢の雨を思い出すほどに。

彼は不眠症らしいので、過去の悲惨なシーンが頭から離れないせいで眠れないのかもしれませんね。

⇒『義家族に執着されています』14話のネタバレはこちら

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