『再婚承認を要求します』90話のネタバレと感想|ナビエは青い鳥の正体について聞く

再婚承認を要求します

LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』のネタバレと感想です。90話のストーリーを紹介します。

ハインリは相変わらずナビエを溺愛していて、前回は彼女に「あーん」をして喜んでいました。しかし部屋の外では、ローズがその会話を聞いてあらぬ勘違いをしてしまいます。

この先どうなるのでしょうか?続きを読んでみましょう。

⇒『再婚承認を要求します』ネタバレ一覧はこちら

ハインリは嬉々として、ナビエに食べ物を与えるが…

ナビエの仕返し

再婚承認を要求します

ハインリは幸せそうに微笑みながら、ナビエに手ずから食べ物をあげます。

しかし一方、ナビエはキスすると勘違いしたため拍子抜けします。そこで仕返しをするためハインリに口を開けさせ、そこにヒョイヒョイと食べ物を入れ続けました。

「ちょっと待ってください、クイーン。多すぎます。少しだけゆっくり···」

困った顔で、口元を抑えるハインリ。しかしナビエは

「夫婦水入らずで、これがしたかったのでしょう?」

と言って手を止めません。一つも零さずに、全部食べるように言うのです。そのせいでハインリは口をパンパンに膨らませ、涙目になりました。

ひよこ
ローズはこの会話を聞いて勘違いしたんだね。
白うさ
というかハインリ、嫌がりながらも抵抗しないね。

鳥一族のはなし

「私のロマンは、 こんなに激しいものではなかったのに…」

食事を終えた後、ハインリは涙目でそう言います。その様子を見たナビエは、ちょっと仕返しが酷かったかな?と反省し、おわびに彼の口元をハンカチで拭いてあげました。

そして彼女はふと、今まで気になっていたことを聞きます。

「あなたの飼っている青い鳥は、マッケナですか?」

その質問にハインリは一瞬驚くも、その通りだと答えます。するとナビエは続けて「鳥一族ですか?」と質問しますが・・・

その瞬間、ハインリは大声で笑い出しました。しかもいつぞやのエルギ公爵と同じように、大口を開けて可笑しそうに笑うのです(70話参照)

そのためナビエが少し拗ねた顔をすると、彼はひとしきり笑った後、わずかに暗さを感じる笑みで「なるべくその名前を呼ばない方がいいですよ」と言いました。

というのも“鳥一族”という名称は、他人が勝手につけた蔑称であり本人たちが好む名前ではないのです。

クイーンも鳥一族ですか?

続けてナビエは、クイーンもその一族なのかと質問します。するとハインリは笑顔を作りながらも、冷や汗をたらして手を震わせながら言いました。

「もし…もし、クイーンも人なら…あなたは気分を悪くしますか?」

その言葉に、ナビエはクイーンの姿を思い出します。

(かわいいクイーン。私にケーキを持ってきてくれて、私のために泣いてくれて、翼を伸ばして抱きしめてくれたクイーン)

ナビエはクイーンを不快に思ったことはありませんが、心を開きすぎたので気まずく思います。

そのため質問に対して「少しだけ」と答えますがーーハインリはそれを聞くと、酷くショックを受けた顔をしました。

白うさ
鳥だと思って素で接してきたのに、実は人間だと判明したから気まずいんだろうね。
ひよこ
でもハインリは、悪い意味で受け取ったのかな。

結局ハインリは、正体をナビエに明かせなかった

ハインリはひどく落ち込む

結局ハインリは、自分こそがクイーンだと打ち明けることなく執務室に戻ります。

そして意気消沈しながら、マッケナに先ほどの事情を話しました。

「それで結局何も言えなかったんですか!?」

マッケナは驚いて言及しますが、ハインリは机に突っ伏したまま。

どうやらハインリは、ナビエに嫌悪を抱かれたと思った瞬間に頭が真っ白になったそう。ナビエの冷たい目つきはぞっとするほど魅力的だけれど、そこに自分への敵意が含まれるのは辛いのです。

そして悩んだ結果、ハインリは東大帝国の侍女たちが来てからナビエに事情を話すことにしました。ナビエが真実を知ってショックを受けた時、慰める人が必要だと思ったのです。

エベリーに謎のプレゼントが届く

その頃。

東大帝国の魔法アカデミーにいるエベリー(ナビエが支援する孤児)のもとに、匿名でプレゼントが届きます。

エベリーが自室でプレゼントを開けると、そこに入っていたのは青い宝石で作られたペンダント。彼女はその美しさに、わあ…と感嘆の声をあげました。

⇒『再婚承認を要求します』91話ネタバレはこちら

『再婚承認を要求します』90話のネタバレと感想

90話の感想①ハインリがかわいそうな現状

ネタバレ感想

90話にて、久しぶりに鳥一族の話題が出ましたね。

そして不運なことに、ハインリは「クイーンの正体が自分だとバレたらナビエに嫌われる」と誤解してしまいます。

その結果、ハインリは結局ナビエに正体を明かませんでした。見たところ、かなり深刻に悩んでいるようです。

いずれ事実を言わなければならないし、隠したままではダメだと彼自身わかっています。けれどナビエに嫌われるのが怖くて、何も言えないのでしょう。

90話の感想②鳥一族について考察

鳥一族のことは詳しく描写されていませんが、ハインリの台詞からすると苦労してきた一族のようですね。

ハインリ曰く「鳥一族という名は他人がつけた蔑称」との事なので、過去に差別された歴史があるのかもしれません。だからこそ彼らは、自分が鳥一族であることも生き残りがいることも隠しているのな…と思いました。

いやだってね、皆が友好的なら正体を隠す必要なんて無いですから。隠すという事は、多分そういう事なのでしょう。

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3件のコメント

更新ありがとうございます。
ハインリ、落ち込みますよね。
いくらどMでも嫌われるのは望んでないですし。
普通の王国の国王としての顔と鳥一族の王(ですよね?)の顔と、早くナビエ様が両方愛してくれるのをやきもきしながら待たないとですね。
でも鳥一族の子孫を残していかないと本当に絶滅してしまうんでしょうから、切実ですよね。
お兄さんにも子供が出来なかったし。
ハインリ(とマッケナ)にすべて掛かっているなら重圧が凄いでしょう。
クッキー食べたぐらいで不妊だ子供だ離婚だと騒いでるソビエシュの悩みなんて小さく感じます。

この漫画が気になり、検索した所こちらに辿り着きました。
とても読みやすく、尚且つまるで原作や漫画をそのまま読んでいるかのようにわかりやすく書かれているので、一気にここまで夢中に読んでしまいました。
作品への愛を感じます。次の更新、気長に楽しみに待っています。

>みよさんへ
コメントありがとうございます!
作品の臨場感が伝わるよう心掛けているので、そう言ってもらえると嬉しいです。

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