LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』のネタバレ感想です。56話~57話までのストーリーをまとめて紹介します。
55話ではハインリの計画が明らかになり、さらにラスタもロテシュ子爵への反撃を始めました。いろいろな人間の思惑が絡み合い、泥沼っぷりが加速していきますが…
今後の展開はどうなるのでしょうか?感想を交えながら、ストーリーを紹介していきます。
『再婚承認を要求します』56話ネタバレ
ロテシュ子爵にまつわる調査報告
ナビエは部下から、ラスタとロテシュ子爵にまつわる調査報告を聞きます。
部下の1人によると、ラスタは淑女教育を学びはじめた様子。しかも教育陣は、ナビエと同じ講師を呼んだそう。
つまりラスタは、徹底的にナビエを真似ているのです。
また傍仕えの騎士によると、ロテシュ邸には秘密地区があり、そこには執事と家族しか入れないとの事。
さらに秘密地区には赤ん坊がいて、誰もその子の顔を見たことがないそうです。
この調査報告を聞いたナビエは、その赤ん坊がラスタとも関係するのでは…と勘繰ります。
ロテュ子爵は怒鳴りこむが…
ルベティが恥をかいたと知り、ロテュ子爵はラスタの元に怒鳴り込みました。
その顔は鬼の形相でしたが、ラスタは平然とした様子で対応します。動じることなくイスに座ったまま、ドレスが欲しいといったのは誰かしら?と静かに反論しました。
心配するソビエシュをも、ラスタは欺く
ロテュ子爵には冷たい態度を取ったラスタですが、ソビエシュの前ではいつも通り愛らしく振る舞います。彼が自室に訪れれば、かわいく甘えますが…
ソビエシュはどこか浮かない様子。
理由を訪ねれば、彼は「誰かが君とロテュ子爵について探っている」と告げました。そして同時に、もしロテシュ子爵に脅迫されているなら話しなさいとも言いますが…
ラスタは真っすぐに彼を見ながら、隠し事はないと答えました。
一瞬だけ全てを打ち明けようか迷ったものの、期待だけで冒険はできないと判断したのです。
『再婚承認を要求します』57話ネタバレ
ソビエシュは、部下から調査結果を聞く
ソビエシュはこっそりと、部下に調査をさせていました。
調査の対象は、ラスタとロテシュ子爵。56話でラスタは「陛下に隠し事はない」と言っていたものの、逃亡奴隷と元主人であれば関係は絶対に悪いはず。
そのためソビエシュは、未だにロテシュ子爵のことを疑っているのですが…
残念ながら、2人の関係については不明のまま。調査をしてもラスタの秘密はわからず仕舞いです。
しかしその代わり、調査をした部下からナビエとコシャールも子爵を裏調査していると報告を受けました。
この報告を聞き、ソビエシュは懸念します。
もしコシャールがラスタの秘密を知れば、ビラを作って貴族たちにばら撒くでしょう。
奴隷であることも、他の秘密も、全てを大っぴらにするはずです。そうなれば、生まれてきた赤ん坊は「母親が奴隷」という理由で虐げられるかもしれません。
ソビエシュは頭を抱えました。
悪化する夫婦仲。冷え切った関係。
謁見室でナビエと2人きりになった時、ソビエシュは”裏調査の件”について話します。
コシャール側が裏調査しているようだが、一体何が不満なのか。
真っ向からそう告げる彼に、ナビエは無表情のまま反論します。ラスタさんは私から夫を奪ったでしょうと。
そしてナビエが憎まれ口を叩けば、ソビエシュは自嘲的な笑いを浮かべました。
彼は「あなたは私を愛していないのだろう」と呟くものの、ナビエはそれを否定しません。
結果、2人の間には冷たい空気が流れます。
ソビエシュは視察に向かう
ソビエシュは視察のため、2日ほど宮廷を離れます。
魔法能力が消えた魔術師がいるらしく、その調査のためソビエシュが直々に現地へと向かったのです。
視察の話についてはナビエも聞いており、実はソビエシュから「息抜きもかねて一緒に行くか」と誘われていたのですが…
真面目なナビエは、この誘いを断りました。視察先で遊んぶなど言語道断だと、冷たくあしらったのです。
・・・
一方ラスタは、視察に付いて行きたいと懇願したものの置いて行かれます。
結局ソビエシュは、1人で視察へと向かったのです。
ナビエは裏調査を中断する
ソビエシュが視察に向かった後。
彼が”裏調査”に気づいたため、ナビエは仕方なく調査を中断するよう部下に伝えます。
感想
56話感想
今までアホの子だったラスタが、淑女教育を学びはじめましたね。といっても本格的な教育ではなく、幼い子供が学ぶような内容ばかりですが…
しかし、その成果は表れているようです。
今まで泣いて騒ぐだけだったラスタが、56話ではじめてロテュ子爵に反論しました。というか脅しました。
その様子は、どこかナビエに通じるものがあります。ラスタは以前「ナビエのようになりたい」と言っていただけあり、皇后らしい振る舞いをマネしているのでしょう。
そして今回のストーリーを読んで思ったのですが…
ソビエシュは悉く、ラスタを愛人としてしか見ていないのですね。ラスタに愛らしさだけ求めていて、貴婦人らしさは求めていない様子。
彼女の自室から出る時も「遊んでいなさい」と少女のように扱います。
彼はあくまで、ナビエが持たない部分をラスタに求めているだけなんですね。何というか、浮気男の典型です。
57話の感想
ソビエシュが相変わらず、面倒くさい事を言ってますね。
彼はナビエに対して「あなたは私を愛していないのだろう」的なセリフを言って、拗ねて(?)いましたが…
いや、浮気男が何を言ってるのかと。どの口が言ってるんだと思いました。
ここでナビエが「そんな事ないよ!好きだよ!」と言える性格なら良かったものの、フォローはありません。そもそも彼女は男に媚びるような性格じゃないので、すれ違いは加速します。
何というか、彼ってかなり我儘ですね。ナビエに対して求めすぎています。
浮気をしても許してほしい。自分のことは大事にしてほしい。でもナビエに浮気はしてほしくないetc.
どんだけ我儘なんだとツッコみたくなります。
皇帝は、ラスタがナビエに最初に会った時の事を報告されて無かったのかな?
あれだけラスタの事を報告させてたなら知らないはずないと思う。
最初に皇后には近づくなって言えば良かったんじゃないのかな?
ナビエへの無礼な行動を咎めず、庇い続ける夫の事なんか、好きでいたくないと思う。
近付くのを止めなかったから余計にラスタに嫌悪感を募らせたんだと思うけど…。
自分の躾の悪さが招いてる事に気付いて欲しいよね。
コメントありがとうございます。
皇帝は多分、ラスタの無礼な行動を知っていたと思われます。芹さんがおっしゃる通り、知らないはずがないんですよ。
けど彼は、ラスタの無邪気な性格を好いていたから窘めなかったのでしょうね。最初から注意していれば、ここまでドロ沼にならなかったでしょうに…