LINEマンガで連載されている『再婚承認を要求します』のネタバレ感想です。18話~19話までのストーリーをまとめて紹介します。
前回、ラスタは子供を産んでいたことが発覚しましたね。そして新キャラ・ロテシュ子爵が、そのことを皇帝にバラすと脅しにきたワケですが…
この先、泥沼展開になってしまうのでしょうか?
ネタバレを見てみましょう。
『再婚承認を要求します』18話ネタバレ
ロテシュ子爵の恐喝
ロテシュ子爵を睨みつけ、ラスタは悲痛な声で叫びます。
「嘘つき…私の子は、あなたが殺したんじゃない!」と。彼女の眼には、深い憎しみが込もっていました。
しかしロテシュ子爵はその言葉を否定します。
ラスタの子供は彼にとって孫にあたる存在。だから殺してなどいないと。
そして彼は「私はお前の手足になってやれる」と言い、ラスタを懐柔しようとしますが…
当然ながらラスタは信用しません。
ラスタは自身に触れようとするロテシュ子爵の手を叩き落とし、あなたのような側近は必要ないと怒鳴りました。
するとロテシュ子爵は舌打ちをし、皇帝の寵愛は一時的なものだと話し始めます。
側室として皇帝に寵愛されるのは今だけのこと。
ラスタが側室になったことで、今後、不遇な境遇にある美しい娘たちが皇帝を射止めたいと思う様になるだろう。
そしてもちろん、貴族たちからは身分と学識を備えた女たちも送られてくるはずだ。
そして皇帝の寵愛を失えば、ラスタは再び奴隷に戻ることになる…と。
ロテシュ子爵の懐柔により、ラスタは…
「また奴隷に戻る」という言葉に、ラスタは怯えて自信の体を抱きしめます。
するとロテシュ子爵はその”隙”を見逃さず、ラスタに言い寄りました。
私なら、他の女が皇帝に近寄らないよう力になれる。そのためには私をうまく引き入れてくれ、と。
ロテシュ子爵はラスタの肩を抱き寄せますが、すでに彼女は抵抗しませんでした。
ナビエの宮廷案内
宮廷の庭では、ナビエがハインリの案内をしていました。
新年祭が終わった今、本来ならハインリは帰国しているはずですが…
もうすぐナビエの誕生日なので、ハインリは「ナビエと一緒に過ごしたい」と言って東大帝国に残っているのです。
2人の間に割り込んできたのは
ナビエとハインリが歩いていると、そこに「皇后」と呼ぶ声がしました。
声の主は、ソビエシュ。
ナビエを探していたようです。
そして彼はハインリの存在に気づくと、遠回しに「さっさと国に帰れ」という内容の発言をしました。
ソビエシュとハインリの間に漂う、険悪なムード。
その様子を見たナビエはため息をつくと、ハインリを連れてその場を去ろうとしますが…
しかし、ソビエシュはそれを許しません。
どうやら彼は用事があるらしく、ナビエを連れて行ってしまいます。
ソビエシュの用事は、あの時の謝罪だった
ソビエシュとナビエが2人きりになると、彼は「この前は言い過ぎた」と謝罪しました。
彼の言う「この前」とは、ロテシュ子爵の件について。
過失の無いナビエを責めてしまったため、罪悪感があったようです(16話参照)
続けてソビエシュは、和解もかねて2人で別宮に遊びに行かないかとモジモジした様子で誘います。
もうすぐナビエの誕生日なので、彼なりにナビエを祝いたいと思ったようですが…
ナビエはこれを「屈辱だ」と感じました。
というのも、皇后と皇帝は「パートナーとして関係は良好だ」と国民たちに示す必要があるのです。
例え皇帝が別の女を愛していようと、表面上は問題ないように見せなければなりません。
その事実に、ナビエはぐっと唇をかみしめます。
しかし表情には出さず、すぐに穏やかな笑顔を作って了承しました。
ルイフトと国交を結ぶことに
ソビエシュは政治問題について、ナビエの意見を求めます。
というのも、カフメン大公(新年祭でルイフトから来ていたゲスト)が月大陸(ナビエたちの住む大陸)と国交を結びたいと言っており、役人たちの意見が割れているようです。
確かに国交を結ぶとなると問題点はあるものの、ナビエはこれを好機と判断します。
ルイフトと月大陸との国交を推奨するよう進言しました。
また、カフメン大公は、国交を結ぶならナビエに業務へ参加してほしいと望んでいるようです。
ナビエは「私のことをあざ笑っていたのになぜ?」と疑問に思いますが、答えてくれる人は誰もいませんでした。
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『再婚承認を要求します』19話ネタバレ
国交会議にナビエも参加することに
ルイフトと国交を結ぶため、次の会議からはナビエも参加することになります。
ソビエシュは要件だけ伝えると、さっさと東宮へと戻ってしまいました。
ナビエを待っていたのは…
ナビエは一人で散歩を続けていると、ハインリを見つけます。彼は噴水の縁に腰かけて、手でピチャピチャと水遊びをしていました。
ハインリは、ナビエが戻るのを待っていてくれたのです。
ナビエは彼の傍によると、ハンカチを差し出しました。するとハインリは手を拭いた後、ハンカチを自分の懐にしまってしまいます。
次に会う口実をつくるため、ハインリは洗ってから返すことにしたのです。
・・・
会話の途中、ナビエは誕生日のことを思い出します。
ハインリは「誕生日を一緒に過ごしたい」と言ってくれたものの、先ほどソビエシュから別宮に行こうと誘われてしまいました。
そのため、ハインリの誘いを断らなければなりません。
申し訳なさそうに謝罪するナビエ。
しかしハインリは怒ることなく、笑顔で「あなたの負担になりたくありませんから」と言って承諾します。
大人しく引き下がったハインリですが、その顔はどこか寂し気でした。
ハインリと部下
その後。
自室に戻ったハインリは、ナビエへの誕生日プレゼントを見繕うのですが…
テーブルに並べられたのは、豪華で美しい指輪の数々。
これを見た部下は、やりすぎだと窘めます。
ハインリが住む西王国は十分に国力があるので、下出に出る必要はない。これじゃまるで賄賂だと説得するのですが…
ハインリはハンカチ(ナビエから預かったもの)を見てうっとりしており、部下の話を聞いていないようです。
この時、部下はハンカチに刺繍された「N」という文字を見て、ハインリの文通相手がナビエだと気づきます。
ナビエとクイーンの邂逅
ナビエが図書館で過ごしていると、クイーンが飛んできました。
クイーンの首には昼間のハンカチが巻かれていて、それを見たナビエは「すごくかわいいわ」と喜びます。
ナビエはクイーンを抱きしめて「お前からハインリの香りがする」と伝えるのですが…
突然クイーンは赤面してしまい、慌てた様子でバサバサと飛び立ちました。
その後、ハインリは自室に戻って変身をときますが、まだ熱は収まりません。
ナビエの言葉を思い出し、全裸のまま赤面してうずくまるのでした。
部下、ハインリにお説教をする
全裸のハインリを見て、部下はうんざりしながら上着を差し出します。
そして部下は、恋愛するのはいいが相手がナビエとなると話は別だ…と説教をはじめました。
「他国の皇后など絶対にいけません。東大帝国と痴話げんかでもなさるおつもりか」とガミガミ怒る部下。
ハインリは説教を聞き流して外へ出かけますが、部下も後ろからついて来ました。
するとハインリは、眼前にラスタの姿を見つけます。
どうやら彼女も散歩中だったようですが、ハインリは無表情で無視。
ラスタから「私に言う事はありませんか?」と声をかけられたものの、あるとすれば貴方の方だろうと言い返しました。
部下はその様子を見て、皇帝の側室相手にこの態度はマズイのでは…とヒヤヒヤしますが、問題ありませんでした。
ラスタは目に涙を浮かべ「王子は本当にステキな方ですね」と語り始めたのです。
18~19話を読んだ感想
「2人で別宮に遊びに行かないか」のくだり
これはナビエも勘違いしちゃってますね。
恐らくソビエシュは、本心から「ナビエの誕生日を祝いたい」と思っているはずです。
今まではラスタしか見えていませんでしたが、罪悪感のため冷静になったのかもしれません。
けどナビエは「私と遊びに行きたいワケじゃなくて、公務の一環なんでしょ!」と思ってしまい屈辱だと思ったんでしょうね。
そもそもソビエシュって、土壇場になってから「ラスタも連れて行っていい?」とか言いそうです。そうなると、よりナビエを怒らせそうで怖いですね!
本命に弱いハインリ
19話のハインリが可愛いですね!
遊び人だと噂されてるくせに、本命のナビエに抱きしめられると赤面して全裸でもだえるのが可愛いです。
本命に対してだけ初心になるキャラクターって魅力的です(力説)