ドラム式洗濯機の閉じ込め事故があってから、各ニュースサイトでは「洗濯機を買ったらチャイルドロックを使用しましょう」と呼び掛けていますね。
しかし、洗濯機の中にはチャイルドロック機能がついていないものもあります。安い製品や古いタイプのものだと、最低限の機能しか備わっていませんよね。
そこで今回は、チャイルドロック機能のない洗濯機でも使える「ゴムバンドを使った子供向け安全装置」の作り方を紹介します。
ドラム式洗濯機のチャイルドロックとは?
ドラム式洗濯機で5歳が事故!危険なメーカーは日立?対策はしてる?
チャイルドロック機能とは、子供が洗濯機のドアを開け閉めできないようにする機能のことです。つまり、ドアロック機能のことですね。
これを使えば、子供が洗濯機の中に入ろうとしても、そもそも蓋が開かないので入れません。
しかし、安い洗濯機や古いタイプだと、そもそもチャイルドロック機能がついていないというケースも多いでしょう。
ちなみに、我が家で使っている洗濯機にもチャイルドロック機能は付いていません。
我が家には幼い子供がいないので、洗濯機には必要最低限の機能が付いていれば十分なのですが・・・
子育て中のご家庭だと、そうはなりませんよね。チャイルドロックに代わる機能が欲しいところでしょう。
▽事件の原因は窒息?あらましを説明
ドラム式洗濯機に子供が閉じ込められる!事故の原因や対策・防止法は?
子供の事故対策にゴムバンドが役立つ?
消費者庁では、14年~15年にドラム式洗濯機の安全対策について注意喚起を行っています。それによると、ドアを常に閉めるなどの対策以外に、ゴムバンドを使った防止方法も効果的とのことでした。
ドラム式洗濯機のドアは同様の構造のものが多い。消費者庁は14年と15年、一般向けのメールで注意を喚起。子どもが勝手に入らないようにドアを閉めることや、ゴムバンドをかけるなどしておく防止策を呼びかけた。メーカーも取扱説明書で注意を促したり、本体に警告のシールを貼ったりしている。
引用元:https://www.asahi.com/articles/ASL1X4F1NL1XPTIL00H.html
ゴムバンドを使って、子供が洗濯機を開けられないようにしようという話ですね。でも、ゴムバンドを洗濯機に設置する場合、どのように作ればいいのでしょうか?
次の章では、作り方についてまとめてみました。
ゴムバンド(安全装置)の付け方は?
安全装置の作り方
ドラム式洗濯機のふたを中から開ける・閉める方法は?開かない設定の仕方は?
縦型の洗濯機であれば、接着剤でつけるフックを2つ用意し、洗濯機の両サイドにつけます。ゴムひもやヘアゴムを1mくらい用意し、輪にして結び、フックにつけるという方法があります。
引用元:https://www.jrc.or.jp/activity/study/safety/house/
安全装置を作る際に必要なものは、フック(×2)・接着剤・ゴムバンドの3つ。
どれも100均で買える材料ですね。もしくは、お近くのホームセンターで耐久性のありそうなものを購入してもいいでしょう。
上の説明(引用文)に書かれたとおりに作れば、ゴムバンドで即席の安全装置が完成します。ドラム式洗濯機の場合は、下のイラストのようになれば大丈夫です。
引用元:https://toyokeizai.net/articles/-/206457
フックを固定する方法
余談ですが、私は「マグネット製のフックじゃだめなのかな?」と思い、最初は接着剤でくっ付けずに、マグネット製のフックを使ってみました。
結論から言えば、ゴムに引っ張られてマグネットが外れるのでオススメしません。
そもそも、マグネットだと子供が簡単に外せるかと思います(;’∀’)
そのため、赤十字社が説明しているように、接着剤など粘着力の強いもので固定した方が安全でしょう。
まとめ
ドラム式洗濯機の中には、チャイルドロック機能が付いていなかったり、内側から開かなかったりする商品も多いです。
また、タテ型のものを使っているから安心・・・という訳でもなく、どちらのタイプを使っても、子供の行動次第では危険物になってしまいます。
もし、洗濯機にチャイルドロック機能が付いていない場合は、今回紹介したゴムバンドを安全装置の代わりにしてみてください。フック・ゴムバンド・接着剤は100均やホームセンターで買えますし、女性でも簡単に作れます。
この記事で、子育てに真剣なお母さんたちの役に立てたなら、私も嬉しいです。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!
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