ワックスペーパーは食材のラッピングに使える便利なアイテムですよね。
しかし、おにぎりを包んだり弁当の仕切に使ったりすると「ご飯がくっついて取れない」というケースがあります。
こんな時、どうすればいいのでしょうか?
今回は、ワックスペーパーにご飯がくっつく原因と対処法について紹介します。
そもそもワックスペーパーとは?
ワックスペーパーの特徴
ワックスペーパーとは、蝋(ろう)を浸透させた紙のこと。
水と油に強いため、いろいろな料理を包むときに使えます。お菓子のラッピングはもちろん、お弁当の仕切りにも便利なアイテムです。
100均でも販売されているので、気軽に購入できるのがメリットでしょう。
おにぎりを包んでもいいの?
”おにぎり”を包む時はラップやアルミホイルを使う人が多いですが、もちろんワックスペーパーでおにぎりを包んでも大丈夫です。
ワックスペーパーは水分に強いため、おにぎりやサンドイッチやを包むと乾燥防止にもなります。
ただし、ワックスペーパーには弱点があります。そのため使い方を間違うと「おにぎりの米がくっつく」というケースもしばしば。
次の章ではその原因をまとめたので、ワックスペーパーを使うときの参考にしてみてくださいね。
おにぎりやご飯がくっつく原因
原因①ご飯が冷めていない
おにぎりを包んだとき、ご飯が冷めていないとワックスペーパーがくっつく可能性があります。
というのも、ワックスペーパーは耐熱性がありません。蝋(ろう)を紙に浸透させて作ったものなので、当然ながら熱には弱いのです。
そのため熱々の食材を包むと、蝋(ろう)が溶けてしまいます。
ちなみに大手の商品を確認したところ、どのワックスペーパーも耐熱温度は60度でした。
以下は『株式会社シモジマ』様で販売しているワックスペーパーの商品詳細ですが、見てのとおり耐熱温度は60度と記載されています。
●箱サイズ:D146×W158×H68mm
●入り数:1000枚
●サイズ:153×270mm
●耐熱温度:60℃
●素材:紙にワックス加工引用元:https://item.rakuten.co.jp/wrapping/4901755650693/
オーブンペーパーと比較すると、耐熱温度はかなり低めです。おにぎりなどを包むときは、よく冷ましてから使ってくださいね。
ワックスペーパーは水と油に強いが、熱には弱い。
原因②裏表を間違っている
ワックスペーパーには裏表があります。
ツルツルした面の方が防水性が高いため、食材はツルツルした面にのせましょう。
まとめ
ワックスペーパーは水分・油分に強いですが、ロウなので熱には弱いです。
熱いものに触れるとくっつく可能性があるので、おにぎりなどは冷ましてから包むのがベターです。
「ご飯を冷ましたのに、ワックスペーパーがくっつく!」という時は、裏表も確認してみてください。
ツルツルした面とザラザラした面がありますが、コーティングされているのはツルツルした面の方です。食材はこちらの面にのせましょう。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。