漫画『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』の61話のネタバレと感想です。
聖女ベロニカはガブリエルを自分の信者にする予定でしたが、彼がアリアに傾倒し始めたため焦っています。そして一方でアリアは、前回セイレンの故郷である『アトランティス』にまつわる情報を手に入れました。
この先どうなるのでしょうか?続きをまとめました。
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目次
アリアはアトランティス王家の末裔だった?
アトランティス王家のはなし

アリアが触れた途端に家宝が反応した。男によれば、それはアリアがアトランティス王家の末裔である証拠なのだそう。
そして彼は瞳を輝かせながら「私は王族ではなく、末裔にアトランティスの地図を伝える伝令役だったのですね!」と一人でべらべらと喋りながら納得しますがーーー
アリアからすれば何もかもが急展開です。そして戸惑いながらも、ひとまずこの宝石を買い取って調べることにしました。
恋に悩むアリアと素っ気ないロイド
その後アリアはロイドの治療をしに行きます。
彼の右腕には大きな切り傷があり、それを見たアリアは思わず涙をこぼしました。今まで定期的に歌で彼を治療してきましたが、それでも慣れずに辛くなるのです。
するとロイドに涙をぬぐわれたので、彼女は照れて顔を真っ赤にしますがーーー慌てているのはアリアだけで、彼は冷静に「心配せずとも君に手は出さない」と言います。
その言葉にアリアは不満そうな顔をしながら、この状況はおかしいと考えました。
なぜならロイドも義父のトリスタンも、みんなアリアの歌を周期的に聞いているのに『歌中毒』にならないからです。


そのためアリアが悩んでいるとロイドが心配しますが、彼があまりに冷静なのでアリアはまた寂しくなりました。
きっとロイドは私のことを異性として見ていない。夫がいるのに、ちゃんとしたキスを一度もできないなんて…
そう考えて彼女は悲しくなるのでした。


ベロニカ視点|神官から自傷行為について注意される
自傷行為について注意された結果
夜、ベロニカが長い階段を下りている時のこと。
バロムという男性神官がやって来て、ここ最近のベロニカの自傷行為について咎めました。というのも彼女が傷だらけなせいで、彼が虐待をしているという噂が流れたのです。
さらにバロムは彼女を嫌っているため、法王庁から追い出してやると言いますがーーー
そんな事をされては溜まらないので、ベロニカは彼を階段から突き落とします。
そして彼の生死を確認するため遺体に近づくと、その際に血が飛び散って顔面にかかり、このときベロニカは自分の神聖力が高くなったような感覚に襲われました。
つまり神官の血を飲むことで、神聖力を上げられると気付いたのです。
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まとめ|セイレン〜悪党と契約家族になった〜62話のネタバレと感想
62話のネタバレと考察|なぜバロムはベロニカを嫌ったのか?
ベロニカの邪悪さを見抜いていた?

ベロニカは聖女として皆に慕われています。しかし今回登場したバロム神官は、珍しく彼女を嫌っていました。
バロムは以前からベロニカを見るたびに鳥肌が立っていたらしく、また神聖力も高かったそう。もしかすると神聖力の強さゆえに、彼女の邪悪さを見抜いていたのかもしれません。
ほら、昔話とかであるじゃないですか。得の高い僧侶が、怪物の正体を見破るアレですよ。バロムもあんな感じなのかもしれません。
ヤバい子がヤバい事実に気付く
さらに今回ベロニカは、神官の血を飲むと神聖力がアップするという事実に気付いてしまいました。
彼女は今までこの事を知らなかったようなので、恐らく秘匿されている情報なのでしょう。もしヤバイ人に知られたら「じゃあ神官を〇して血をいっぱい飲も!」と考えるかもしれませんから。
なのに61話ではよりによって、ベロニカという邪悪の権化みたいな子が極秘情報を知ってしまいました。今後のストーリーが血なまぐさくなりそうです。
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