漫画『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』の60話のネタバレと感想です。
前話の時点でアリアは11歳でしたが、今回はさらに3年後のストーリーが描かれます。アリアは14歳でロイドは18歳になった訳ですが、2人はどんな生活を過ごしているのでしょうか?
ストーリーの続きをまとめました。
>『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』ネタバレ全話はこちら
目次
ベロニカ視点|計画どおりに物事が進まず、凶行に走る
怒り狂う聖女

3年後。ガルシア大神殿の一室では、聖女ベロニカが怒り狂っていました。
ガブリエルからの連絡がだんだん届かなくなってきたため、このままでは彼が自分の手を離れてしまうかもしれないと焦ったのです。
なにせベロニカの計画を成功させるには、彼が必要不可欠ですから。そして今からでも計画を変更すべきか悩みますがーーー
結局のところ、彼女は今の計画を遂行することにしました。犬も飼い主が変わったら前の主人を忘れて新しい主人に仕えるのだから、これは自然な過程だと考えることにしたのです。
そして近くにある置物を手に取ると、歪な笑みを浮かべながら自分の体に傷をつけるのでした。


アリア視点|3年の月日が経つが、悪意を浄化できずにいた
18歳のロイドとに14歳のアリア
18歳になったロイドは美しい男性に成長していました。それこそアリアは彼といる時、目を長く合わせられず妙に恥ずかしくなる程です。
しかし彼が成長したという事は『バレンタイン事変』が近づいているという事でもあり、それを防ぐ方法はまだ見つかっていません。
ロイドはまだ悪意に汚染されていないとはいえ、父親から悪意を受け継いだため状況は悪いままなのです。


とはいえ悪意に汚染されて死にかけていたサビナは治療できたので、方法が全くないわけではないのでしょう。
問題はその方法をどう探すかですが、いかんせん情報がないのでアリアはセイレンの生き残りを探そうかと考えます。
そのことをロイドにも相談すると、彼は『新航路の開拓事業案リスト』を取り出しますがーーーその書類の中に『アトランティス』と言う単語を見つけてアリアは驚きました。
- セイレンの故郷。伝説の都市で1500年前に海の中に浸かってしまった
- なおこの話は、アリアの母が生前に話してくれた唯一の昔話だった
アトランティスは実在するかどうか怪しいものの、記録には残っている都市です。そこでアリアは手掛かりを探すため、書類に書かれていた人物を呼び出しました。
自称『アトランティス王家の末裔』が現れる
男を呼び出すと、彼は出会い頭に「私はアトランティスの王家の末裔です」とあり得ない発言をしました。そのためアリアは嘘つきに違いないと思い、彼を帰そうとしますがーーー
すると彼は焦り、不格好な石を取り出します。
彼によるとこの石は、アトランティスの末裔である証拠であり代々伝わる家宝だそう。なお彼の先祖によれば、この石を抱いたまま航海をするとアトランティスへの入口が開くのだとか。

そこでアリアは、その石を借りて手に取るとーーー
その瞬間、石は光を放ってピンク色の大きな真珠に姿を変えます。さらにその光景を見ていた男は突然「王様!」と叫びました。
⇒『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』61話のネタバレはこちら
まとめ|セイレン〜悪党と契約家族になった〜60話のネタバレと感想
60話のネタバレと感想|最後のシーンについて

60話の後半では、ものすごく胡散臭い男性が登場しましたね。彼はアトランティス王家の末裔(ただし自称)らしく、その証拠となる謎の石を取り出しました。
さらに最後のシーンでは、アリアが石に触れた瞬間にピンクパールに変わるという謎現象が起こり、さらに男性はアリアのことを『王様』と呼んでいました。
何から何まで謎だらけなストーリーでしたが、管理人なりにこのシーンを紐解いてみました。多分こういう事かと思います↓
- 恐らく男性の一族には、例の石にまつわる伝承?が伝わっている
- その伝承は『アトランティス王家のものが石に触れると真珠に変化する』的な内容
- アリアが触れると石が真珠に変わった
- つまり男性視点だと、アリアは王族の生き残り
⇒『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』61話のネタバレはこちら