漫画『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』の59話のネタバレと感想です。
今回は久しぶりのほのぼの回で、アリアが絵を描いたりケーキを作ってみたりと新しいことに挑戦します。また周囲のみんなとも相変わらず仲良しなので、その辺も含めてお楽しみください。
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目次
11歳になったアリアは、いろいろなことに挑戦し始める
11歳になったアリアの日常

11歳になったアリアはその日、画家に絵を習っていました。しかし彼女が書いた自画像はとても下手で、どう見ても真っ黒な塊にしか見えません。
そのため画家はフォローするのに必死で、さらに様子を見に来たヴィンセントは「才能がありませんね」と容赦ない一言を放ちます。
そして少し苛立ったアリアは、護衛のクラウドを手招きして『ヴィンセントが退屈そうだから祭りにでも連れて行ったら?』と提案しました。


するとヴィンセントは慌てますがーーーその時、侍女のマロニエが呟きました。
「お祭り、楽しそう」と。
その小さな声に気付いたアリアは、絵筆を置いて『みんなでお祭りに行こうか』と提案します。するとマロニエは目を輝かせて喜ぶのでした(ただしヴィンセントは嫌がっていましたが)


11歳の冬、ガブリエルに贈り物をもらう
アリア、11歳の冬。
いつもどおりガブリエルに会いに行くと、彼はかわいらしいバッグをプレゼントしてくれました。というのも今日はガルシアの記念日で、感謝の意を込めてプレゼントを贈る日なのです。
アリアはバッグを受け取って良いかどうか迷うも、結局のところ素直に受け取ります。
そしてこの同時に、彼の気持ちを考えました。修練とはいえ、この土地で1人過ごすのはきっと寂しかっただろう…と。
そこで彼女はキッチンに行ってケーキを取ってくると『私からも感謝の気持ち』と言ってガブリエルにプレゼントします。すると彼は嬉しそうに微笑むのでした。
ロイドの誕生日を祝うため、ケーキ作りに挑戦する
ケーキを作った結果
もうじきロイドの誕生日なので、アリアは彼のためにケーキを作ろうとします。
しかしコックによれば、ロイドは自分の誕生日を祝いたくないのだそう。
それでもアリアは自分が責任を持つからと言い、ケーキ作りを開始しますがーーー出来上がったのは炭の塊だったので、アリアもコックたちも顔を真っ青にするのでした。


サプライズでお祝いをするが・・・
その後作り直した結果、何とかちゃんとしたケーキが完成します(ほとんどコックが作ったものですが)
そしてアリアはロイドの部屋の前にケーキを持って行き、12時ちょうどに祝ってあげようと考えますがーーー
部屋の前に到着するとすぐロイドに見つかってしまい、アリアは一瞬戸惑うものの笑顔でケーキをプレゼントするのでした。
⇒『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』60話のネタバレはこちら
セイレン〜悪党と契約家族になった〜59話のネタバレと感想
59話のネタバレと感想|ロイドが誕生日を嫌がる理由

アリアがケーキを贈った時、ロイドはあまり嬉しそうに見えませんでした。またこのとき彼は「喜べなくて悪いな」と言っていたので、コックの証言どおり誕生日を祝われるのが嫌なのでしょう。
成長するにつれて発狂までのタイムリミットが短くなるので、ロイドからすれば年なんて取りたくないのでしょう。だから祝われるのが嫌なのです。
そう考えると、アリアのした事ってものすごく無神経だし自己満足の塊ですよね。
個人的には、ロイドが嫌だって言ってるんだから祝わずにスルーしてやってよ…というのが本音です。多分、アリアもその辺は自覚があったと思います。
何ならケーキを作る時に「責任は自分が持つ」と言っていたので、最悪ロイドに怒られるのも覚悟していたのでしょう。
それでも誕生日を祝おうとしたのは、彼の存在がアリアにとって祝福だから。
絶対に祝いたいという強い気持があったから、周りの制止を振り切りサプライズを仕掛けたのでしょう(結果的には失敗しましたが)
今は無理でも、いつかロイド自身にも誕生日を喜べるようになってほしいですね。
⇒『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』60話のネタバレはこちら
10歳からやり直しているのに…
時は流れて11歳って何ですか?
21歳でしょ。結婚だってしているし。
修正してください。
?
11歳で合っているはずですが・・・