『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』32話~33話のネタバレと感想|カーリンに再びコアを開けるよう要求する

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漫画『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』の32話~33話のネタバレと感想です。

ヴィンセントの冤罪を晴らした結果、アリアは彼から慕われるようになりました。少しずつ未来が変わり始めていますが、今後はどうなるのでしょうか?

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32話|カーリンは大公に呼び出されて叱責を受ける

カーリンは大公の怒りを買う

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「で、お前が聖遺物を渡したと?」

カーリンは執務室に呼び出されて、大公から質問されました。なお同じく呼び出されたアリアは、素知らぬフリをしています。

ひよこ
アリアはなぜ聖遺物を持っているのか聞かれたから、カーリンを巻き込んだんだね。
白うさ
カーリンとばっちじゃん…

大公が圧をかけてくるので、カーリンは溜まらずに「お嬢さんが駄々をこねるので」と言い訳しますがーーー

それを聞いた大公はますます怒り、カーリンをギロリと睨みます。というのも普段甘えてくれないアリアが、自分ではなくカーリンに対して駄々をこねたことに嫉妬したのです。

そのためカーリンは「丁寧に頼まれただけです」と言い直すも、大公はアリアに何かを頼まれたことがないのでますます怒りました。

白うさ
どう答えてもアウト。

コアを開けて!

東の塔にあるカーリンの自室にて、アリアは彼にネックレスーーー以前神殿で拾ったものーーーを見せます。

しかし彼によれば、このネックレスは聖遺物ではなく何のエネルギーも感じないそう。ただし生命力を吸い込むアイテムのようです。

白うさ
呪われたアイテムじゃん
ひよこ
持ってたら瀕死になりそうだね。

その話を聞いたアリアは、聖女・ベロニカは呪われたネックレスをつけていたのだろうか…と不思議に思いつつも、カーリンに本題を伝えました。

「コアを開けて」

しかし前回と同じように、ダメだと一刀両断されます。

言われた通り『証明』をしたでしょうとアリアが文句を言うも、彼は「証明したらコアを開けるとは言っていない」と詐欺師のようなことを言い出しました。

というのもコアを開けば最悪命を落とす可能性もあり、またアリアの才能ならば1年以内にコアは開くでしょう。

たった1年のために危険行為を犯すなど、カーリンには出来ません。そして小言を言い終えると、彼はその場から姿を消してしまいます。

そのためアリアは、内心で彼に毒づくのでした。

(覚えてなさい!何が何でもコアを開けさせてやるんだから!)

アリアは嫌な可能性に気付く

その日、アリアは雨の中で立ち尽くしていました。というのも、いつも手紙や花を送ってくれる大公婦人から何の音沙汰も無いのです。

するとずぶ濡れのアリアに誰かが傘を差しだしてくれます。誰かと思って見上げれば、それはロイドでした。

33話|大公婦人が危篤になり、アリアは再びカーリンのもとに向かう

大公婦人が発作を起こす

アリアが雨に当たりながらぼーっとしているので、ロイドはまた寝込みたいのか?と注意します。

するとその時「公子様!」と焦った侍女が駆け寄って来て、大公婦人が当然発作を起こしたことを伝えました。

なお医者によれば、大公婦人は明日を迎えるのが難しい状態だそう。

その報告を聞いたロイドは無言になり、一方でアリアは一刻も早くコアを開くためにカーリンを脅すしかないと決意を固めますがーーー

アリアがその場を去ろうとした時、ロイドに引き止められます。そして彼はアリアをじっと見つめながら言いました。

「公国内にお前が住めるような屋敷を用意する。欲しい物があればいくらでも言え。いくら金がかかっても全部手に入れてやるから…だから、ここから出て行け」

そしてアリアに傘を渡すと、彼は去って行きました。

再びカーリンにお願いする

その日の夜、アリアは猟犬のシルバーを連れてこっそり東の塔に向かいます。そしてカーリンのもとを訪れて、再びコアを開いて欲しいと頼みました。

「大公婦人の病気を治したいの。これは私にしかできない事だから、もう一度お願いするよ。前に約束した通りコアを開けて」

その話を聞いて、カーリンは困り果てました。

大公婦人は今日命を落とす人であり、それが道理。アリアのやろうとしていることは世界のルールを破ることなので許可できません。

しかしアリアの瞳を見ているとダメだとは言えず、どうにも気持ちが揺らぐのです。そして彼は頭を抱えて呟きました。

「…信じられない。僕はついにイカレたのか」

⇒『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』34話のネタバレはこちら

『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』のネタバレと感想

32~33話のネタバレと感想|

ネタバレ感想

33話にて、ロイドの母親である大公婦人が急に発作を起こします。なお医者によれば今日が峠らしく、侍女は泣いていました。

大公婦人を救うにはアリアが『生命の歌』を歌うしか方法がありませんが、そのためにはカーリンに頼んでコアを開けてもらう必要があります。

そのためアリアは再び東の塔に向かい、カーリンに頼み込みました。

しかしカーリンとしては、個人的な理由で世界のルールを変えるわけにはいきません。定められた寿命を変えるのはルール違反なので、前回と同じようにアリアの頼みを断ろうとしますがーーー

なぜかカーリンは気持ちが揺らいで、アリアの頼みを聞いてあげたくなります。

33話のラストでは「私は狂ったに違いない」と頭を抱えていたので、多分次回あたりでアリアのコアを開くのかなと思います。

⇒『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』34話のネタバレはこちら

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