小説『再婚承認を要求します』外伝11のネタバレと感想|火事のその後


『再婚承認を要求します』のネタバレ感想です。今回は小説版に掲載されていた「外伝11 エルギ公爵の過去(5)」の概要をまとめました。

前回、クロ―ディア大公の屋敷に火をつけたアレイシア。彼女はエルギを罠にはめ、さも自分が大公妃であるかのように振る舞いますが…誰か、彼女の凶行を止める者はいるのでしょうか?

感想を添えて、内容を簡単にまとめました。

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『再婚承認を要求します』外伝11~過去編~

火事の後、誤解は広がる

再婚承認を要求します外伝
以下の文章は『再婚承認を要求します外伝』のネタバレであり、原作を翻訳したものです。8割意訳かつ概要のみ紹介しています(詳細を載せたら多分、権利元から苦情が来るので)

燃える屋敷の中から出てきたアレイシアは、顔が半分焼けていました。

狂気的なその姿を、誰もが遠目に眺めますが…

そんな中、ズメンシア公爵夫人はいち早く正気に戻り、大公妃(=アレイシア)を救助するよう護衛に命令します。

そして自ら、彼女を庇いながらエルギ共々馬車に連れて行きました。

・・・

一方、困ったのは大公家の使用人。

使用人たちは、公爵夫人に連れて行かれたのが本物の大公妃ではないと知っていました。

けれどこの状況下で真実を明かせば、大公の名誉は失墜するでしょう。そのため使用人たちは何も言えなかったのです。

ひよこ
暴露して信頼を失うか、事実を隠して偽物を許容するかの2択だね。
白うさ
胃痛案件。

その頃のクロ―ディア大公

その頃クロ―ディア大公は、アレイシアの件をどうすべきか王に相談していました(もちろん王は大公側の事情を知っています)

するとその時、遣いの者がやって来ます。

そして一部始終を聞いた後、大公はしばらく悩んでからズメンシア公爵夫妻の臨時邸宅へと向かいました。

アレイシアは大公妃になりすます

クロ―ディア大公がアレイシアのいる部屋を訪れると、彼女は大きなベッドの上で医師に治療されていました。顔半分は火傷により包帯で覆われています。

「あなた」

親しみを込めて、大公を呼ぶ彼女。

顔の半分を隠したアレイシアは、もはや大公妃に似ていません。しかし周囲の人々は、彼女が本物だと信じ切っています。

火事の目撃者も多いので、もし彼女を追い出せば「クロ―ディア大公は妻が顔を火傷したから捨てた」と軽蔑されるでしょう。

するとその時、部屋にエルギが飛び込んで来ました。

彼はすぐ大公に近づいて「あの人はお母様じゃないと皆に話してください!」と主張しますが…

医者も人々も、エルギの言葉を信じません。事件のショックにより記憶が混乱していると勘違いされたのです。

ひよこ
多分、この状況を作り出すことがアレイシアの狙いだったんだろうね。
白うさ
エルギ視点だと、恐怖でしかない。

悩むエルギの前に現れたのは…

臨時邸宅の庭で、エルギはぽつんと座りながら悩みます。あの後、アレイシアが自分を助けたと聞いたものの、やはり母親の名前は渡せません。

「お母様がいなくなるかも」

そうして悩んでいると、美しい金髪の少年が現れて「何が?」と話しかけました。

自分と同じ年頃なのに、尊大な態度の少年。エルギは彼が、西王国の王子・ハインリだと気づきました。

ひよこ
西王国の貴賓として、ハインリもパーティーに参加してたよ。
白うさ
子供時代のハインリって、こんなに生意気な子だったんだね。

エルギとハインリの出会い

あの大公妃は偽物だと、エルギはハインリに説明します。そして同時に、彼の置かれた状況について知りました。

ハインリの状況
  • ズメンシア公爵はハインリを心底嫌っている
  • 公爵は兄がお気に入り
  • ハインリの過失により、彼の兄が体調不良になった

一方ハインリは、エルギと会話をする中で“ある可能性”に気付きーー

「その偽物が火をつけた可能性はないのか?」と尋ねました。

『再婚承認を要求します』外伝11~現在編~

「坊ちゃん、坊ちゃん!」

執事に呼ばれ、エルギはハッとします。過去を思い出して、気が抜けていたのです。そして執事から伝書鳩を受け取り、鳩の持っていた手紙に目を通すと…

エルギの瞳は大きく見開かれます。

それはハインリからの手紙で、ナビエが行方不明になったので近海を探してほしいと記載されていたのです。

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ネタバレ感想|今後のストーリー予想

感想①アレイシアがラスタに似てる件

ネタバレ感想

アレイシアは屋敷を火事にするだけでなく、劇的な救出シーンを人々に見せることで、自分こそが大公妃だと印象づけました。

そしてお察しのとおり、彼女は善意でエルギを助けたのではありません。利用しただけです。

自分の命を守るためとはいえ、幼い子供を火事に巻き込むあたりが外道ですね。特にイメージ戦略で周囲を味方につけるあたり、ラスタを彷彿させます。

顔は全然似ていませんが、アレイシアの行動(というか根っこの部分?)はラスタに似ているのかなと思います。

特に、悪気はないのに最悪な事態を引き起こすあたりが似ていますね。何だろう。他人の夫を奪う女って、根本的に似ているのでしょうか?

感想②真実に気づいたのはハインリだけ

アレイシアはかなりの悪事を働いていますが、彼女の思惑に気付く人はいません。

特にズメンシア公爵夫人は、まんまと彼女の演技に騙されます。おまけに夫人は良い人なので、重傷のアレイシアを手厚く保護しました。

この時点で、周囲はみんなアレイシアを本物の大公妃だと信じています。

事実を知っているのは、エルギ・大公・王・使用人など一部の人間のみ。エルギ側はかなり不利な状況ですね。

けれど、唯一真相に気付いたのがハインリ。彼は昔から聡い子供だったようです。

ストーリー的には、ハインリとエルギが手を組んで次回あたりからアレイシアに逆襲しそうな雰囲気ですが…

本編の時点で、アレイシアはまだエルギの屋敷にいました。という事は、エルギは彼女を追い出せなかったのでしょう。

そもそも今回で、一旦エルギの過去編が終わりそうですし。恐らく次回から、ナビエ編に戻るのかも。

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3件のコメント

外伝の挿絵のエルギとハインリの子供時代の姿がそれぞれ天使みたいに可愛くて可愛くて眼福でした
それにしてもハインリの政敵ズメンシアがここでもう登場しているとは
アレイシアの件は元々ソビエシュ父の女癖の悪さと母の性格の悪さ(側室に一服盛る)とソビエシュの嘘つき体質から始まってますが
ソビエシュってそういえばラスタの件で、ナビエの兄を嘘で固めて罪を擦り付けて追放してましたが
子供の頃から同じ手法を使ってたことになりますよね
子供ソビエシュの嘘を真に受けてアレイシアを感情的に追い出すことなく皇帝がちゃんと調査するなりしてうまく行動できていたらエルギの悲しみは生まれなかったかもしれませんね

>アンドレさんへ
おっしゃる通りで、ソビエシュたちは一家そろって悪事を働いているんですよ。
そしてソビエシュに関しては、私も同じことを思いました。あの悪癖は幼少期からのものだったのですね。
というかこの一家、ストッパーがいないのが怖いです。

ここまで読んでラスタにしろアレイシアにしろ他人を羨み他人の持ち物(地位、財産、男など)を欲しがる奴はみんな性悪な悪党って感じです。

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