マンガ版『再婚承認を要求します』のネタバレと感想です。111話のストーリーを紹介します。
東大帝国へと向かう途中、ナビエは鳥になったハインリを抱き締めて幸福感に浸っていました。しかしその時、馬車の外からハインリを呼び出す声が聞こえます。
あの後どうなったのでしょうか?続きを見てみましょう。
部下から呼び出され、ハインリはすぐ人間に戻るが…
思わぬ事故が発生する
馬車の車輪の調子が悪いらしく、ハインリは一旦馬車から降りるよう声を掛けられます。
そのため鳥から人間の姿に戻って服を着るも、その時ちょうど馬車が傾いたため、ハインリがナビエを押し倒すような態勢になりました。
「す、すみません。わざとでは無いのです。クイーン」
顔を真っ赤にして恥ずかしがるハインリ。
一方ナビエは冷静で、淡々と「わかっていますから、早く降りて下さい」と言いますが…
ハインリは焦ったのか、ナビエのドレスの裾を踏んづけてしまい足を滑らせ、今度はナビエに抱き着いてしまいます。
その結果、彼はこれ以上ないほど顔を真っ赤にします。さらに自らの体の異変に気付き、言いにくそうに呟きました。
「ちょっと待って…動かないでください。今、下の状況がちょっと…」
『下』と言われて不思議に思うナビエ。しかし彼の下半身を見るや否や、すぐに状況を理解して焦りました。
東大帝国に到着する
あの後は特別なことはありませでしたが、ハインリとナビエが再びぎこちなくなるには十分な事故でした(お互いに気にしないように努力しましたが)
そして東大帝国内に入ると、ナビエは馬車の窓から行き交う人々を眺めて感傷に浸ります。
(一時は私の国民だった人々…前皇后を乗せた西王国の馬車を見て、何を考えるだろうか。私のことを厚かましいと思うかしら?)
珍しく自嘲めいた顔をするナビエ。すると向かいに座っていたローラとジュベール伯爵夫人が腹立たしげに言いました。
「あの人たちは殿下の事情を知りませんから、気遣う必要はありません」
「そうですよ!殿下が離婚を受け入れたとき、あの人たちは殿下のために何もしてくれなかったじゃないですか」
侍女たちの気遣いにナビエは微笑むと、心配しないでと答えました。
トロビー公爵家に宿泊する
東大帝国の皇居に入る前に、ナビエはハインリと一緒にトロビー公爵家(ナビエの実家)で一泊することにします。
トロビー夫妻はナビエの姿を見て大喜び。特に父親はハンカチで涙を拭うほどでした。
そして翌朝。
両親に見送られながら、ナビエとハインリは再び馬車に乗って皇居に向かうのでした。
ラスタ視点|真夜中に目を覚まし、消えたソビエシュを探す
ラスタが目撃した光景とは?
ある日の深夜。
ベッドで目を覚ましたラスタは、隣にソビエシュの姿がないことに気付きます。そこで不思議に思い、立ち上がって隣室に続くドアを覗いてみるとーーー
そこには1人でワインを飲むソビエシュの姿が。
しかも彼は自らの胸をドンドンと殴り、泣きながら「ナビエ!ナビエ…!」と叫んでいるのです。
異様な光景を目にしたラスタは絶句しました。
『再婚承認を要求します』111話のネタバレと感想
111話のネタバレ感想①ソビエシュの奇行
最後の方でソビエシュが奇行に走っていましたね。ナビエを恋しがるあまり、もう平静でいられないのでしょう。
恐らくナビエを思うと胸が辛くなるので、胸に別の痛みを与えることで誤魔化しているのかなと思います。
しかもラスタは、この光景を見てしまいます。
泣きながら元妻の名前を叫んでいる夫を見てしまったラスタは、当然ながら焦るでしょうね。ソビエシュの心の中には、まだナビエの存在が色濃く残っていると気付くはず。
おまけにラスタは、現時点でエベリーが側室になると勘違いしていますから。気が気じゃないと思いますよ。
というかソビエシュ、隣室に現奥さんがいるのに元妻の名前を叫んじゃダメだよ。それはマズイって。
111話のネタバレ感想②例のシーンについて
111話の冒頭ついてですが、管理人ものすごく翻訳に困りました。このサイトは子供も見ているので、あのシーンをどう誤魔化すか 表記するか悩んだ結果ああなりました。
マンガ版の作者様も描写をぼかしていたので、これくらいが丁度いいのかなと。