漫画『不倫は不倫でお返しします』の25話~26話のストーリー概要とネタバレ感想です。
前回のラストでは、エリカとジョシュアが喧嘩をしていましたね。エリカは公爵家の状況をどこまで知ったのか、そもそも誰がバラしたのか。
ストーリーの続きをまとめました。
目次
25話の概要|エリカに情報を漏らしたのはムーア夫人だった
ムーア夫人への罰

スカーレットは大事な妹に心配をかけたくなかったが、エリカは公爵家の現状を知ってしまう。
そしてエリカに情婦の存在を教えたのは、サムエルの乳母・ムーア夫人だった。
激怒したスカーレットはムーア夫人を呼び出して解雇する。プライベートな情報を部外者にバラし、争いごとを起したとなれば当然の罰である。
夫人は必死で許しを請うたが、スカーレットは容赦なく彼女を屋敷から追い出した。
ジョシュアを慰める
スカーレットはその後、ジョシュアを慰めに行く。
しかし彼女は深く悲しんでおり、あなたも内心では私を卑しい女だと思っているのでしょう!と大声で泣きわめいた。
するとスカーレットは今回の件について自ら謝罪し、後日エリカにも謝罪させると約束する。
また事件の首謀者であるムーア夫人に『相応の報復』をすると告げれば、ジョシュアはそんなことが可能なのだろうか?と不思議そうな顔をするのだった。
26話の概要|夫人を解雇したことでサムエルと衝突する
ムーア夫人を解雇した結果
スカーレットは後日ジョシュアの部屋を訪ねて、ムーア夫人を解雇したことを伝えた。
するとジョシュアは「これであの女の顔を見なくて済むのね!」と大喜びする。普段からムーア夫人に嫌がらせされていたので、せいせいした様子だがーーー
彼女はその一方で、スカーレットのことを心配した。勝手に解雇したことでサムエルに怒られないか不安になったのだ。
サムエルは事件のあらましを聞いて激怒する
スカーレットはその後、サムエルにも解雇のはなしを伝える。
すると案の定、彼は勝手なことをするなと激怒するがーーームーア夫人がエリカに情報を漏らしたことやジョシュアが怪我をしたことを知ると、スカーレットの判断が妥当だったと納得する。
その結果サムエルは、今後の使用人の管理をスカーレットに一任するのだった。
ネタバレ感想およびストーリー補足
25話の補足①エリカが今回どれだけ傷ついたか

エリカは今回の事件により、スカーレットが置かれた状況を理解します。
両親は公爵に情婦がいるとを知りながら、弟を騎士にするため姉を売った。その残酷な現実を知ったときのエリカの錯乱ぶりは酷いものでした。
何も知らずにのうのうと暮らしていた自分を責め、また「なぜ姉がこんな仕打ちを受けなければならないのか」とスカーレットの心境を想って泣いていました。
純粋な少女には耐えられない話だったのでしょう。
おまけにスカーレットは今回、ジョシュアのことを恨まないでほしいとエリカに言い聞かせています。これもまたエリカにとって辛い言葉だったようです。
当事者であり一番傷ついているはずの姉が「私は大丈夫」と言うのですから。その言葉をエリカがどんな気持ちで聞いていたのか、想像に難くないでしょう。
25話の補足②14歳で現実を知る
ちなみにエリカの年齢ですが、確かスカーレットの5歳下で現在14歳のはず。
中学生くらいの少女が、両親の外道っぷりや姉の悲惨な生活を知ってしまったとなるとーーー精神的に幼い分、ショックも大きかったと思います。
26話の補足|スカーレットの権力
スカーレットは独断でムーア夫人を解雇し、サムエルの怒りを買うことなく上手く事件を処理しました。彼女自身もエリカもみんな無事です。
なおこの時点でスカーレットは使用人の管理権限を得ました。口の軽い使用人がいたら、今後は好きに処罰できます
嫁いだ当初から女主人としての権限は持っていましたが、今回の事件により使用人の統括的なポジションも入手したのです。
この権利は後から役に立ちそうですね。不幸中の幸い。
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