漫画『不倫は不倫でお返しします』の21話のストーリー概要とネタバレ感想です。
事業のためにアマリリス皇女を訪ねたスカーレット。しかし会話中、今まで隠してきたサムエルとの関係(仮面夫婦であること)がバレてしまいました。
さらに皇女は、真実を話すなら運河の使用許可を出すと言いますがーーースカーレットは何と答えるのでしょうか?
目次
スカーレット視点|真実を告げるよう迫られる
賢明な返答

真実を告げるよう迫られが、スカーレットは気を許さずに「サムエルは良い夫だけど、人は心変わりするから備えておきたい」とだけ答えた。
するとアマリリス皇女はその賢明な答えを気に入ったらしく、運河の使用を許可してくれる。
また他にも必要な物があれば協力すると言ってくれたので、スカーレットは大喜びするのだった。
祖母・ベティーのはなし
商談の後、2人はスカーレットの祖母“ベティー・マッド”について話をする。彼女は美人なことで有名で、皇女は肖像画を見せてくれるがーーー
この時、スカーレットは精神的なショックを受けた。
というのも幼少期に母親から言われた「おばあ様はあなたと同じ赤髪だったの」という言葉をずっと信じてきたのに、肖像画に描かれた祖母は茶髪だったのである。
ゆえにこの場面以降、彼女は「自分はチャンドラー家の本当の娘ではないのかも」と思い悩むようになります。
妹・エリカの様子を見に行く
現在公爵家には、スカーレットの妹・エリカが礼法教育を学びに来ている。そこである日、スカーレットが授業の様子を見に行くとエリカは大喜びするがーーー
内心、スカーレットは複雑だった。
思い返せば子供の頃から、実家の大変な仕事はいつも自分が処理してエリカと弟は良いとこどり。それもこれも自分が本当の娘ではないからでは…と不安になったのである。
しかし何も知らないエリカは無邪気な笑顔を向けてくる。賢くて何でもできる姉を素直に慕っているのだ。
そのためスカーレットは妹が愛しくなり、彼女をギュッと抱き締めるのだった。
アマリリス視点|サムエルの秘密を探ろうと画策する
弟・ジョージとの会話
その日の夜、アマリリス皇女は今日知った情報を弟のジョージにも共有した。スカーレットの事業を許可したことも、彼女が離婚したがっていることも、全て話したのである。
そして皇女はジョージに「スカーレットの信頼を得て、サムエルの秘密を聞き出すように」と指示を出した。
21話のネタバレ感想|スカーレットの両親について
ネタバレ感想①スカーレットの両親は誰?

人間関係がどんどん複雑になってきましたね。ただでさえスカーレットは父親に利用されて傷ついているのに、本当の家族ではないという疑惑まで出てきました。
最悪の場合、チャンドラー家は血縁関係のない娘を利用して公爵家に売った可能性もあるわけで・・・
そうなるとスカーレットがあまりに不憫です。
個人的にはこれ以上主人公に傷ついてほしくないので杞憂であればと思いますが、祖母も家族もみんな茶髪で、母親が意図的にそれを隠していたのなら黒の可能性が高いでしょう。
ただでさえ女性陣が可哀想なストーリーなのに、ここからまた酷い設定が追加されるのかもしれませんね。
このままだと辛すぎるので、せめて一旦ハッピーな展開を挟んでほしい…!
ネタバレ感想②妹・エリカについて
仲良し姉妹
21話で登場した妹のエリカ。
素直そうな茶髪のかわいい女の子です。姉のスカーレットに尊敬と親愛の情を寄せているらしく、21話の中盤あたりではスカーレットに抱き着くシーンが描かれていました。父親と違って良い子そうです。
スカーレットも妹が大切らしく、たとえ血の繋がりがなくとも愛する妹だと考えているようです。
ジョシュアとの関係が気がかり
エリカに礼法を教えているムーア夫人によれば、彼女は頭も良いとの事。しかしこうなってくると、ジョシュアの存在が気がかりですね。
エリカは何も聞かされていないので、スカーレットが公爵と幸せな生活を送っていると信じています。けれど同じ敷地内にいるならジョシュアと遭遇する可能性もあるわけで、聡い子ならばサムエルの情婦だと気付くかもしれません。
姉をこれだけ慕っている子が、情婦の存在を知ったらどんな反応をするのか?現状、その辺が気がかりです。修羅場に発展したらどうしよう。
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