結婚商売62話のネタバレと感想｜ビアンカはなぜ回帰したのか？その理由が判明する

漫画『結婚商売』の62話のネタバレと感想です。

ビアンカは前回のラストで、大司教に『回帰の奇跡』について質問しました。簡単に説明すると、神様が人間を過去に戻すことはあり得るのか聞いたワケですね。

この後どうなるのでしょうか？ストーリーの続きをまとめました。

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なぜビアンカは過去に回帰したのか、その謎が明かされる

『未来予知』の奇跡とは？

神々が起こす奇跡の中に、人が過去に回帰する現象はあるのでしょうか？

ビアンカが質問したところ、フランシス大司教は「回帰はないが未来予知ならある」と答えました。

そしてこの時、フランシス大司教はピンときました。ビアンカの思いつめた表情からして、彼女は未来予知を経験したに違いないと。

フランシス視点

フランシスは内心、ひどく緊張していました。というのもビアンカが聖人なら、発見した自分はきっと法王に推薦されるはず！と期待したのです。

えぇ…大司教なのに打算まみれ…

まあ聖職者とはいえ人間だから、欲深いのは仕方がない。

しかし当のビアンカは自分が聖人だなんて全く信じず、礼だけ言って退室しようとします。

そこでフランシスは慌てて彼女を引き止めて、聖人かどうか判別するための儀式を行ってはどうかと提案しました。

フランシスが必死！

聖人(仮)をここで帰したら出世の話が全てパーになるからね。

大司教と共に、聖人かどうか判断するための儀式を行う

儀式の結果

別室で儀式を行うと、ビアンカの額にはハトの形をした痣ーーー聖人の証が浮かび上がりました。

つまりビアンカは正真正銘、神に選ばれた存在なのです。

そしてフランシスは、ビアンカがどんな未来を望んでいるのか質問しますがーーーその瞬間、彼女は耐えかねたように涙をこぼして言いました。

「夫が…ザカリーが死なない未来です」

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結婚商売62話の解説｜未来予知について簡単に説明します

結婚商売62話のおさらい

62話ではビアンカが聖人だと判明しました。

そして彼女は自分の体験が回帰ではなく未来予知だったと知りますが、この設定がイマイチ分かりにくいので簡単にまとめてみました。

ザックリ解説｜未来予知について

聖人は未来を変える力を持っていて、神が用意した『完璧な未来』を実現させることが役割です。

ただし神は聖人を選ぶとき、逆に『最悪な未来』を見せるそう。

聖人からすれば非常に迷惑な話ですよね。幸せな未来を見せてくれれば、地獄のような体験をせずに済んだのですから。

しかし神様には事情があるのです。

というのも人間の中には神が用意した未来を拒む者もいるので、あえてバッドエンド版を見せることで正しい運命を選ばせるのです。

なおこの点についてはマンガ版だと省かれていますが原作小説には詳細が書かれているので、その内容を簡単に紹介します↓

神様「聖人が言う事を聞かないから、バッドエンド版見せたろ」

つまりビアンカがバッドエンドを体験したのは、歴代の聖人のせい？

補足｜未来予知のはなし

フランシスは回帰ではなく未来予知だと言っていましたが、この2つの現象はよく似ていて定義が曖昧らしいです。

というのも聖人が「自分は過去に回帰した！」と主張しても、その証拠は彼らの頭の中にしかありません。つまり確たる証拠がないのです。

だから教団は「それは回帰ではなく神様が長い夢として未来を見せてくださった」と定義したのです。

早い話が、ビアンカの体験が回帰だったのか未来予知だったのか誰にも分からないのです。

知ってるのは神様と作者様だけですね。

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