漫画『皇帝の子供を隠す方法』の72話のネタバレと感想です。
マリアンは皇女宮の侍女として働くことになりましたが、後からその事実を知ったカイゼンは連絡すらなかったことに落ち込みます。
そもそも彼としては危険人物を皇女宮に置きたくないようですが、マリアンの処遇はどうなるのでしょうか?
マリアンの件でもめた結果、研修期間を作ることにした
マリアンは監視のもと侍女になる
結局のところカイゼンの提案により、マリアンには数日間の研修期間が与えられました。
期間中に監視員とアステルが彼女の仕事ぶりを見て、皇后の侍女として本当にふさわしいか判断する…という方向で話がまとまったのです。
アステル視点|夫の態度に心がゆれる
寝室に戻ったアステルは、先ほどカイゼンが見せた優しい姿を思い出して戸惑います。まるで本当に愛してくれているような気がして、つい頬を染めますがーーー
それも束の間、彼女はすぐにその思考を打ち払います。
勘違いするのはやめよう。彼を信じてはいけない。子供を守ことだけに集中しなければ……と、アステルは自分に言い聞かせるのでした。
数日間、テオールは皇帝宮で過ごすことになる
テオール、皇帝宮に行く
研修期間中、テオールは安全のため皇帝宮で過ごすことになります。
その日の夜はカイゼンが添い寝をしてくれたので、テオールは母・アステルとの馴れ初め(いつ2人は恋に落ちたのか)を話してほしいと強請りました。
子供がキラキラした瞳でねだるので、カイゼンは困った顔をしながらも当時の出来事について語り始めました。
回想|アステルとカイゼンの出会い
カイゼンが初めてアステルに会ったのは、彼女が皇居を訪れた日でした。
皇太子の婚約者として相応しいか見定めるために呼ばれたらしく、当時まだ幼かった彼女は庭でこっそり挨拶の練習をしていたのです。
その光景はとても可愛らしく、偶然彼女を見つけたカイゼンが妖精と勘違いするほどでした。
まとめ|皇帝の子供を隠す方法・72話のネタバレと感想
72話のおさらい
マリアンの研修中、テオールは皇帝宮で過ごすことになりました。
彼女はもう誰かに危害を加えたりしないと思いますが、皇太子を誘拐犯の傍に置いておくのは危険なのでこのような処置を取ったようです。
早く研修期間が終わって、マリアンが職に就けるといいですね。
72話のネタバレと感想
添い寝のシーンについて補足
皇帝宮に移った日の夜、テオールは童話を話してほしいとカイゼンにせがんでいました。
しかしカイゼンは童話なんて知りません。4歳から皇帝教育を受けていた彼は、童話を読み聞かせてもらった記憶すらないようです。
その結果テオールに「悪いお爺さん(=レストン公爵)でさえ昔話をしてくれたのに」と言われてしまい、随分とショックを受けていました。
親としてレストン公爵に負けたのがよほど悔しかったのでしょうね。気持ちは分かります。あんな毒親以下だと言われたら屈辱でしかない。
レストン伯爵の育児事情
意外な話ですが、レストン公爵はああ見えて育児経験2回目です。そのせいかカイゼンよりは子供に慣れている印象を受けます。
というかあの人は育児全般をメイドに押し付けそうな印象なのに、一応は子供の面倒を見れたんですね。それが今回一番の驚きでした。