漫画『皇帝の子供を隠す方法』の36話のネタバレと感想です。
前回のラストで、アステルはついに計画を実行しました。甥と祖父を帰してほしいとカイゼンに懇願したのです。
しかし、なぜか彼は不満そうな顔をしています。この先どうなるのでしょうか?以下にストーリーの続きをまとめました。
ダンスが終わった後、アステルは涙ながらに懇願した
カイゼンに頼み込んだ結果

アステルの懇願を聞いた貴族たちは、カイゼンがその願いを聞き入れると思っていました。なぜなら彼女はもう公女ではないし、断る理由もとくに見当たりませんから。
しかし予想に反し、カイゼンはアステルの願いを却下します。
「…ダメだ。その問題については後でまた話そう」
不機嫌そうに告げられたその言葉。アステルは食い下がりますが、彼は「これは命令だ」と言って話を強引に終わらせて、そのまま会場を去ってしまいました。


計画が失敗し、アステルは落ち込む
アステルは会場を出ると、1人きりで庭園を訪れてため息をつきます。おまけに先ほどのカイゼンは悲しそうな顔をしていたので、その事も気がかりでした。
そうして歩いているとアカシアの木を見つけます。夜空の下で美しく咲くアカシアを見て、アステルはふと微笑みますがーーー
その時、彼女の前にカイゼンが現れました。


カイゼンの本心とは?なぜテオールと侯爵を東部に帰さないのか
カイゼンが2人を引き止める理由
カイゼンは話がしたいと言い、先ほどの出来事について切り出しました。
「あなたは私の許可を得るために舞踏会に参加したのか?あなたの祖父と甥を帰すことがそれほど重要なのか?」
引用元:皇帝の子供を隠す方法36話
彼は険しい顔で、責めるような言い方をします。
しかしアステルが眉間にしわを寄せて、そういう陛下こそなぜ2人を首都に連れて行こうとするのですか?と聞き返すと、彼は急に黙り込みます。
けれど沈黙も束の間。カイゼンは悔しさと悲しさが入り混じったような表情で、再びアステルを責めました。
いっそのこと隠さずに要望を言ってくれれば、こんなに心を踏みにじられた気持ちにはならなかったと彼は言いますがーーーアステルは自嘲めいた顔で、その言葉を一笑しました。
「フフ…そんな理由で私の頼みを断ったのですか?」
するとカイゼンは慌てて否定します。彼はただ、あの2人がいればアステルを引き止められると思っていたのです。
そうしないと彼女がすぐ帰ってしまい、二度と会えないような気さえしていました。そして彼は、ここで本心を打ち明けます。
「あなたに傍にいて欲しいんだ」
二度と帰りたくない
彼の言葉にアステルは驚くも、次の瞬間、大声で叫びましした。
「嫌です!私はもう二度と帰りたくありません!」
6年前に離婚しようと言われた時、彼女は死にたいとすら思いました。しかしそんな事をすれば、カイゼンは新婚初日に妻を死なせた冷血漢になるでしょう。
だからあらゆる屈辱に一人で耐えたまま家を出たのです。愚かにも、彼を心から愛していたから。
そしてアステルは涙を流しながらその場を去り、カイゼンは1人で立ち尽くすのでした。
まとめ|皇帝の子供を隠す方法・36話のネタバレと感想
36話のまとめとネタバレ感想

36話時点で、アステルとカイゼンの関係はこじれていて修復不可能に見えます。
カイゼンが今までカレンベルク侯爵を拘束し続けたのは、アステルに首都に留まって欲しいから。結局のところ、ただ彼女に傍にいて欲しかったのです。
ただ好きな女性と一緒にいたいだけなんですよ。
恐らくカイゼンは今も昔もアステルを愛していて、一夜限りで離婚したのは何か理由があったからだと思われます。
だからアステルに喜んで欲しくて舞踏会を開いたのに、彼女はその舞踏会を交渉の場として利用することしか考えていませんでした。
これは主催者のカイゼンからすれば、確かにショックだったでしょう。気持ちを踏みにじられたように感じても無理はありません。
とはいえ、アステルが悪いワケではありません。
彼女の境遇を考えれば、どんな理由があろうとカイゼンとは二度と一緒に暮らしたくないでしょうから。それほど彼女は傷つけられたのです。
つまり2人の願いが交わることはないのです。どちらかが折れるしかありません。