漫画『皇帝の子供を隠す方法』の94話のネタバレと感想です。
アステルは事件の容疑者として、一部から今も疑われているようですね。そしてランベルク騎士団のセルベルは無実なのに投獄中のため、脱獄を試みているようですがーーー
今後どうなるのでしょうか?ストーリーを簡単にまとめました。
皇帝の子供を隠す方法|94話のストーリー概要
マリアン視点①実父から手紙が届く
皇后専属メイドとなったマリアンは、自室にて“差出人不明の手紙”を発見します。その手紙には「3日後の午前0時に家に来なさい」と書かれていました。
そして約束の日時、マリアンはこっそり王宮を抜け出して実家に戻るとーーーなんとそこには、実父だけでなくレストン公爵がいました。
つまりクロイツェン公爵家は、レストン公爵と手を組んだのです。
さらに実父は、マリアンを第二夫人にするようレストン公爵に提案します。その話を聞いた彼女はショックのあまり屋敷を飛び出しました。
マリアン視点②全ては予想通りだった
マリアンは王宮に帰還すると、先ほど見聞きしたことをアステルに報告します。
「陛下の命令どおり、彼らの計画を探ってきました」
引用元:皇帝の子供を隠す方法94話
実のところマリアンは最初から、スパイとして動いていたのです。そのためアステルは敵の策略を事前に知ることができました。
- クロイツェン公爵とレストン公爵が手を組んだ
- 彼らの次の標的はセルベル
- 一週間後、セルベルの脱獄を助けるフリをして彼を葬る予定らしい
補足|3日前の出来事
3日前に手紙を受け取ったとき、マリアンはすぐアステルに相談しました。
あの家族が“良い意味”で自分を呼ぶはずありません。だからこそマリアンは、今まで何度も機会をくれたアステルに味方しようと考えたようです。
ネタバレと感想|父親たちが酷すぎる!マリアンの現状
ネタバレ感想①人間的に成長したマリアン
マリアンは良い子になりましたね。最初はワガママで考え無しのお姫様だったのに、今は更生して正しい選択をできるようになりました。ラクな方に流されず、義理を重んじる性格になったイメージです。
今まで家族に何度も利用されたので、例の手紙を受け取ったときも「あの人たちが今さら、良い意味で私を呼ぶはずがない」と、ちゃんと警戒心を持っていました。良い傾向ですね。
身内だからと言って必ずしも自分の味方になってくれるワケじゃないし、助けてくれるとは限りません。だから今回のマリアンのように、信頼できる相手を自分で見抜けるようになる必要がある……と管理人は思うのです。
ネタバレ感想②酷すぎる父親たち
レストン公爵は現在、新しい息子を欲しがっています。長男のフリッツが反抗的なので、彼を捨てて新しい後継者を作ればいい……と考えているようです。
そのためレストンは第二夫人を探しており、候補として差し出されたのがマリアンでした。
オッサンに若い娘を嫁がせるのは時代背景的に珍しくないことですが、それでも酷い話ですよね。レストン公爵もクロイツェン公爵も。子供を何だと思っているのでしょうか。