ピッコマで連載中の漫画『外科医エリーゼ』のネタバレです。今回は、27話から31話(ピッコマ版)までのストーリーについてまとめています。
目次
27話:ロン(王子)の治療
医師の試験を受けることになったエリーゼ。
試験までの時間は残りわずかですが、エリーゼは「予想外な展開だけど、結果的にはよかったわ」と、前向きに考えます。
陛下との賭け(期間内に、医師として価値のある仕事を成し遂げること)に勝たなければならないので、結果オーライと判断したようですね。
そして職場に戻る途中。エリーゼは、職場の入り口の前で「ロン」に出会います。

突然、エリーゼの前にあらわれたロン。
ロンは「顔を見に来ただけだ」と言っていますが、本心では「来るつもりはなかったのに、なぜか足が勝手に・・・」と思っていたようです。多分、エリーゼに会いたかったのでしょうね。
ロンはそのまま帰ろうとしますが、エリーゼは「治療を受けていってください!」と言い、ロンの手をにぎって引き止めます。
以前、ロンは「時々めまいがする」と言っていたので、エリーゼは治療をしたいと考えたようです。
満面の笑顔で「私が治療して差し上げます」と言うエリーゼを拒めず、ロンは病院内に連れて行かれます。
そして、ロンの治療がスタート。
エリーゼは「疲労感を感じ始めた時期は?食欲は?体重に変化はありましたか?」など、いくつかの質問をしていきます。
しかし、途中から触診(医師が患者の体に触れて、病状を判断すること)が多くなり、ロンは顔を赤くします。

そして、問診が終わったエリーゼは、ロンの”めまい”の原因を見事に言い当てるのです。
さらには、ここ最近の症状まで事細かに言い当てたので、ロンは再び驚きます。
28話:あなたの娘は天才ですよ!
エリーゼの父親は、とても娘を大事にする優しい人です(過保護ですが)
ある日、父親は屋敷に院長を呼び出して「ローゼ(エリーゼの偽名)はうまくやっておるか?」と質問します。
そんな父親に対し、院長は「うまくやっているどころか、あなたの娘は天才ですよ!」と、のエリーゼについて語り始めます。
当然ですが、父親もこの話を聞いてビックリ。
何せ、今まで医療経験のない娘が、トップクラスの医師から「天才的な医者だ」とお墨付きをもらったのですから。
ただ、半信半疑ですけどね。
そして、この後。
院長は皇帝陛下にも呼び出され、エリーゼの状況について尋ねられます。
院長は「あの子は天才ですよ。決して買い被りではありません」という返答をするのですが・・・皇帝陛下は、エリーゼの手術を見ていないので、やはり信じません。


29話:王子、エリーゼに贈り物をする
今回の舞台は、王宮です。
王子は「エリーゼに手術の礼をしたい」と考え、エリーゼの兄に「そなたの妹は何を好む?」と問いかけるのですが・・・
兄「いちごケーキには目がないです。」
王子「他には?」
兄「マンゴープリンとバナナタルトと(略)」
王子「そういうものではなく、もっと贈り物に相応しい物だ!」
という会話になり、中々プレゼントが決まりません。そして結局、兄の提案もあり宝石をプレゼントすることに。

しかし、プレゼントを見たエリーゼは「遠慮いたします」と一刀両断。
「医者として当然のことをしただけです」と言い、宝石を受け取りません。とはいえ、王子(ロン)も「借りを返したい」と言って譲らないのです。
妥協案として、「また会えたら、いちごケーキをプレゼントする」という約束をします。


30話:誕生祭
今日は「誕生祭」です。貴族たちはドレスで着飾り、大勢でパーティーを開いてお祝いをする日なのですが・・・
エリーゼは高熱を出してしまい、立つのも苦しそうな様子。
父親はエリーゼを心配して「(誕生祭には)行かなくていい」と言いますが、エリーゼは無理をして出席します。
誕生祭に出席したエリーゼと家族。
父親や兄は挨拶に行ったため、エリーゼは1人残されてしまいます。会場の隅でイスに座り、「早く帰りたい」と思い待っていると
「久しぶりねクロレンス姫君。お元気でした?」と、女性の声が聞こえました。
エリーゼに話しかけたのは、同じ一族である ”チャイルド姫” 。前世では仲が悪く、喧嘩をしていた相手です。

31話:チャイルド姫との会話
チャイルド姫に出会ったエリーゼは、前世で自分が行った悪行を思い出します。
チャイルド姫の席にカエルを置いたり、靴をこっそり捨てたり、お茶をぶっかけたり・・・それはもう、彼女に陰湿な嫌がらせを行っていたのです。

自分の悪行を思い出したエリーゼは、すぐさまチャイルド姫に謝ります。
頭を下げて「どうかお許しください」と許しを請うその姿に、チャイルド姫はポカンとします。
「何よ急に。私をからかってるの?」と疑ったものの、別れ際には「今度、機会があればお茶でもしましょう」と言ってくれました。



引き続き、テーブルセットで休むエリーゼ。コホコホと咳(せき)をして、かなり苦しそうな様子です。そんな彼女の前に、1人の男性が現れました。
「宝石のように輝くレディ・・・なんとお美しい!」
男性の名前は、ルイ・ニコラス。
フランソエン共和国総統の1人息子であり、大陸の一部を治める名将。そして、エリーゼの前世では、彼の戦略によりエリーゼの兄(クリス)が命を落としています。
つまり、エリーゼの敵ですね。
警戒するエリーゼに、ルイは「私と一緒に踊っていただけませんか?」とダンスに誘います。
ダンスを断ることは失礼になるため、エリーゼはしぶしぶ誘いに応じますが・・・
その時。
「待て!その手を離せ」と声がします。
玉座にいたはずの王子が、エリーゼとルイの前に現れたのです。

