ピッコマで連載中の漫画『外科医エリーゼ』のネタバレ感想です。95話~96話までのストーリーについてまとめています。
王子とエリーゼは会えない日々が続きますが、その後どうなったのでしょうか?感想と一緒にネタバレを見ていきましょう!
外科医エリーゼ95話のネタバレ
王子、ついに帰還する
王子と従者たちは船に乗り、ロンドへと向かっていました。
戦後処理が終わったため、本日ようやくロンドに帰還できるのです。
一刻も早くエリーゼに会うため、王子は船のスピードを上げるよう指示します。
その頃のエリーゼ
医者としての業務が多く、忙しい日々を送るエリーゼ。
王子が帰還する日も、朝から手術を行っていました。
手術が思ったより長引いたものの、船は遅れて到着するのが普通です。
今から向かえば王子の出迎えができるはずと、エリーゼは手術室を出てから急いで支度をしますが…
手を洗っている時、ふと鏡を見てしまいます。
鏡に映っていたのは、過労でボロボロになった自分の姿。
貴族の令嬢らしからぬ姿に、エリーゼは悲しい気持ちになりました。
しかし落ち込んでいる場合ではないと、悲しさを堪えるエリーゼ。
そこに、背後から彼女を呼ぶ声が聞こえます。
王子との再会
「…エリーゼ」
その声は、エリーゼがずっと待ち望んだ王子のものでした。彼女に会うため、王子はわざわざ病院まで来てくれたのです。
王子は「会いたかった」と呟くと、エリーゼを後ろからフワリと抱きしめます。
エリーゼは心の中で「私も会いたかったです」と呟き、目を潤ませました。
王子にお茶を振る舞うことに
王子に抱きしめられ、頬を染めるエリーゼ。
とても甘い雰囲気ですが、なぜか彼女は「お茶でも飲みますか?」と提案します。
教授室(エリーゼの部屋)に美味しいお茶があるので、王子にご馳走したいと思ったようです。
エリーゼはお茶をご馳走するために、王子を自室へと案内します。
大量の書類と本に囲まれた部屋の中で、王子はキョロキョロと周囲を見回しました。
そんな王子を見て、エリーゼはきれい好きな王子はガッカリしたのかもと不安になりますが…
エリーゼの不安とは裏腹に、王子は教授室が気に入ったようです。
さらに王子は、エリーゼが王子のために編んだセーター(不格好でボロボロ)を発見してしまいます。
当然ながら、エリーゼは赤面してセーターを隠しました。
しかし。
王子はその反応を”悪い意味”に受け取ったらしく「誰に渡すつもりなんだと」「ミハイルに渡すつもりか」と不機嫌な表情をして問い詰めました。
エリーゼは否定しようとしますが…
その時、肘が書類の山にぶつかって崩れ落ちます。さらに運悪く、エリーゼが王子のために書いた手紙が見つかってしまうのです。
顔を真っ赤にしたエリーゼは、王子に手紙を出そうとしたけど上手く書けなくて仕舞い込んでしまったと説明します。
エリーゼの思いを知った王子は、顔を真っ赤にしながら彼女の手を取りました。
外科医エリーゼ96話のネタバレ
甘い雰囲気になる2人
見つめ合う2人。
流れる甘い空気。
そこにエリーゼの兄・クリスが登場します。
邪魔者が来たせいで、王子はとたんに不機嫌な顔になりました。
クリスはエリーゼを食事に誘いに来たようです。そして同時に、王子に挨拶して「陛下が呼んでいる」と伝えます。
というのも、王子は一刻も早くエリーゼに会いたかったので、必要な手続きをすっ飛ばしていたのです。
またすぐに会いに来ると言い残し、教授室を立ち去る王子。
その麗しい姿を見たエリーゼは、再び頬を染めて見惚れるのでした。
王子と陛下の再開
陛下と王子も、久しぶりの再会を果たします。
互いの体や戦争のことについて話した後、陛下はふと王子とエリーゼの婚約について尋ねました。
王子がいつ婚約するのか、王としても父親としても気になるところ。
すると王子は、婚約式なしに結婚することはできないかと質問しました。
陛下は一瞬だけキョトンとしますが、冗談だろうと受け流します。
しかし王子は真剣そのもの。
エリーゼと結婚するために、例外がないか宮内部長に確認しようと考えていました。
また会えない日々が続く
数日後。
エリーゼと同様に、王子もまた忙しい日々を送っていました。
というのも、新たに秘書となったクリスが優秀すぎて、休む暇なく仕事が入ってくるのです。
せっかくロンドに帰還したのに、王子はエリーゼと会えない日々が続きました。
そんな中、王子はエリーゼの姿を見つけます。
もうすぐ会議の時間でしたが、王子は「すぐに戻る」と言ってエリーゼを追いかけました。
王子はエリーゼを探しますが、見失ってしまったようです。近くにいた兵士にエリーゼの居場所を尋ねたところ、彼女はハーバー侯爵夫人の診察へと向かったとの事。
診察ならば邪魔はできないと、王子は諦めて会議室へと戻っていきました。
不穏な会議
王子が参加した会議には、メルキト伯爵も参加していました。
メルキト伯爵は、貴族派の序列2位にあたる権力者。チャイルド家に次ぐ実力を持つため、無視できない存在ですが…
その政治力ゆえに、皇帝派とは常に対立関係にあります。
そして困ったことに、今回の会議ではメルキト伯爵たちの妨害がより酷くなっていました。
これから王子とミハイルの争いが本格化するため、その影響もあるのだろうと王子は考えます。
一方その頃。
エリーゼは診察が終わったので、王子に会いに行こうとします。
次の手術まで1時間半。
短い時間だけなら王子に会えるだろうと考えたようです。